|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

カピタニオのジェリクルキャッツ

MicrosoftTeams-image (22)学校最大の行事学園祭は、晴天に恵まれ、9月10日、11日と開催することができました。

 

 

 

村手校長先生の開会の挨拶、

カピタニオのジェリクルキャッツの皆さん、本日はこの舞踏会にお集まりいただき、まことにありがとうございます。私はカピタニオのオールドジュトロノミーです。逆境に負けず、したたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する、強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫、それがジェリクルキャッツです。このカリタスの舞台、それぞれの展示会場で、縦横無尽に駆け回り、飛び跳ね、それぞれの個性を発揮し、互いのパフォーマンスと努力をたたえ合い、交流を深め、思う存分楽しんでくれたまえ。

で、令和4年度の学園祭が幕を開けました。

 

MicrosoftTeams-image (23)今年のテーマは、「女子高校生が作る歴史教科書」。

各クラス、その事柄の過去、現在を調べそこから未来を考えて、調べたことをゲームや実験を体験してもらいながら見る人を楽しませるように創意工夫を凝らした発表が目立ちました。

 

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特に今年の学園祭で感じたことは、各クラスに入った時に目についた黒板に描かれているアートの素晴らしさでした。

どのクラスも華やかで個性的なアートがテーマを感じさせてくれ、素晴らしかったです。

そこにも、絵を描く才能を持った生徒の存在を感じさせてくれました。

また、教室に設置してあるテレビも上手に活用していました。

他にも、張りぼて、クラス旗もあり、みんなで自分のできることを一生懸命にやっている姿が印象的でした。

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コロナ禍の学園祭だったので、密接を避けるためにクラスを移動させてリモートで見たりと準備の段階から気を付けながら実施しました。

生徒の皆さんの協力もあり、無事学園祭を終えることができました。

 

MicrosoftTeams-image (27)学園祭は一人ひとりがもらったタレントを発揮するチャンスがあるので、普段見られない生徒たちの様子を見ることができます。

今年はそれが顕著に表れていた感じがしました。

 

特に舞台でのパフォーマンスは、どこにそのエネルギーがあったのかと疑うほど、皆弾けていました(笑)。

 

2年ぶりの学園祭。高校生として初めて経験した生徒たちは、手探りしながら作り上げて(教員も然り)、それなりに達成感を味わえた学園祭でした。

特に、入学した時から行事らしい行事を経験できなかった3年生にとって、従来に近い学園祭を経験でき喜びと達成感を味わえたことが、生徒たちの表情から伺うことができ、私たち教員も報われました。

生徒会執行部の生徒たちも、これまで行事らしい行事がなかった分、出番もなくくすぶった感じでしたが、今回はやり切った感じがありました。

日に日に成長していく執行部の生徒たち。陰の立役者としての役割を十分に果たしてくださいました。

本当にお疲れ様でした!

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きっと、校長先生の挨拶通りにジェリクルキャッツらしく、逆境に負けず、したたかに生き抜き、自らの人生を謳歌した2日間を経験したことでしょう!

 

学園祭前、芸術鑑賞の日がありました。

今年は劇団四季「キャッツ」を鑑賞したばかりでしたので、その流れで学園祭を迎えたことを付け加えておきますね。(笑)

 

 

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お互いを尊敬し合ういのちの学習

1年生の「いのちの学習」は、6月に行われました。

1年生ということもあり、生理について、LGBT、避妊など基本的な内容でした。

生徒たちの感想を読むと、LGBTの話に興味を持っている生徒が多くいました。

やはり、今ニュースで話題になっている「同性婚」や、身近に心と体の不一致で悩む友人がいたり、自分自身のことで悩んだりしているからでしょうか。

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生徒達の感想を抜粋し紹介します。

 

*LGBTについて中学の時より、詳しいことを知りました。お話を聞きながら、多様性を大切にしなければいけないと改めて感じました。・・・生と性は同じようで違うので、その違いについても理解して大人になっていきたいです。

 

*小学生、中学生の頃も、命の学習のようなものがあったので、なんとなく知っていたが、自分の体は自分で守るということを改めて実感した。・・・海外では性の多様性が広まっていて、日本が遅れていることは知っていたが、海外との差がそんなにあると思っていなかったので、驚いた。生と性についてしっかりと理解し、すべての人を平等に認め合って生きていきたいと思った。

 

*性のことは家族や友人に話すことができず、つい一人で抱え込んでしまうことが多いので、今回伊藤先生が私たちのために性や月経薬のことなど寄り添ってお話していただいて、本当に救われました。・・・性教育をしっかりすることで、性被害などを防ぐ予防になると思うので、学校で改善していくべきだなと感じました。

 

*自分の性のことを自分から進んで調べようとしたことはなかったし、調べようとも思わなかったので、知らなかったこともたくさんありました。「女性だから」という理由で弱い立場にされることが多いけれど、自分自身のことを自分できちんと理解して弱い立場に置かれないようにしなければならないと思いました。

 

*相手と自分を守るためにも、理解しておくことが大事ということが分かった。誤った情報が出回っていて危険なので、情報が正しいか判断できるようになりたい。将来、自分が悩むことがあるかもしれないし、相談されるかもしれないので、正しい知識を知ることは大切だと思った。

 

*日本では性についてのことは、何故かタブーなイメージがあるから、あまり公に教えられる機会はないけれど、今日お話を聞いて、自分が間違って認識していた知識や知らなかったことがたくさんあって、知らないまま大人になっていたら怖いと感じた。正しい知識を学んだ今日から、自分の体は自分が責任をもって守り、正しい判断をしなければならないと感じた。

 

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この授業はLHRを利用して行われる関係で、1年生学年会のほとんどの教員が、伊藤先生のお話を聞いています。

最近、ある生徒と話していた時に、「このような授業を男子にもしないのですか?」と聞かれたことがあったことを思い出し、参加した男性教員に感想を伺いました。

 

「先生のお話を聞かなければ、男性に求められたら女性がNOと言えないことや、生理中のイライラ状態も知らなかったので、聞かせてもらってよかったです。生徒たちの様子を理解することができました。また、将来出会うパートナーとの付き合い方も教えてもらった感じで、このような時間を男性も聞いた方がいいと思いました。」

 

MicrosoftTeams-image (2)昔から女子だけが受ける性教育について、私は疑問に思っていました。男性も女性の体の仕組みや心理状態を学び、女性も男性の体の仕組みや心理状態を知ったうえでお付き合いをすれば、もっとお互いを尊敬し合う関係になるのではないかと思いました。

 

 

 

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現実を知る大切

20220528_100404_(1)-min[1]5月28日(土)毎年行われている藤前干潟の清掃活動ボランティアに、今回も大勢の生徒たちが参加してくれました。

当日は、夏のような陽気で現地には、多くの一般の人たちが清掃活動に参加していました。

 

 

参加した生徒の感想を、お伝えします。

 

*藤前干潟に着いて、もう掃除を始めている人がこんなにも多く集まっていることに感動しました。掃除をしている時も、ボランティアに参加している人たちから優しい声をかけてくださる人がいて、心も温かくなってきました。ゴミを拾いながら、ストローやビニール袋のゴミがたくさん落ちていて、これを魚などの生き物が飲み込む前に拾えてよかったと思いました。そして、自分自身ポイ捨てをすることのないように気を付けたいです。最後にみんなで拾ったごみ袋が積まれているのを見て、一人ひとり集めた量はそれほど多くなくても、たくさんの人が協力し合えれば、大きな結果を得られることに気づきました。まだまだ藤前干潟の現状やプラスチックごみの問題を知らない人が多いと思うので、まずは身近な人から伝えていきたいと思いました。

 

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*今回2回目のボランティア経験で気づいたことは、前回よりもカニなどの海の生き物を見つけることができたので、季節柄かもしれませんが、海の環境が良くなっているかのように感じました。2つ目に気づいたことは、土の中に埋まって、その場になじんでしまうほど前から捨てられているプラスチックゴミがそのままの形で残り、土と同化してしまっているマイクロプラスチックが多くあることから、このようにゴミ拾いをしても取り除けないゴミがたくさんあることに気づきました。このことから、過去の行為が現在に影響を与えている事実を実際にこの目で見て、改めてプラスチックの使用量を減らしていく努力をしなければならないことに気づかされました。今回のゴミの中にストローのゴミが少なかったのは、行動を起こせば結果がついてくることを学びました。

 

 

2012-9-6-1私たちは、おいしい空気を吸って、おいしい食べ物を食べて、自然に癒されていることが当たり前のような感覚で毎日を過ごし、この生活が永遠に続いていくような錯覚を持っています。だからこそ、こうしてボランティアに参加することを通して、現実の生活が見え、自分の生き方も変えられていくのでしょうね。

 

 

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素直な心

MicrosoftTeams-image (8)3年ぶりに宿泊の伴う修養会を、実施することができました。

 

コロナ禍の中では、学校で1日ないし2日で行っていましたが、やはり学校を出て他の施設で行う修養会は違いますね。

例年は2泊3日で行いますが、今年は1泊2日で過ごし、まさしく非日常生活を過ごす経験ができました。

 

止揚学園の福井先生から、知能に重い障害を持った人たちと過ごし、いろいろ学ばせてもらっていることを熱く語っていただきました。

また、片岡神父様から「善いサマリア人のたとえ話」から人間としての生き方を考えさせていただきました。

 

良いお話で心が豊かになり、つま恋の食事でお腹が満たされた修養会の様子を、生徒の感想文を抜粋して紹介します。

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*障害者施設の方々がわざわざ私たちのために遠方から来てくださり、講演をしてくださいました。

差別に対して敏感な方であったけれど、止揚学園の方は私と違う考えを持っていたので、他の人に耳を傾けてみると違う視点から見たり、違う意見を知ることができるから、このように学ぶのは本当に良い事なんだなと思いました。

 

 

*今まで体験したことのない様々な非日常を経験して、自分の知識や価値観などが広まり、また、たくさんのお話を聞いて「カピタニオ生」でなかったら絶対に気づけなかった「温かい命」「隣人」「愛」などについて知り、考え、これからの3年間だけでなく、その先の将来まで続いていくようなことを身に付けることができました。

そして、自分の経験が糧となったことを土台として、いろいろな行いをしていき「一粒の麦」となれるように、日々歩んでいきたいと思える修養会になれました。

 

 

*「善いサマリア人のたとえ話」を2度読んだが、主に生まれた感情は「放っておくなんてひどい」だった。神父さんの話を聞いていて、この話の深さが少しずつ理解できるようになった。

仲間だと思っていたものに見捨てられ、その上で見ず知らずの「けがれた敵」に救われる。そこまで考えてみると、何故イエスがこの話をしたのかが良く分かる。隣人のイメージがもっと広くなった気がする。

・・・私はこの社会が不思議に思える。

みんな心の中では愛を欲しているのに、周りの人に与えようとは一切しない。

「自業自得」「自分で責任を負うべき」と小学校などで教えられているからではないだろうか?自立とは少し違う気がする。

 

 

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*神父さんのお話の中で、「誰もが弱い存在」だという言葉が出てきたとき安心しました。

今の自分は何もかも慣れないものばかりで、普段の生活や勉強なども不安なものがたくさんあります。

でも、この講話を聞いて、周りの人も私と同じような状況に置かれているんだなと知ることができました。

1日目のグループワークでは、前から感じていた自分自身の弱い点を改めて感じました。

今まで直したいと思っていたけれど、まだ直せていなかったので、これが本当の自分の姿なんだと感じました。

 

 

*私は今まで過去を思い出しては落ち込んだり、何度も何度も反省を繰り返すことがたくさんありました。

福井先生のお話の中に「時間が戻ってくる」という言葉がありました。

自分を見つめ直すためには、現在と過去のどちらも見ることが必要で、恐れを感じることもありますが、「今」があるのは、「あの時」があるからだと思います。

これこそが「時間が戻ってくる」ということではないかと考えました。

 

 

 

MicrosoftTeams-image (12)生徒達の感想文を読むと、私の方が心を洗われ、素直な心になっていきます。高校生という感受性豊かなこの時期に、見えない世界を見る心の目、痛む人と共に共感できる心こそが、人生を幸せにするキーワードであることを確信したようです。

心が穏やかになると、人間は素直になれるのですね。

 

 

 

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やり切ったマナー講習

今年の1年生の女性学は、まずマナーを身に付けることから始まりました。その授業の一つに、外部講師によるマナー実習が行われました。

 

MicrosoftTeams-image (5)外部講師に、株式会社TAC武井美智子様をお呼びして実施しました。「何故マナーを身に付けるのか?」という武井先生の言葉から始まり、社会人としての基礎力、「考える力、考え抜く力、一歩を踏み出す力」を毎日の生活習慣から育てていくためには、マナーを身につけることが大切であることをお話してくださいました。

 

MicrosoftTeams-image (4)お話の後は、実習に入りました。まず、美しく見える立ち方、礼の仕方をした後、相手の呼びかけに対する「反応」、そして、相手の話した内容に対して、自分の行動を示す「意思表示」の「はい」を何回も繰り返しているうちに、武井先生から言わされている「はい」から自分の意思で言っている「はい」に変化していきました。(全体の空気が変化しましたよ!驚)

 

 

日頃授業を行いながら、生徒の反応がもっとあればいいのにと、個人的に思っていた私でしたので、このような短時間で生徒の行動が変化したことに感動しました。

生徒の感想を抜粋して紹介します。

*マナー講座を聞いて、初めて挨拶、返事の大切さがよく分かりました!私は返事をあまりせず、頷いて終わってしまうことが多いので、今日の講座を聞いて、しっかり返事をしていこうと思いました。

*返事をしているつもりでも、相手の目を見てすることや笑顔ですることは、できていないことを改めて実感しました。今回教えてもらったことを意識しなくてもできるように身に付けたいと思いました。

*マナーは相手の気持ちを左右する場合があることが、分かりました。一人では生きていけない社会で、マナーがきちんとできていない人は、マナーができている人より社会で困った時に協力してくれる人が少なくなってしまうと思いました。マナーをしっかり身に付けると、自分の人生も変化すると思いました。

*マナーを意識するだけで、相手を思いやることに繋がることが分かりました。また、挨拶をされると気持ちがよく嬉しくなるので、これから積極的に挨拶を行っていきたいと思いました。

*たくさん怒られてしまったけど、そのおかげでマナーの大切さがわかった気がします。マナーは対人関係においてなくてはならないものだし、今回学べてよかったです。

*マナーをがちがちにやったことがなかったから、面倒そうだと思っていたけれど、案外普段からやっているようなことだったりしたので、マナーは自分から遠いものではないと思い知らされた。

*マナー講座を聞いて、社会の厳しさを改めて知りました。自分が理解できていても反応をしなければ相手に伝わらないことを知り、きちんと言葉や態度で示さなければならないと思いました。

 

武井先生の2時間のご指導の下、1年生の生徒たちはやり切った感じを受けました。

日頃生徒たちと接していると、これくらいでいいのかな?と妥協してしまいがちになりますが、武井先生は生徒たちの可能性と将来のことを考えて「鬼の心」(笑)をもってご指導なさっている姿に感動致しました。

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もちろん、生徒たちの中には前向きになれず複雑な思いで参加している人たちもいたのは事実です。

しかし、自分の行動が周囲の人たちのやる気を削ぐことを学んだ後だったこともあり、自分の気持ちに従うことより、周りの人のことを考えて行動をすることが、自分の弱さを乗り越える経験になり自分の成長につながったことを体験したと思います。

この学びによっても、1年生がどのように成長していくのか楽しみになってきました(笑顔)。

 

 

 

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