今年も5月14日(木)に、第52回創立記念日を無事迎えることができました。外の暑さとは裏腹に、会場のカリタスホームの中は爽やかな風が式に参列している人たちの心の中を駆け巡っているように感じました。

聖バルトロメア・カピタニオへの祈り

 今年も5月14日(木)に、第52回創立記念日を無事迎えることができました。外の暑さとは裏腹に、会場のカリタスホームの中は爽やかな風が式に参列している人たちの心の中を駆け巡っているように感じました。それは、1803年北イタリアのローベレで誕生した聖バルトロメア・カピタニオが神の愛に忠実に応えた聖霊の働きが、私たち一人ひとりの心にも語りかけているように感じられました。全校生徒たちと保護者の方々、卒業生、来賓の方々と心を合わせて感謝と世界の平和のためにお祈りいたしました。この祈りを必ず神様が聞き入れてくださり、人々の心を愛の心に変えてくださることでしょう。

 み言葉の祭儀の中で祈られた共同祈願を紹介いたします。

*わたしがここ聖カピタニオ女子高等学校で学んだことは、勉強をとおして「人を思いやること」「どんなことにも挑戦すること」「女性としての強さ」など多くの大切なことを学びました。しかし、この地球上には学びたくても学べない人が、学校に通いたくても通えない子どもたちが、「女」だからと言う理由だけで学ぶ権利を奪われてしまう女性が大勢いることを知っています。私たちがこうして学校に通い学ぶことができることは決して当たり前のことではありません。どうか世界中の子供たちが自由に学ぶことができ、知識を身に着け、喜びや勇気、希望をもって生きていけますように。(生徒会長)

*カピタニオに入学して二回目の全校朝礼で、「当たり前を当たり前に」というお話をききました。そのことを考えなおしてみると、普通に学校に通えること。ご飯が食べられること。家に帰ると家族が待っていること。どれもがそうであると分かります。しかし、東日本大震災や四月に起きたネパールでの地震での被害をみると、当たり前を当たり前だと思ってはいけないと思いました。今日自分が過ごしている環境がとても幸せなことだとカピタニオに入学して改めて実感することができました。私はカピタニオで与えられた時間を、新しく出会えた人たちと一日一日大切に過ごしていきたいです。カピタニオでしっかり学び自信をもって社会に出ていきたいです。私たちが自分自身を誇れる人間になれるよう何事にも努力する力とみんなを愛する力をお与えください。(1年生代表)

*カピタニオ生となって、慣れなかった祈りも今ではさまざまな思いを込めて祈るようになりました。それは、「あなたが何気なく生きた一日は、昨日亡くなった人が生きたかった一日だということ」と言う言葉に出会ったとき、私の心に強く刻まれたからです。世界では宗教や民族間での紛争、領土をめぐる対立など目を覆いたくなるような争いが増し、また大規模な自然災害や環境破壊によって多くの尊い命が奪われています。このような世界の中で私たちはカピタニオの精神に生かされ、命を愛おしみ、人々に愛を持って奉仕できる人間に成長できるよう、一日一日を大切に過ごせますように。(2年生代表)

*聖女バルトロメ・カピタニオは決して恵まれた環境の中で育ったわけではありませんが、神様から与えられた才能と優しさで、様々な人々を救いました。子ども、病人、老人、貧しい人、特に危険に身をさらされている女性たちに、救いの為に手を差し伸べました。自分自身の命が短いと分かっていても自分のことを顧みず必要としている人々を大切にし、聖人への道を歩まれました。私たちも宗教の時間で学んだ愛の実践を通して、周りの人々を大切にし、思いやりをもって生きていくことができますように。(3年生代表)

 この祈願文に表現されているように、生徒たちは聖バルトロメア・カピタニオに出会い、聖女の思いを受け止め、自分自身に問いかけながら生きている様子が伝わってきました。彼女たちの生き方が出会う人々に神の愛をもたらし、人々を幸せにすることでしょう。

 

 

 

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