「一人ではないよ」
3月2日(木)は、あいにくの小雨模様でしたが、会場は温かな雰囲気に包まれていました。
その中で本校の第52回卒業証書授与式が、ご来賓の方々、保護者の皆様方に見守られて無事行われました。
生徒一人ひとりは、校長先生から「おめでとう」の言葉と一緒に卒業証書を受け取り、晴れやかな表情を私たちに見せてくれました。
この卒業証書1枚の中に、3年間支払った教育費、各自が味わった困難や苦しみ、皆と過ごしたかけがえのない思い出の時間がいっぱい詰まっています。
それを手にした生徒たちの3年間の感謝の気持ちと成長した自分をしっかり認めた自信が、会場にいる私たちに伝わってきました。
卒業式に読まれる、在校生「送辞」と卒業生「答辞」の今年のキーワードは、「一人ではないよ!」という感じを受けました。
それぞれ別々に「送辞」、「答辞」を考えて書いているのですが、当日聞くと必ずキーワードが重なりますから不思議です。
そして、今年はPTA会長さんの祝辞の内容も重なりました。
この学校で過ごした時間は、仲間がいたからこそ思い出を作ることができ、同じ女子と過ごしたからこそ自分を成長させられたものになりました。
これは生徒たちだけでなく、PTAの委員の方々にも当てはまり、カピタニオ学校を通じて出会えた人たちと時間に感謝です。
卒業した生徒たちとご家族の未来が神様から祝福され、どんな時も「一人ではないよ!」の言葉に支えられて希望を持って歩んでいかれますようにお祈りしております。