3月20日~29日、20名の生徒たちとイタリアの研修旅行に行ってきました。

目に見えない宝物

 3月20日~29日、20名の生徒たちとイタリアの研修旅行に行ってきました。

 

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 ローマに到着し、迎えのバスに乗り込みホッとしていたら、雨がポツポツ。

宿泊先の修道院のホテルに近づき始めた頃には、土砂降りの雨に混じりあられも降ってきました。

石畳のローマの道を重いスーツケースを引っ張りながら歩くこと10分。やっと修道院のホテルに到着。

出迎えたシスターたちは、ずぶ濡れの私たちのことを心配し、生徒たちの重いスーツケースを各部屋に運んでくださいました。

このシスターたちの親切に、生徒たちはとても癒されたようでした。

イタリア滞在中の雨をこの時一気に頂いたようで、翌日から帰国するまで傘に一度も触れることがありませんでした。

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イタリア滞在中の記録は、毎日Facebookに投稿されていましたので、私は生徒たちの様子から気づかされたことを紹介します。

 

「神様と出会った人たち」の生き方から、私たち一人ひとりにとって必要なものが与えられる旅行になればと祈りながら、10日間を過ごしました。

 

IMG_20180323_115936 アッシジで聖フランチェスコ大聖堂を訪れ、彼がキリストと出会い、この世のものから離脱していく様子がジョットの描いた壁画から伝わってきました(写真撮影は禁止なのでお見せできなくて残念)。

また、中庭にある聖人のご像にはいつも生きている白いハトがいて、当時の聖フランチェスコの姿を私たちに伝えているようでした。私たちはご遺体の前で、静かに祈りました。

 

 聖クララ大聖堂の地下を降りていくと、聖クララのご遺体が安置されていました。とてもきれいなお姿でした。

IMG_20180323_140651また、同じフロアーの反対側に聖女が使用していた衣服や道具が展示され、当時の聖女の清貧の生活がよく伝わってきました。

その中でも印象的だったのは、聖女が聖フランチェスコと同じ生き方をするために彼から長い金髪の髪を切ってもらったその髪を見た時でした。

とてもきれいで柔らかな髪を見ると、聖女が神への愛を生涯捧げたいという決心が伝わってきました。

 

IMG_20180325_145223 ローベレの街並みは、聖バルトロメア・カピタニオと聖ヴィンチェンツァ・ジェローザが生きた面影を今も漂わせてくれていました。

このような片田舎で生活したお二人が、まさか日本から自分たちを慕って訪れてくるとは想像もできなかったでしょう。

 

IMG_20180326_122210 また、聖バルトロメア・カピタニオが勉強するために通っていた聖クララ修道院を訪れた際、思いがけない出会いをすることができました。

それは、修練女の4人の若者たちが聖クララと同じ生き方をするために修道会に入ったお話を聞くことができたからです。

彼女たちは医師や数学・物理の教師、専門性を持って社会に貢献しているにもかかわらず、心から呼びかける声に従いながら修道生活を始めた経緯を聞く機会が与えられました。

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 ローベレから車で10分の所に、聖バルトロメア・カピタニオのおばあちゃんの家があります。

今回運転手さんの間違いで、私たちは道の途中でバスから降ろされ10分以上路頭に迷っていた時にご親切な方に出会い、無事目的地の家に到着することができました。

IMG_20180326_165202おばあちゃんの家は中が改装され、現在は修道院と祈りの場になっています。

そこのシスターアニェージェから、聖バルトロメア・カピタニオがどうして人々を愛することができたのか、その秘訣を3つ教えてもらいました。

1つ目は、神様が創ってくださった大自然の素晴らしさに気づき、その偉大な庭に住まわせてもらっていることに気づくこと。

2つ目は、自分の心の深いところから聞こえてくる声に耳を傾けること。

3つ目は、自分を信じ、確信を持つこと。この3つを持つことによって、人々を愛することができたことを話してくださり、シスターは私たち一人ひとりの頭に手を置いて、そのような生き方ができるように祈ってくださいました。

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ミラノにある本部修道院で、イタリア研修で得たものを分かち合いました。

ほとんどの生徒たちは、自分を知ることの大切さや自分を大切にすること、カピタニオの偉大さと本校の生徒である誇り、信仰や祈りの意味などが心に響いたようでした。

そして、この時期、この年齢だったからこそ、イタリア研修に参加できたことに心から感謝していました。

見えない宝物が、心の中にしっかりと納まったように感じました。

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