「共にすごしましょう」が、今回の止揚学園訪問のテーマでした。

家族の温かさ

 「共にすごしましょう」が、今回の止揚学園訪問のテーマでした。

IMG_0748そのテーマのもと本校の23名の生徒たちは7月14日・15日の2日間止揚学園で良い経験をさせていただきました。

あいにくの梅雨空で、予定していたプログラムは空を見上げながら実施するかしないか、常に選択を余儀なくされた2日間になりました。

みんなが楽しみにしていた花火は、残念ながらできませんでしたが、その代わり、ホールで夏祭りにつきものの出店が3店あっという間に準備されたのには、びっくり!

IMG_0883夕食後まだ雨が降っておらず、みんなで花火をする気満々だった時に、生徒たちも、その出店の準備に一役買い、アイディアを出しながら楽しめる出店を作ったのです。

学校では見られない生徒たちの様子に、生徒たちが潜在的にもっている才能に尊敬の念を持ちました(笑)。

この姿が学校でも出せるようになるといいのにと思いながら、思春期真っ只中で自分探しをしている生徒たちが自分を見つけてくれる機会になればと見ておりました。

 

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参加した生徒たちはこの経験をお互いに深め合うために、夜、分かち合いをしました。その時の様子をまとめてお知らせいたします。

 

IMG_0830*止揚学園に参加したいと思ったきっかけは、修養会での、福井生先生が職員の人たちとともに脳に重い障害を持っている人たちと関わられたお話を聞いて、止揚学園の人たちに寄り添い、彼らの言葉にならない言葉を聞きながら生活している様子に感動したことです。

障害をもっている人たちのことを、「仲間」と呼んでいることに驚きました。

 

IMG_0983*以前ボランティア活動で障害者施設に行ったことがあったけれど、ここは家族のようにお互いを労わり合い、障害を一つの個性としてとらえているから職員の人たちは上から目線の話し方をしないし、子ども扱いにせず、一人の人として尊敬を持って接している。

職員と仲間の人たちの信頼関係がそこにあり、いわゆる健常者と障害者の壁がここにはない。

 

IMG_0872*日常生活で疲れていた。止揚学園の人たちの笑顔に触れたり、体の触れ合いを通して癒された。

止揚学園の人たちの笑顔に触れると、自分は毎日作り笑いをしていることに気づいた。

 

IMG_0931*今年で3回目の止揚学園。

1年目の時は怖いと思い会話ができる人としか話さず、2年目は話せない人のそばに行って関わるようにして、3年目は車椅子の人のそばに行って関わることができた。

 

 

IMG_1084*今回訪問は2回目になり、多くの気づきをしたくて参加した。

止揚学園の人たちが話せない分、その人たちの行動を見ながら何が言いたいのか心で感じるように聞く努力をしたら、相手と通じ合うことができて嬉しかった。

すべての行動に意味があると思った。ここでみんなと過ごしていると、自分はこれまで“いい子”を演じていたことに気づいた。だから苦しかった。自分らしく生きていきたいと思った。

 

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生徒たちの分かち合いの中でよく出てきた言葉は、「温かい」「家族」「思いやり」の言葉でした。

IMG_0757血の繋がりがない人たちが相手を思いやりながら生活をしている場で共に生活させてもらい、家族について考える機会になったようです。

家にいるとき自分の家族に対する接し方について考えることもなかった生徒は、自分がどれだけ家族に支えられていたかに気づき、家に帰ったら感謝の言葉を伝えたいと思った生徒もいました。

今回参加した生徒たちは、止揚学園の方々とできるだけ多く触れ合いたいという気持ちがあったので、自発的に積極的に活動していました。

止揚学園の方々の素直さによって、生徒たちも素直な自分を発見する2日間になりました。

高校生の時期に、いろいろな経験をし、人と出会え、内なる世界を広げていくことは、人生の宝になりますね。

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