毎年行われている、全校生徒が集まって行う「慰霊の集い」は、コロナ禍に合わせて少し予定を変更して行いました

居場所

毎年行われている、全校生徒が集まって行う「慰霊の集い」は、コロナ禍に合わせて少し予定を変更して行いました。司式は春日井教会主任 北向修一神父様です。私たちにしてくださったお話を、抜粋して紹介します。

 

IMG_3791

 

「この聖カピタニオ女子高等学校が今も存続して私たちの学び舎になっているのは、先輩たち、教職員の方々のおかげです。

『私はあなた方のために場所を用意する』(ヨハネ福音書14章2節)

 

IMG_0064[1]と、イエスは言っています。これは、人間が寿命を全うしても、その魂は天国で安らかに憩うことができるということを示しています。だから、私たちはこの人生を意味のあるものとして、大切に時間を使おうとします。そして、私たちも限られた時間の中で様々な居場所を作ります。家族は私たちの居場所ですが、家庭以外でもそれぞれの場所が必要になります。皆さんにとっては、この聖カピタニオ女子高等学校ですね。

 

 

初期の生徒たちは学業に励みながら、グランドを整備する奉仕をしたと聞いています。先生方は大村はまさんの言葉通り

子どもたちはその日を2度と迎えないのだし、その時間も迎えない。教育者たる自分はいつでも最高の自分でなければならない。

という想いをもって教壇に立っています。今の私たちも準備された場所を守り、未来の後輩のためにこの場所で精一杯に活動をしています。この学び舎でたくさんの人が私たちのように働き、学び、いつかは過ぎ去る時の中で、文字通り聖カピタニオ女子高等学校という場所を守り愛した人々がたくさんいるのです。

何事も愛する方法は、それをいつか失うかもしれないと認識することである』

ギルバート・チェスタートン(1874~1936イギリス人)

 

今日の福音書のように、場所を誰であろうあなた方のために用意した人々こそ、この言葉は相応しく輝いています。私たちが慰霊する人たちは、そんな素敵な人たちなのです。どうか皆さんが、この先輩の方々に絆・繋がりを少しでも感じてくださるなら、それが一番の慰霊の儀式になるでしょう。」

 

IMG_3795

 

IMG_0069[1]こうして今年も全校生徒と教職員が一堂に会して、学校関係者の方々のために祈ることができたことに感謝したいと思います。神父様のお話にあったように、本校がこうして創立当初から教育活動を続けてこられたのは、たくさんの方々の生きた証があり、種を蒔かれたおかげです。その種が芽を出し、成長し、今では大きな木になってきました。この大木を成長させるために、後輩たちの居場所になれるように私たちの愛を注いでいきたいものです。

 

 

 

 

ページの先頭へ戻る