junko|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

「junko」 が執筆した記事

支援の輪

     秋になり台風19号の被害、首里城の火災と人々の苦しみが増した時期を、被災地、沖縄の人々と日本中の人々が苦しみを今も分かち合っています。

私たちができることで、その苦しみを担えることを考え、生徒たちは募金活動を行いました。

 

IMG_4721

 

 台風19号の募金活動は、10月26日栄で行いました。

多くの方々の温かいお心で、義捐金は 118,275 円集まりました。

校内で行った募金を一緒にして、カリタスジャパンに送金いたしました。

 

IMG_4722

 

 その後、首里城の火災が発生し、昨年修学旅行で首里城を訪問した3年生有志が全校生徒に呼びかけ、11月7日、8日の両日校門前に立ち登下校の生徒たちに呼びかけました。

生徒の送迎で校門に入ってきた方々からも義捐金を頂き、総額 51,000 円になりました。

金額の多さからも、一日も早く首里城の復興を願っている人々の心が伝わってきました。

さっそく沖縄県庁の口座に振り込みました。皆様のご協力に感謝いたします。

 

 

 

ページの先頭へ戻る

輝くいのち

   11月は「死者の月」です。私たちに関わってくださった方々に感謝とご冥福をお祈りし、今生きている私たちの人生、生き方を考える月でもあります。

 

 今年の本校の慰霊の集いは11月7日(木)に行われ、本校に関わってくださった亡くなられた先生、生徒、関係者、恩人のご冥福をお祈りいたしました。

司式は、春日井教会主任北向修一神父様です。神父様のお話を抜粋して、皆様と分かち合いたいと思います。

DSC_1718-001

 

この学校が今も存続して私たちの学び舎となっているのは、この人たちのおかげです。

この学校と関わったひとたちが卒業しても関わらなくなっても、学び続ける後輩である私たちのことを考えながらその一生を終えた人たちであることを改めて感じながら祈って頂けたら幸いです。

 

いつか人は寿命を迎え、また人によっては短い一生の中でも人々の記憶に残る輝かしい人たちもいます。

日本はラグビーで活躍しましたが、その立役者として長く日本ラグビー界を引っ張ってきた平尾誠二という方がいます。

誰しもが平尾誠二さんが努力したからこそ、今の日本ラグビーの活躍があることを知っています。

平尾さんは癌で53歳の生涯を終えましたが、最後まで応援を続け2016年10月、夢であり目標であった大会の開催を目にすることなく、この世を去りました。

その平尾さんの息子さんと山中教授の対談の中で、「ラグビーの試合中、思わず辺りをを見まわしてしまいました。

観客席のどこかに父が座っているんじゃないかな、と思えてならなかったから。

山中教授も同じことをおっしゃって、あぁ先生も同じなんだと、顔を見合わせてうなずきました」という記事がありました。

 

「愛している人を得ることはもっとも良い。愛してその人を失うことは次に良い」(ウィリアム・メイクピース・サッカレー)。

愛する人・大切な人と関われたら一番だけれども、本当にその人の価値を知るときは失われた時である。

だから、今の関わりを大切にし忘れないようにしなさいという言葉です。

 

今日の福音でも「あなた方が私を知っているなら、私の父を知ることになる。いやすでに知っている。」と述べています。

神様は身近な人との関わりの中で行くべき道を示していることを教えて下さっています。

私たちの道を先に切り開いてくださった人たちの輝きは、次の世代に繋がっている。

慰霊することは単に弔辞ということではなく、今の私たちの関わりの大切さを感じる側面を持っているのです。

DSC_1716-001

 

今日朝礼で慰霊の集いを行い、理事長先生が本校に関わってくださった方々の名前を読み上げてくださいました。昨年より2名の方が加えられていました。

名前を聞きながら、その方々の顔を思い浮かべることができ懐かしく思い出しました。

毎年読み上げられる名前を聞くことによって、その方々の学校への思いを受け止めることができますね。

そして、本校が着実に発展していることが、その人たちの生きた証になります。

皆様のご冥福をお祈りいたします。

 

 

 

ページの先頭へ戻る

マリア様の誕生日

 幼き聖マリア様のお誕生日は、9月8日です。

今年は日曜日と学園祭が重なり、9月7日(土)17時から修道院のチャペルで、マリア様の誕生日を祝うミサが執り行われました。

IMG_0070

 

司式をしてくださったのは、春日井教会主任司祭北向修一神父様です。

当日は、教会の信者の皆さんと数名の生徒たちと心を合わせてお祈りを捧げました。

IMG_0093

例年は生徒の参加がもう少し多くあったのですが、今年はクラスの仕事に追われていたようです。

 

 北向神父様が、ミサの中でマリア様について次のように話されました。

IMG_0077「マリア様は神からの恵み、両親からの恵みを、無駄にせずに生きた方です。

人々のために働き、イエスをこの世に産み出し、イエスとともに苦しみ、そして十字架の下に立たれた方です。

マリア様の生涯の最初と最期は神殿の中で働かれた様子が、聖書に書かれています。

 

IMG_0086マリア様の役割は、私たちの祈りを神様に取り次ぐことです。その中で、“結び目を解くマリア”を紹介します。

マリア様には私たちの人間関係のもつれた糸を解く役割があります。

マリア様に自分たちに与えられてる恵みを十分使うことができるように、人間関係でできたもつれの糸を解く力が与えられるように祈りましょう。」

とお話をしてくださいました。

 

 私たちが生きていくうえで避けて通れないのが、人間関係でできる問題ですね。

そして、それが生きていく中で私たちに苦しみを与えます。

マリア様に人間関係のもつれを解く力を願いましょう。

 

IMG_0072

 

「聖母マリア、神の母、私たちの母、私たちの人生のもつれ、結び目を母の心で解いてくださるあなたのみ手に委ねます。

私たちを苦しみや不安から解放してください。

あなたの取り次ぎによって、あなたの模範に倣うことによって、私たちを悪から解き放ち、私たちと神との交わりを妨げる結び目を解き、不安、過ち、誘惑、すべてのものから解放してください。

アーメン。」

 

ページの先頭へ戻る

「いのちの学習」から

  3年生が在学中、毎年聴いていた咲江先生からの「いのちの学習」のお話も今回が最後になりました。

DSC_0242

咲江先生のお話の内容は、3年生に話すのもこれが最後だと意識なさったようで、生徒たちが社会に出て困らないようにという親心を感じました。

また、聞く生徒たちも真剣に先生の思いをしっかりと受け止めていました。

毎年行っている講演会だからこそ、1年生より2年生、2年生より3年生と、生徒たちの意識も向上し「いのちの学習」のねらいが伝わっていくように感じました。

 

DSC_0238

 

生徒の感想を抜粋します。感想からどのようなお話がなされたか感じ取っていただければ幸いです。

 

*今日の講演を聞いて、私は避妊や中絶についてもっと深く知る必要があると感じました。

将来、自分にもしものことがあれば、しっかり避妊して自分の心に準備ができたら子供がほしいです。

それまでは男性に任せるのではなく、子供を産むのは女性なので、女性である私が自分の行動に責任を取っていきたいです。

3年間の「いのちの学習」を通して「性」の問題について考え、知識を身につけることができてよかったです。

 

*・・・また、産婦人科というと、どうしても“余程のことがないといかない所”というイメージがあり、ハードルが高い(?)感じがあったけれど、月経前症候群やピルのことなど、これからは女性として気がかりなことや不安なことがあれば気軽に頼ってみてもいいかなと思えた。

 

*望まない妊娠をしてしまうと、一生忘れることができない傷をかかえてしまうことになると思うので、今日聞いた話はずっと忘れないようにしたいと思いました。

これくらいなら大丈夫だろうという一瞬の間違った判断が一生に響いてしまわないように気を付けたいです。

でも自分だけが気を付けていればいいという話ではないので、相手の人ともしっかりとコミュニケーションをとることも大切だとわかりました。

 

*10代での妊娠はとてもリスクが大きく、もし妊娠してしまったときでも責任を負うのは「女性」と改めて知り、自分の命は自分で守るためにもきちんとした知識を持ちたいと思いました。

また、望まない妊娠ではなく、ある程度大人になって子供がほしいと思ったときの妊娠ができるように、正しい使い方で避妊用具を扱いたいと思いました。

 

*卵子と精子が出会う映像を見ることはなかなかないから、勉強になった。

セックスに対して相手がどれだけ考えているのか知るべきだと思った。将来、自分がするときになった時は知識を知っていないと、自分の体がボロボロになってしまうと思った。

自分の体は自分で守らないと、何が起こるかわからないと思った。相手の方が「大丈夫だから」と安易な考え方をしている時点で、その人は気を付けないとと思った。

 

*今回の講演会から妊娠と命の尊さを学びました。女性なら誰もが経験するかもしれない妊娠についての意識すべきことが多くありました。

また、お腹の赤ちゃんがお腹の中ですでに表情がでていることを初めて知りました。

これを知ることで命の尊さを感じました。

小さな命にも大きな意味があって、母として責任を果たすことの責任感を知りました。

 

*わかりやすい面白い講演でした。女性が「No」をハッキリ言うことの大切さを学び、これからの人生に役立てたいと思いました。

コンドームのメリットとデメリット、低用量ピルのこと、緊急避妊薬、人工中絶のリスクや女性にかかる身体的、精神的負担は大きいということを、男女ともにきちんと理解することが性被害の減少につながっていくのだろうと思いました。

他人に流されず、正しい情報をもって先の人生を歩んでいきたいと思える講演会でした。

 

DSC_0237

 

生徒の感想にもありましたが、このような「いのちの学習」は、男性にも大いに学んでもらいたいと思いました。

「性は生」と言われるように、その人の生き方と大いに関わってきます。

男性も性の大切さを知ってもらえれば、お互いを尊重し合える関係つくりができると思います。

本校の生徒たちが3年間で学んだことを、将来出会うパートナーに話してもらえることを願っています。

 

ページの先頭へ戻る

1歩目のSDGs

  認定NPO法人アイキャンが主催している「中部SDGs for ユース2019」 のアクションプランのうちの2つ、本校が例年実施している絵手紙交換と、今年初めての「SDGsスクールアクション」に参加しました。

絵手紙は、1年生が夏休み前に取り組みました。

今回「SDGsスクールアクション」として、本校が行った活動は、学校近くを流れる水瀬川河川敷きのゴミ拾い活動です。

出校日(8月19日)に河川のゴミ拾いを呼びかけると、あっという間に23名の生徒が参加の意思表示をしてくれました。

 

8月21日(水)午前9時開始。

蒸し暑さの中、手にごみ袋を持ち通学路を歩いていると、道端に落ちているペットボトルや空き缶が目に留まり、それを拾うことから始まりました。

IMG_0364

水瀬川に到着。

この河川の両側には桜の木が植えられており、桜が満開になる時期は本当にきれいな日本独特の景色を見ることができます。

夏なので両岸は草で覆われ、ごみが落ちていないように感じられましたが、草をかき分け進んでいくとペットボトル、缶、レジ袋が見つかりました。

見つけるたびに生徒たちの歓声。他には電池、ライター、毛染めスプレー、バケツ、傘などの日常品。

IMG_0354

河川の傍には、「ポイ捨てはやめましょう」と書かれた看板があちこちに設置されているのを生徒たちは横目で見ながら、

「なぜポイ捨てするのかな?」

「ひとり一人が心がければ無くなるゴミばかりなのに」

とつぶやいていました。

中にはレジ袋が千切れているの見た生徒は、

「これが海に流れ、魚が食べるんだね!」

と魚のお腹からレジ袋が出たニュースが現実味を帯びた様子でした。

IMG_0351

拾ったゴミの大半は、やはりペットボトル。

ゴミ拾いをした生徒たちは、この経験を通して「ゴミは、ゴミ箱へ」の当たり前のことをすることの大切さを実感したようです。

IMG_0356

一人の生徒は、次の感想を述べてくれました。

「今日のボランティアを通して私が気づいたことは、私たちに拾える量のゴミだったということです。

ゴミ拾いをし終わった後、感想を述べるときに悪い所(例えば、各自の責任感のなさ等)に目がいってしまいがちになるけれど、私はよい方向に考えてみることも大事じゃないかと思います。

それは、日本は諸外国と比べて綺麗な国です。

街中にゴミが落ちている国がたくさんある中で、これだけゴミが少なくて綺麗な日本に住めるのは幸せだなと思うとともに、もっと自分にできることがあることを実感させられました。」

IMG_0348

温暖化、異常気象、絶滅危惧種など地球環境の問題は、地球に住む私たち一人ひとりの生き方に原因があります。

そのことに気づくためにも、今回のように身近にできる河川のゴミ拾いの経験は、自分の生き方を考えるきっかけになった時間でした。

生徒たちの感想から、私たち大人の生き方が問われた感じがしました(痛い)。

ページの先頭へ戻る