2013年6月|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

「2013年06月」の記事

「いのちの学習会」を開きました

6月19日(水)は2年生、20日(木)は1年生の「いのちの学習会」(昨年度まで「性の学習会」と言っていました)を開きました。2年生は三枝園子先生から「お互いに尊敬しあえる関係作り」のテーマで、デートDVを中心にお話をしていただきました。お話の前に、高校2年生は、「大人になる独立への準備段階」であるので自分の行動に責任をもち、自分を大切にすることの重要性を強調してくださった後、デートDVの暴力の種類を具体的に教えてくださり、お互いを理解し合う大切さについて話してくださいました。

1年生は丹羽咲江先生から「女の子の体の仕組み、男の子との関わり方、性感染症等」の知っておかなければならない大切な知識を話してくださった後、自分の存在がどれだけ大切なものであるか、看護師さんから“命のストーリ”を胎児の模型を使いながらお話していただきました。1年生は性についての内容を全般的に話して頂きました。咲江先生から「自分を大切にすること」「大人にきちんと相談すること」「自分の気持ちを言葉で相手に伝えること」を丁寧に生徒たちに伝えてくださり、母娘で学ぶ良い機会になりました。

今年度は、この学習会を希望する保護者の方々にも参加していただきました。また、今回咲江先生が保護者と話し合う機会も作ってくださり、子どものことやご自分のことを質問する場面も見られました。

 

今回は、保護者の方々の声を抜粋して紹介いたします。

  • 性についての話題はなかなか親子で話すことができず、娘の質問にうまく答えることができませんでした。今日共通の講演を聞かせていただく機会をいただいたことで、娘と性について向き合っていけるといいです。(2年生)
  • 性感染症についてなかなか話ができないことなので、学校でこういう機会があるのはいい事だと思いました。いざという時に「イヤ」と言ってもいいことを、DVの知識として知っていると、男性と付き合うのも怖くないと思います。(2年生)
  • この高校生の大切な時期に聞かせていただいてよかったと思います。(親子では性感染症、デートDVの話をここまでなかなか話しができないので)これから自分の体、心を大切に生きていってほしいと思います。15歳?25歳大人としての独立準備の期間に親子で聞かせていただいて本当に良かったです。(2年生)
  • 本来なら親の責任として娘に教えるべきことなのでしょうが、成長するにつれ、なかなか話す内容も難しくなってきました。幼いころは絵本を使って年齢に応じた“性教育”をしてきたつもりですが。異性とのおつき合いも結局“思いやりの心”。自分を大切に相手を思いやれるステキな女性に成長してほしいものです。(2年生)
  • DVというと夫婦の事だと思っていたのですが、デートDVでも考えられることに気づきました。高校生に必要な内容だと思いました。性的な話は、なかなか親だと話しづらいので、今回のような講演会はありがたいです。(2年生)
  • とても分かりやすくて、為になりました。感動して涙が出ました。なかなか自分では話してあげられない、伝えにくい内容をこのように「いのちの学習」として講座を一緒に受けられて本当に良かったです。有難いです。(1年生)
  • 短い時間でしたが、内容が盛りだくさんで良かったです。また、講演後、咲江先生からいろいろとお話を聞けて良かったです。(1年生)
  • 教科書の勉強はもちろん大事ですが、こういったお話は、女の子には必要だと思います。間違った知識、いやらしいイメージではなく、正しいことを知ることができました。(1年生)
  • 父親と娘の接し方(父親と娘の間が気まずいので、どう親は娘に接したらよいのか教えてほしい)、父親向けの講座があるといい。(1年生)

性のお話は母娘で面と向かってお話しにくい内容です。しかし、とても大事なことなので、親子で同じお話を聞くことによって、お互いに話しやすくなるような気がいたしました。3年生は10月にありますから、ぜひ多くの保護者に参加していただければと思っております。

 

 

 

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ユリの香り

昨年の12月、マリア像前の花壇とルーチェガーデンに植えたユリが一斉に咲きました。創立50周年を記念して、教員と生徒たちが心を込めて土を耕し肥料を与えたお陰で、ユリの丈もすくすく伸び、私の身長を超えたものもあります。

 

 

カトリックではユリの花は、マリア様の清らかさを表しています。今、学校はユリの香りに包まれ、マリア様の御手に守られている感じがします。生徒たち一人ひとりをマリア様が導いてくださいますように!

 

 

 

 

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心に愛を注いだ修養会

2013年度修養会は、台風3号の接近が心配されましたが、学年主任の高山先生の3つのてるてる坊主のおかげで、6月12日?14日の3日間お天気に恵まれ、無事終わることができました。生徒たちと教員が心を一つにして、共に作り上げた修養会になりました。

その様子を、的確な言葉でみんなの前で話した実行委員長、副委員長の挨拶文を引用することでお伝えします。

 

 

【開会式での副実行委員長の挨拶】抜粋

修養会の目的は「カピタニオ生になる」ことです。良いお話を聞き、心の中に眠っている良いものに気づく。「私のこころ」と向かい、自分について考える機会を持ち、「今の私」に気づく。お互いに尊敬と思いやりを持って接することの大切さに気づく。私たちは大抵、携帯やテレビなど物が当たり前にあり、自由に過ごせるという日常の生活を過ごしています。携帯やテレビなど生活には絶対必要だと思い込んでいるものから離れ、非日常の中に目を置き、本当に必要なものと出会うのが修養会です。修養会は今の自分と向き合える絶好のチャンスです。この機会を無駄にすることなく将来にもつなげられるように一人ひとり頑張っていきましょう。・・・一人ひとりの意識を大切にし、良い修養会になるように頑張りましょう。そして、ここにいる全員が少しでも一粒の麦のような生き方ができるように、みんなでお祈りしましょう。・・・・

 

【閉会式での実行委員長の挨拶】抜粋

皆さんは、この修養会でどんなことを学び感じることができましたか。私は学んだことの中から二つのことを話します。一つ目は、自分の意見を持ち仲間と協力することの大切さです。これは、初日のグループワークから学びました。意見をまとめてくれる子や、みんなを笑わせてくれる子がいてくれたから、とても良い雰囲気で取り組むことができました。二つ目は、互いに思いやりを持つことの大切さです。これは、止揚学園の福井先生と西神父様のお話から学びました。私も目に見えていることだけでなく、目に見えないことも見ることができるようにして、思いやりの心が持てる人間になっていきたいと思います。・・・・皆さんも修養会で学んだ様々なことを活かし、愛と思いやりの心を持てるカピタニオ生になりましょう。・・・・

 

 

規律があり、生徒たちの笑顔、笑い声があり、私自身もゆったりとした修養会を過ごすことができました。携帯、テレビなしの非日常の生活から、生徒たちは人と関わることの楽しさを体験した事でしょう。修養会に出かける1年生を見送っていた2年生の生徒と交わした言葉、「修養会に行きたい。」「どうして?」「だって、いいお話が聞けるもん」。生徒の心に「良い話」の基準ができていることに喜びを感じ、生徒たちの長い人生の心の基盤をつくる一つの要因に修養会がなっていることを確信した瞬間でした。

 

 

 

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