2016年5月|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

「2016年05月」の記事

一粒の麦が地に落ちて

P5120031    今年の本校の創立記念日は、5月13日(金)に行ないました。第一部、瀬戸教会主任司祭インマヌエル・ビン神父様によるみ言葉の祭儀が執り行われました。

 第二部は、3月にイタリア研修旅行に参加した生徒たちからの報告が行われました。

 

 この日は、保護者の方々、卒業生、旧職員の先生が参加して祝ってくださり、生徒たちにとっても励みになったと思います。毎年合唱する「La Carità」の歌声は、聴く人たちに感動を与え、心を清めてくれます。

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 み言葉の祭儀の中で、理事長Sr.フランチェスカは次のようにお話をしてくださいました。

P5120035 「カトリック教会は今年“いつくしみの大聖年”をお祝いしています。聖バルトロメア・カピタニオの生活の基礎になっていたのは、この“いつくしみ”です。

 彼女は神の愛を体験し、人々にその愛を注ぎました。そして、修道会の会員に“いつくしみの業”を行うように伝えました。

 “いつくしみ”という言葉を言いかえれば、隣人愛、思いやり、奉仕、親切、憐れみ、ゆるし等です。いつくしみの実践の場は、家庭から始まります。

 聖バルトロメア・カピタニオの父親は、酒乱で暴れ家族を困らせていましたし、妹も気が強く我儘な性格でした。

 そのような家族に対して、彼女は父の弱さを理解し父親の傍に寄り添ったりして、置かれている家庭の中で毎日実践的な愛の業を行いました。

 また、病気の人を看病したり、刑務所に収容されている人たちに慰めの言葉をかけに行ったりしていました。

P5120025 このような愛の実践を行うために彼女はいつも神に、「あなたからいただいた命、健康、才能、目、手、足全て、人に役立つように努めます。」と神のいつくしみで人々に接することができるようにと祈っていました。

 私たちも実践的な愛を生きるように呼ばれています。」

 

 

 創立記念のお祝いが終わった後、ある教員が保護者の方から、次のようなことを聞いたと報告してくださいました。

「娘はこの学校に入学させてもらい、1ケ月しかたっていませんが、本当に変わってきました。挨拶を言えるようになってきたのです。

 “お弁当がおいしかった!ありがとう。”とか、朝“おはよう!”と挨拶をしてくれるようになったのです。」この生徒も、聖バルトロメア・カピタニオの生き方を家庭で実践していると思うと、まさしく一粒の麦がまかれて実を結んでいますね!

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 当日、聖カピタニオに捧げられたお花は、私たちの生活を支えてくださっている市役所・警察署・消防署・最寄駅等や中学校に感謝の気持ちと一緒に届けさせていただきました。

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エクアドルの募金

 南米エクアドルで4月16日夜(日本時間17日朝)、マグニチュード7.8の地震が起こりました。

 死者の数は、650人以上。私たちは国内はもとより国外の災害にも目を向け、5月3日(火)13時から15時まで瀬戸市のパルティせとの前とアピタの入り口で募金活動を行いました。

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 募金してくださった方々の中に、「熊本ですか?熊本はやらないのですか?」と声をかけてくださる方々もいらっしゃいました。熊本のために力になりたいと思っていらっしゃる方々が多く、その想いが伝わってきました。

IMG_5466 IMG_5468生徒たちの出身中学の先生にも出会い、先生は「あなたたちがボランティアをするようになるまで成長した姿を見て嬉しかったよ。」と言って飲み物を差し入れしてくださいました。

 また、路地を走っていた軽トラックのおじさんは、わざわざ車を止めて、「少しだけれど・・・」といって窓を開けて献金してくださいました。

 親子連れの家族は、親が財布からお金を取り出し子どもに渡す姿はほほえましく、子どもも嬉しそうに募金箱に献金していました。このようにして子どもたちは、親から人を助ける仕方を学ぶのですね。

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 私たちの呼びかけに大勢の方々が協力してくださり、生徒たちも「人の役に立てて良かった。」「人々の温かい心に触れて嬉しかった。」「頑張ってねと声をかけてもらい元気をもらった。」「みんなの心は優しい。」と、人々のために働くことが自分の心をこんなにも満たしてくれるということを体験できた生徒たちの顔は輝いていました。

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 今回活動に協力してくださった方々の思いやりの心や、参加した生徒たちの苦労、喜びを、神様が勇気と希望にかえてエクアドルの人々に与えてくださいますように!

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 瀬戸市の皆様からのご寄付は、80,254円になりました。早速、カリタスジャパンを通じてエクアドルの皆様にお届けします。皆様の温かいご支援、本当にありがとうございました。

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熊本地震募金

    熊本で地震が起きて10日たった4月23日(土)、午後1時から3時までの2時間、名古屋駅豊田駅の3カ所で募金活動を行いました。栄、名古屋駅には多くのグループが募金活動を行っていました。

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 で皆が集合するのを待っていた時に、30代の女性が「私卒業生です。」と言って、募金箱にお金を入れてくださいました。

P1020049 その後2グループに分かれて、自分たちの場所を探していた時に、その卒業生がジュースを生徒たちのために買って来てくださいました。

 その思いやりに生徒たちは、どんなに励まされたかわかりません。1つのグールプは場所を探すのに、あちこちと移動しながら募金活動をしていました。

 2時間が過ぎ生徒たちが帰る時に、隣で募金活動をしているグループに生徒たちは自分のお財布からお金を出して募金をして帰っていきました。ジーンとさせられ、胸が熱くなりました。

 273,430円のご協力を頂きました。

 

写真 2016-04-23 13 39 57 名古屋駅のグループは、大勢のグループがいたために場所を探そうとしていたところを見かけた若者のグループの方々が、私たちのために場所を提供してくださいました。

 そのお陰で、2時間募金活動を行うことができました。そのグループの方々は場所探しに色々な所に行かれたようでしたが、結局場所がなく2時間後私たちの所に戻ってこられました。

 180,033円のご協力を頂きました。

 

IMG_0062 豊田駅のグループは、募金してくださる人の中に熊本出身の人たちもいらっしゃり、「僕は、熊本出身です。僕の方こそ、ありがとうございます。」とお礼を言われたり、鹿児島の方から「頑張ってね!」と励ましのことばをいただき、生徒たちも一段と大きく元気な声で人々に呼びかけていました。

 100,714円のご協力を頂きました。街頭募金の合計は、554,177円になりました。

 

 募金活動を通して、生徒たちは多くの方々の善意に触れ、心が豊かに満たされた午後になりました。ご協力いただいた皆様に、感謝申し上げます。

 生徒会が中心になって2日間行った校内募金は、49,115円になり、街頭募金と合計すした603,292円をカリタスジャパンを通じて被災地に送らせていただきました。

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身近な国際交流

      本校の英語コースは、毎年アデレードにあるミッションスクール3校に留学しています。

 その内の1校であるマキュロップカレッジから女子生徒7名と大阪に姉妹校があるカーディンカレッジから男女の生徒10名、総勢17名が本校を訪問し、歌で交流会を持ちました。

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 オーストラリアの生徒たちは、「さくら」を日本語と英語で歌い始め、私たちを驚かせてくださいました。

 P4180026P4180031その後、オーストラリアの民謡、ビートルズの歌、ピアノとバイオリンの演奏を披露してくださった後、引率の音楽の先生が私たち生徒も巻き込んで、簡単な曲を教えてくださり全員で合唱して楽しみました。

 歌は人々の心を一つにするってこのことですね。感動しました!

 

 次は私たちの演奏。「鹿のように」を歌い始めたら、ステージにいたオーストラリアの生徒たちが私たちの澄んだ歌声を聞いて驚いている様子が、遠くにいた私にも伝わってきました。

 「パワー オブ ユアラブ」、最後に「校歌」を合唱しましたが、歌詞の最後の「聖カピタニオ」というフレーズに本校の生徒である誇りが感じられました。

 どの歌も歓迎の心を込めて歌っていることが本当に良く伝わってきました。引率の先生方からも、「素晴らしい歌声でした。誇りを持って歌っていましたね。」と感想を頂きました。皆さんにも聞かせてあげたかったですね(笑)。

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 歓迎会が終わった後、帰る時間まで(1時間ほど)、英語コースのクラスへ行って再会を喜び合っていたり、男子はバレーボール部、バスケットボール部、サッカー部に積極的に参加し、本校の生徒たちに技術的なことをアドバイスしている男子もいて、生徒たちにとっても思いがけない男子生徒との交流で内心は恥ずかしかったのではないかと思います。

 

 翌日は午後2時間授業に参加し、生徒と交流を持ちました。オーストラリアに留学していた時のお礼の意味を込めて、生徒たちは活き活きと積極的に関わっていました。

 日常生活で、こんなに自然な形で国際交流ができる機会を与えられて、お互いを知る良い経験になったと思います。

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