2019年10月|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

「2019年10月」の記事

「いのちの学習」から

  3年生が在学中、毎年聴いていた咲江先生からの「いのちの学習」のお話も今回が最後になりました。

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咲江先生のお話の内容は、3年生に話すのもこれが最後だと意識なさったようで、生徒たちが社会に出て困らないようにという親心を感じました。

また、聞く生徒たちも真剣に先生の思いをしっかりと受け止めていました。

毎年行っている講演会だからこそ、1年生より2年生、2年生より3年生と、生徒たちの意識も向上し「いのちの学習」のねらいが伝わっていくように感じました。

 

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生徒の感想を抜粋します。感想からどのようなお話がなされたか感じ取っていただければ幸いです。

 

*今日の講演を聞いて、私は避妊や中絶についてもっと深く知る必要があると感じました。

将来、自分にもしものことがあれば、しっかり避妊して自分の心に準備ができたら子供がほしいです。

それまでは男性に任せるのではなく、子供を産むのは女性なので、女性である私が自分の行動に責任を取っていきたいです。

3年間の「いのちの学習」を通して「性」の問題について考え、知識を身につけることができてよかったです。

 

*・・・また、産婦人科というと、どうしても“余程のことがないといかない所”というイメージがあり、ハードルが高い(?)感じがあったけれど、月経前症候群やピルのことなど、これからは女性として気がかりなことや不安なことがあれば気軽に頼ってみてもいいかなと思えた。

 

*望まない妊娠をしてしまうと、一生忘れることができない傷をかかえてしまうことになると思うので、今日聞いた話はずっと忘れないようにしたいと思いました。

これくらいなら大丈夫だろうという一瞬の間違った判断が一生に響いてしまわないように気を付けたいです。

でも自分だけが気を付けていればいいという話ではないので、相手の人ともしっかりとコミュニケーションをとることも大切だとわかりました。

 

*10代での妊娠はとてもリスクが大きく、もし妊娠してしまったときでも責任を負うのは「女性」と改めて知り、自分の命は自分で守るためにもきちんとした知識を持ちたいと思いました。

また、望まない妊娠ではなく、ある程度大人になって子供がほしいと思ったときの妊娠ができるように、正しい使い方で避妊用具を扱いたいと思いました。

 

*卵子と精子が出会う映像を見ることはなかなかないから、勉強になった。

セックスに対して相手がどれだけ考えているのか知るべきだと思った。将来、自分がするときになった時は知識を知っていないと、自分の体がボロボロになってしまうと思った。

自分の体は自分で守らないと、何が起こるかわからないと思った。相手の方が「大丈夫だから」と安易な考え方をしている時点で、その人は気を付けないとと思った。

 

*今回の講演会から妊娠と命の尊さを学びました。女性なら誰もが経験するかもしれない妊娠についての意識すべきことが多くありました。

また、お腹の赤ちゃんがお腹の中ですでに表情がでていることを初めて知りました。

これを知ることで命の尊さを感じました。

小さな命にも大きな意味があって、母として責任を果たすことの責任感を知りました。

 

*わかりやすい面白い講演でした。女性が「No」をハッキリ言うことの大切さを学び、これからの人生に役立てたいと思いました。

コンドームのメリットとデメリット、低用量ピルのこと、緊急避妊薬、人工中絶のリスクや女性にかかる身体的、精神的負担は大きいということを、男女ともにきちんと理解することが性被害の減少につながっていくのだろうと思いました。

他人に流されず、正しい情報をもって先の人生を歩んでいきたいと思える講演会でした。

 

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生徒の感想にもありましたが、このような「いのちの学習」は、男性にも大いに学んでもらいたいと思いました。

「性は生」と言われるように、その人の生き方と大いに関わってきます。

男性も性の大切さを知ってもらえれば、お互いを尊重し合える関係つくりができると思います。

本校の生徒たちが3年間で学んだことを、将来出会うパートナーに話してもらえることを願っています。

 

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