クリスマスミサ|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

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「救い主がお生まれになりました」

12月22日(月)午前10時からカリタスホームで、クリスマス会が行われました。待降節の奉仕活動で生徒たちは、「愛は形になく、目には見えないけれど、見えないものこそが人間にとって、私にとってかけがえのない唯一の存在だと気づくことができました。」と感想を述べてくれました。奉仕活動を通して出会った人々から、たくさんの愛をもらった生徒たちは、今日のクリスマスミサで皆さんのためにお祈りを捧げることができました。

 

今年も刈谷教会主任フィリップ神父様の司式で、クリスマスミサが行われました。神父様は「私が日本に来て25年になります。日本語を習った時、ダメ、ダメと何回も言うのは良くないと言われたけれど、今年は『だめよ、だめ、だめ』という言葉がはやり流行語も時代とともに変わりますね。ユングは『人間をつくるのは10ヵ月ではなく、70年かかる。』と言っていますが、それは人間死ぬまで時間が必要であると言っています。毎年クリスマスを祝うのは、神と共に歩みながら 、神と自分と隣人を愛することができるようになるためです。神の子が人となってこの世にお生まれになったことで、人は計り知れない尊厳を持っていることを教えてくださいました。クリスマスの日、自分を産んでくださった両親に感謝し、自分を信じ、社会に必要とされる人間になっていきましょう。」とクリスマスのメッセージを私たちにユーモアを持って伝えてくださいました。神父様は何回も「自分は素晴らしい人間であると思いなさい。自分を信じなさい。」と話してくださいました。

 

授業でクリスマスの説明をする時に、「私は神から愛されている存在」であることを話します。一人ひとりが人間のこの現実を理解したら、世の中の問題はほとんど解決されるでしょう。今年もいろいろ悲しいことが日本、そして外国でたくさん起こりました。特にテロによる子どもたちの犠牲に心が痛みました。幼い子どもたちの命を育む使命を与えられた大人たちの心が、平和で満たされるように祈りたいものです。皆様、良い年をお迎えくださいますように!

  

 

 

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神の祝福が皆様に!

1年の締めくくりの紅白歌合戦とまではいきませんが、12月19日本校の音楽会が行われました。今年の歌声を聴いていると、歌詞に共通の言葉は、「道」と「希望」のように感じました。各クラスの前向きな生き方が、歌詞に表わされていたように思いました。お互いの声を聴き合いながら、自分の声を調節して一つのハーモニーを創り出していく合唱は、一人ひとりの心を一つにしてくれますね。

行事が盛りだくさんある2学期の締めくくりは、クリスマスミサです。今年も刈谷カトリック教会主任司祭フィリップ神父様に、ミサの司式をしていただきました。ステージは、モミの木とオーナメントを使用したオブジェでシンプルにそして上品に飾り付けました(笑)。ステージの準備は、教員が協力しながら飾りつけをします。まさに生徒たちへのプレゼントですね。

フィリップ神父様からユーモアたっぷりのお話の中で、今年は次のようなクリスマスメッセージをいただきました。

「・・・・人を愛した経験や、平和になった経験がある人は、人を愛することができるし平和を作ることができる。そして、今自分が選んで歩いている道は、好きだから今の生き方をしているのであって、どうしようもなかったから、これしかなかったからと生きているのではない。愛することは『信じること』『与えること』『許すこと』である。私たちに叶えられない夢はない。人間には何もできないことはない。それをイエスが私たちに教えてくださった。強い人とは、どんなことにも耐えられる人、自分に自信を持っている人であることをイエスは私たちに教えてくれたし、そのような生き方ができるように力を与えてくれた。」神父様は例えを使って次のように話してくださいました。「一人の絵描きが世界で一番綺麗なものを描きたくて考えていた。世界で一番綺麗なものは『希望』と思ったけれど、それをどのように表現すればいいか考えながら歩いていた。すると娘に出会った。娘は、世界で一番綺麗なものは『愛』と答えた。次に出会ったのは兵士だった。兵士は、世界で一番綺麗なものは『平和』と答えた。絵描きは全ての答えが抽象的なので、どのように描けばいいのか困り果てて帰路についた。玄関を開けると、可愛い孫が飛びついてきた。そして家族そろって夕食を食べている時に、絵描きは世界で一番綺麗なものは『家族』であることに気づいた。家族の中で私たちは『愛』『平和』『希望』を体験している。私たちにとって生きるために大切な場所は『家族』である。」とお話をしてくださいました。

ミサの終わりに歌う恒例の「ハレルヤコーラス」は、各学年の声が1つになり3部合唱の美しい響きとなって私たちにクリスマスの喜びを伝えてくれました。

今年は創立50周年の記念すべき年でした。各行事で合唱している曲は、シスターカテリーナ(イタリア人)が生徒たちに教えてくださったものです。その曲を歌うことが本校の伝統になっています。シスターカテリーナ(享年92歳)は、長い闘病生活の末11月にイタリアで帰天なさいました。私たちの歌声はきっと天国のシスターのところに届いたと思います。

マリア像前に作られる馬小屋(イエス・キリスト誕生場面)は、イタリア風の家に作り上げられました。毎年、社会で必要としている人々のためにと、お米や下着類など心温まる品物が、馬小屋のクリスマスボックスに入れてあります。その中に毎年のように文房具類を入れてくださる方があり、1年間準備してくださっている様子が伝わってきます。この文房具類は児童養護施設に、その他の品物はホームレスを支援している所に、それぞれ贈らせていただいてクリスマスの喜びを分かちあっております。

今年も本校は、たくさんの方々に協力、支援をいただきました。心より感謝申し上げます。新しい年、皆様の上に神様の祝福が豊かにありますように、お祈り申し上げます。

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相手を生かすことを学んだ12月

本校恒例の奉仕活動は、12月6日、7日の2日間行われました。この期間、施設の方々に大変お世話になりました。今年のキーワード「GIVE?受けるより与える方が幸い?」をモットーに、保育園、幼稚園、老人ホーム、授産所、病院、校内作業、募金へと赴き、奉仕活動に取り組んできました。活動後の感想文を読むと、生徒たちは「?してあげる」のではなく「?させていただく」ことを体験的に学び、「してあげた」と思っていたことが、実は自分の方がたくさんのものをいただいていたということに気づくことができたようです。これが本当の喜びですね。

 

奉仕活動が終わった次週から、各クラス授業後に音楽会の練習が本格的に始まりました。外が薄暗くなって、本校の馬小屋や校舎のイルミネーションが輝き始めた頃に、クラスから澄んだ歌声が響きわたってきます。外から眺めると、ステージと同じように雛壇を作り指揮者の指示通り大きな口を開けている姿は、クラスの団結を表していました。中には、歌いたくない生徒、練習をしないで帰りたい気持ちを抑えている生徒もいます。しかし、クラスのみんなのために自分の弱さと戦いながら歌うことによって、歌声はさらに澄んでくるのでしょうね。

 

そして、自分中心の心から他者中心の心へと準備しながら、クリスマスを迎えます。今年も刈谷教会主任フィリップ神父様の司式で、クリスマス祝賀ミサが執り行われました。3年生のキャンドルサービスから始まったクリスマスミサ。ギャラリーでハンドベルの音色から始まる「まきびと」の合唱に合わせ、羊飼いたちが馬小屋へ救い主イエス・キリストを拝みに行ったように、私たちもステージに準備されている聖家族のもとに、イエス・キリストの誕生をお祝いに行きました。

 

ミサの中でフィリップ神父様は、「クリスマスは一人ひとりにとって大切なお祝いです。」と話され、「私たちの存在は絆を作り、大切な人とつながっています。そこで生まれた出会いは、絆を生みます。その絆を大切に育てるために、愛することが大切です。愛することは、与えること、赦すこと、信じることです。それによってお互いの絆が生まれ、絆を育てていきます。それは、人種、国家間を超えて生まれるものです。」と、ユーモアをもって私たちにクリスマスのメッセージを伝えてくださいました。

 

今年も残り少なくなってきました。一年間を振り返ると、自分の思いに反することも多々あったと思います。でも、それを自分の目線から神の目線でみると、そこに神の愛があることに気づけるのかしれません。 一つひとつの出会いを大切にして、新しい年をお迎えください。皆様の上に神様の祝福が豊かにありますように、お祈り申し上げます。

 

 

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