笑顔|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

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花に囲まれた校舎

 

さわやかな5月になり、4月の温かな日のおかげで、校舎の周りのつつじや花壇の花が満開になりました。花々に囲まれた校舎で生活できるのは、定期的に花壇のお世話をして、私たちの心をなごませてくださる方のおかげです。

 

 

 


先日、卒業生が学校を訪れ、近況報告をしてくれました。その話の中で彼女は、次のように話してくれました。「書店の店頭に置いてあった本を、手にとって中を見たら心を打つお話だったので買いました。本の題名は『置かれた場所で咲きなさい』シスター渡辺和子さんの本でした。私がこの学校でシスターに出会っていたから、シスターに興味を持ったのでしょうね。」そして、「とってもいい本だったから、読んだらいいよ。」と一緒に来た級友にも勧めていました。

本の“はじめに”のところに書かれていた「咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることなのです」(P.3)の1文が心に留まりました。校舎の周りに咲いている花たちは、こんな気持ちで咲いていると思うと愛おしくなりました。そして、この学び舎で過ごしている生徒たちも、この花たちのように周囲を幸せにできる生き方を学んでいってほしいと願っています。

 

 

 

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希望の日

2013年度入学式が、4月6日(土)10時よりカリタスホームで行われました。前日の天気予報で暴風の荒れ模様といわれていましたが、みんなの祈りが神様に通じたおかげでしょうか、式が無事終わるまで雨模様になることはありませんでした。土曜日とあってご両親や兄弟姉妹で参加してくださり、会場はいっぱいになりました。

 

10時にマドレの鐘が鳴り響き、入学式が始まりました。担任の先生から一人ひとり呼名され「ハイ」と元気な声で応えている様子を見ていると、今年1年の人間関係の第1歩が始まったという感じを受けました。新校長の小池先生から聖バルトロメア・カピタニオの「私は常に平和な心を保ち、明るい笑顔と優しい言葉、優しい態度で人に接したいと思います。」という言葉を引用し、教職員一同この言葉を心にとめて指導に当たることを保護者に向けて話されました。新入生にはキング牧師の有名なスピーチ「I have a dream」から、仲間と共に夢を実現すべく自分の道を切り開くことの大切さを語られました。そして、「喜びの声が響き渡る学校。1日の挨拶に始まり、お祈り、聖歌、ありがとうという感謝。学習、友達との会話、部活動、様々な行事での笑顔、頑張ったねと言う声掛け、等々。生きている喜びが学校中に響き渡る、そんな学校でありたいと願っています。」とみんなに呼びかけられました。

 

新入生代表の生徒は、「・・・これからの三年間、清い心を持って、高校で過ごす日々の中で勉学はもちろん、部活動や生徒会活動などにおいても積極的に取り組み、新たな経験を通し多くのことを学び、社会に奉仕し貢献できる力を養いたいと思います。・・・家族や先生方、そして今日まで伝統と歴史を築き、守ってこられた先輩方に恥じることのないように一つ一つの行動に責任を持ち、自立した女性になれるように心がけていきたいと思います。この三年間で私たちは新しい出会いを通じて、それぞれの翼を大きく広げ夢に向かって羽ばたきたいと思います。そして伝統ある聖カピタニオ女子高等学校の生徒としての誇りを持ち、人を愛し、互いに尊敬しあえる生徒になれるよう努力することを誓います。」と、本校の教育目標「清い心」「奉仕」「責任」の言葉を入れた誓いの言葉を堂々と宣言してくれました。

 

本校に新たな風が吹き込まれ、歴史の次なる1ページが始まりました。校長先生と新入生代表の生徒の言葉を聞きながら、学校が人間として大切なことを学ぶ学び舎であることを再確認し、生徒たちが3年後に自立した女性として今日頂いたローソクに灯をともしながら旅立つ姿を、一人思い浮かべていました。生徒たちの成長している様子をまたみなさんと分かち合いたいと思います。

 

 

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笑顔の美しい女性に出会いました!

 

平成24年度学園祭初日、生徒会企画の講演会が行なわれました。「希望あふれる未来に向かって」というテーマで佐野有美さんのお話をお聞きしました。

佐野さんはご自分の高校時代に悩んだ“ありのままの自分を受け入れることの難しさ”や“友達との距離のとり方”などを笑いを交えながら、時には深刻な内容もユーモラスにお話してくださいました。生徒たちにとって、とってもタイムリーな内容で、励まされ,勇気をもらった1時間になりました。

佐野有美さんは、笑顔を大切にしていらっしゃるだけあって、写真を撮っていた先生が、「佐野さんの写真を色々な角度から撮っていましたが、どの写真も笑顔で写っているのに驚きました。」と言われましたが、本当にその通りで感動しました。

生徒たちの感動を分かち合いますね。

 

  • 「自分に自信を持つことが大切だ」という言葉が、一番心に残っています。「自信」というのは、自分を信じることであり、自分が自分を信じることで自信がつくのです。私は自分に自信がないので、もっと自信をつけるために、これからは自分を信じていきたいです。自分が自分を信じてあげることはとても大切なことだと気づきました。(1年生)
  • 私は車いすに乗っている人をよく「可哀相だな」と思って見ていました。しかし、それは全く違って、手足が使えなくとも楽しい生活が送れるということを佐野さんに教えてもらいました。佐野さんは可哀相と思われるのが嫌で、笑顔で明るく接するようにしたそうです。すると、可哀相という感じが抜けていったそうです。この話を聞いて、笑顔って凄い力があるんだなと思いました。(1年生)
  • 私は有美さんのように「相手にこんなに頼って申し訳ない、気をつかわせているのではないか」と思うことがありました。でも、有美さんが話してくださった「友達の大切さ」について聞けて、改めて今自分と一緒にいてくれる友達に感謝したいなと思っています。また、自分に自信がない、好きになれない気持ちが中学生くらいからあって、別に何がということではなくても自分を好きになれませんでした。でも、「人には必ず魅力があって、自分の周りにいる人たちは、何か一つは自分の魅力を知っていてくれる。好きでいてくれる人がいる。」そんな言葉がとても心に残りました。(1年生)
  • 佐野さんの講演を聞いて、私は今まで自分が心がけてきたことや物事の考え方が、とてもちっぽけなことのように感じました。先天性四肢欠損症というハンディキャップを抱えながら人間関係に一番悩み、友達との距離や接し方がわからなくなってしまった佐野さん。でも、ある時自分の本音を伝え、友人に遠慮や気を遣わなくなったという。自分の思ったことを伝える勇気を出すことで、その結果良い方向にも、悪い方向にも進むことがあるけれど、自分の思い込みだったり、相手は全く別のことを思っていたりするなど、自分の本音は結局言わなければ伝わらないことを改めて痛感しました。(2年生)
  • 私は今まで勉強も習い事も「頑張った!」と胸を張って言えるほど努力したことがありませんでした。私はすぐ諦めてしまう癖があるので、ずっとそんな自分が嫌でした。でも、佐野さんのお話を聞いて、諦めないことの大切さはもちろんですが、今の自分を受け入れることの大切さにも気づかされました。「何で私は○○なんだろう…」「何で○○ができないんだろう…」と考えるのではなく、「どうしたら○○できるんだろう?」と前向きに生きることが大切なんだと気づかされました。(2年生)
  • 私が一番心に残った言葉は、「自分の心を閉ざしてしまったら、相手も心を閉ざしてしまう」という言葉です。私も佐野有美さんと同じように思うことがありました。それは、友達と話していて、もっと違う言い方をすればよかったかな?とか、いろいろ後から思いだし自分は人としゃべらない方がいいと思って、あまりしゃべらない時があります。だから、佐野有美さんの話を聞いた時、とても参考になりました。これから生きていく中で自分は人としゃべらない方がいいと思うことが何度かあると思います。その時は、この生徒会企画で私が一番心に残った言葉を思い出します。(3年生)
  • 何よりも“笑顔”が一番!!佐野有美さん。自分の問題よりも、その解決は何かと常に見つけようとしている姿勢ってなんて素敵な方だろうと思いました。もう一つ素敵だと思ったところは、彼女が言ったように「自分を好きになる」ということです。日本では特に「自分を好き」という人が少なく、そのせいで自分に自信が持てない人が多くいる中、佐野有美さんは障害を持ちながらも「自分を好きになろう」としていることは、とても感動的で衝撃を受けました。そして、聖書の言葉を思い出しました。“あなたの隣人を自分のように愛しなさい”。まさにこれですね。自分をまず愛さないと他人なんか愛せないですね。佐野有美さんのお話を聞くことができたことで、小さなことにも感謝することがどんなに幸せなのかを改めて気づかされました。(3年生)

 

生徒たちと立ち話をしていると、佐野有美さんに会えたこと、お話を聞くことができたことを心から「良かった!」「元気もらえた」と言っていました。本校が目指している「輝く女性の姿」になるヒントをもらい、それを現実的なものにしていけることを、生徒たち一人ひとりが実感したような気がします。

 

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