責任|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

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学校再開

緊急事態宣言が解除され、学校の再開が検討され始めました。2年生、3年生にとって約3か月ぶりの登校、1年生は入学式以来の登校。

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本校は5月18日から分散登校を、始めました。クラスも奇数グループと偶数グループに分け、学校滞在時間は最高3時間としました。

 

DSC_4000初日の18日、19日は1年生のみの登校。通路や校舎内の要所、要所に教員が立ち生徒たちを迎えました。生徒たちの表情はマスクでよく見えませんでしたが、やはり緊張している様子が伝わってきました。

 

 

職員室に居ても、生徒たちの話し声は聞かれず、学校が再開したという感じがしませんでした。

 

DSC_400120日、21日は、2年生と3年生がグループに分かれて登校してきました。久しぶりに出会った友人や先生たちとの再会を喜びをもって表現していました。このような状態で、ソーシャルディスタンスを保ちなさいというのは無理ですね(笑)。

 

DSC_4011生徒たちを迎え、生徒たちの生き生きとしたエネルギーが学校を生き返らせ、本来の学校の使命がやっと始められた感を味うことができました。

 

 

コロナウイルスと闘うのではなく、共存していく生活スタイルが叫ばれ始め、これからの学校生活の過ごし方、生徒たちと私たちが自分の命と他者の命をどのように守っていくのか、一人ひとりの生き方に責任が与えられているように感じます。

 

この生き方によって、他者を思いやることができる社会へと成長していけるように生徒たちと共に考えていけたら、日本が「大人社会」へと変革する助けになることでしょう。

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私にできること!

10月16日は「世界食料デー」。世界の食糧問題を考え、行動する日として国連が制定した日です。本校は行事の関係で、11月7日と8日に行動を起こしました。Sクラブの執行部の生徒たちは、朝の全校朝礼でパワーポイントを使用し、アフリカの子どもたちの現状を伝えました。「あなたの1食分の協力」というキャッチフレーズに、校門で3回の募金を行った結果、総額71,258 円が集まりました。これもご家族の協力のお陰です。感謝いたします。アフリカの子どもたちを助けたいという皆さんの心で、多くの子どもたちが救われますように。また、この活動を通して、私たちの食生活を見直す機会が与えられた事に感謝します。

皆さんもご存じのように台風30号がフィリピンを直撃し、甚大な被害を与えました。連日のようにニュースで報道される惨状を見て、Sクラブの執行部から募金活動を実施したいという声がかかりました。フィリピンの様子をポスターにして掲示し、全校生徒に呼びかけました。11月15日?19日の5日間帰りの時間を利用し、寒さの中校門に立って、下校する生徒たちに募金を呼びかけました。皆さんのご協力のおかげで、54,500円集まりました。このお金はカリタスジャパンを通じてフィリピンに届けられます。

1年生の宗教の時間では、「わたしのせいじゃない」という絵本を教材に、良心と自由意志の関係、各自の責任について考える授業をします。生徒たちは問題に巻き込まれたくないから、つい「わたしのせいじゃない」と言って責任逃れをしている自分に気づきます。身近な問題ばかりでなく社会問題について考えてみても、「わたしのせいじゃない」と言い切れないことに気づきます。社会で生きている人間が問題を起こしている以上、私たち一人ひとりの責任でもあり、今私ができることをすることが大切なことなのだと学んでいます。

マザーテレサは「愛は行動です」と言われました。そして「愛の反対は、無関心です」ともおっしゃいました。「自分さえよければ」という考えから離れ、世界に目を向け苦しんでいる人たちにも関心を持ち、その人たちのために行動ができる人になってほしいと願っていますが、今回の募金活動はその踏み出した小さな一歩になりました。

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感謝をお花に託して

5月14日、第49回創立記念日の式の中で聖カピタニオに捧げられたお花を持って、1年生の生徒たちが中学校を訪問いたしました。中学校の先生方もお忙しいところ、生徒たちのために時間を作ってくださり、本当にありがとうございました。生徒たちの感想を一部抜粋して、紹介いたします。

 

 

 

*中学校に着いた時、自分の家に帰ってきたという感じがしました。校長先生が新しい方に代わり、どんな方なのか少し不安でした。しかし、私たちが訪問した時、優しく迎えてくださってとても安心しました。また、当時の担任の先生を始め、各教科の先生方も同じく優しく迎えてくださいました。校長先生とは、今日の「み言葉の祭儀」の話や部活動の話、高校の環境の話などをしました。そして、担任の先生とは、高校の友達の話や授業の話、勉強の話をしました。校長先生も担任の先生も私たちの話を楽しそうに聞いてくださいました。久しぶりに中学へ行き、気持ちがホッとしました。卒業式の時に、お礼の言葉を言ったけれど、高校生になって少し成長した姿で、先生方に改めてお礼の言葉を言うことができて本当に良かったです。

 

*中学校を訪問して一番感じたことは、「もうこの生徒ではないんだなぁ」ということです。・・・宗教の授業を受けて「感謝の気持ちをしっかり伝えよう」と思うようになりました。私はまだ15年間しか生きていないけれど、私を支え育ててくださった方々は数えきれないほどいます。今、聖カピタニオに通えているのは両親のおかげだけでないことも、改めて考えることができ、本当にたくさんの方々のおかげで今生きていることを自覚しました。中学校を訪問して、校長先生に心の底から感謝を伝えることができ、本当に良かったです。当たり前だけれど、人は決して一人で生きていくことはできません。支え、助け合うことが必要です。なので、これからは「感謝」の気持ちを忘れずに生きていこうと思います。

 

*久しぶりの訪問で、なんだかとても緊張しました。また、今までとは違い“生徒”としてではなく“お客さん”という立場になってしまったので、お茶まで出してもらった時はびっくりしました。3年生の時の担任だった先生、学年主任の先生、部活動の顧問の先生とお会いすることができ、高校生活について良い報告ができたのでよかったと思います。そして、持っていったお花を校長先生はとても喜んでくださり、早速、学校の職員玄関に飾ってもらうことができました。私たちが中学校にいた時の校長先生から、今年新しい方に代わってしまいましたが、高校の話をたくさん聞いてもらい、「頑張って」などと応援のメッセージも頂きました。また、帰り際に「良い礼儀で訪問することができました。」と褒めてもらい、私の中で少し成長したところができて嬉しい気持ちになりました。

 

*私はなかなか母校を訪問する時間がなくて、今回このような機会を設けていただきとても感謝の気持ちでいっぱいです。私の最後の中学校生活をとても充実した1年にしてくださった恩師にも会ってお話をすることができ、やっと高校生になったという実感と共に、高校生としての責任を持ち、すべての行動ひとつひとつを聖カピタニオ女子高等学校の名に恥じないようにしなければという決意表明の場になりました。久しぶりに中学校生活での楽しかったエピソードなどをみんなでお話しすることで、私の知らなかった意外なエピソードなども知ることができ、びっくりの連続でした。また、約2か月前までは、長くて大嫌いでしかなかった通学路を歩いて、中学校生活の思い出が走馬灯のように頭を駆け巡り涙が出そうでした。私は今だから言えることと、これからも言えることを考えることができました。それは“私の母校の中学校は、この○○中学校だけ”という事です。

 

*本校の創立記念日ということで創立者に捧げたお花を、3年間お世話になった中学校の先生方にきちんと届けられたのでよかったです。感謝の気持ちが先生方にきちんと伝わっていれば、嬉しいです。久しぶりに行った中学校は、全然変わっていなくて、安心感と懐かしさで胸がいっぱいになりました。先生方も明るく出迎えてくださって、嬉しかったです。「高校生活はどうか」と質問されて、「毎日充実しているし、楽しい」と私たちが答えると、先生たちは「それは良かった」と嬉しそうに言ってくださったので、とても嬉しくなりました。卒業しても温かく見守ってくださっていることがわかり、私はとても幸せ者だと実感しました。今、こうして私が高校生活を送られるようになったのは、学校の先生、家族のおかげです。私を支えてくれたすべての人に感謝し、その人たちの思いを無駄にせず、自分のためにこれからはより一層高校生活を充実させ、楽しく過ごしたいです。今回、中学校訪問をすることができて、本当に良かったです。

 

一人ひとりの感想を読みながら、中学校訪問は彼女たちにとって、一つの通過儀礼の意味合いを持っていることに気づかされました。中学校を卒業し、今自分で選択した学校で学ぶ意義を確認し、3年後の自分の姿を想像できたのではないでしょうか。

 

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