|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

新しい喜び

 桜の花、花壇のチューリップが咲き誇り、期待と不安の新入生たちを優しく迎えていました。

4月6日(土)、平成31年度の入学式を終えることができました。

 

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 校長先生はレーチェル・カーソンの著書「センス・オブ・ワンダー」から引用され

DSC_1876「センス・オブ・ワンダーとは、神秘さや不思議さに目を見張る感性のことです。

美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものに触れたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などの様々な形の感情が呼びさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。

そのようにして見つけた出した知識は、しっかりと身に着きます。」

と本校で体験学習や授業を通してこの感性を、しっかり育ててくださいとお話しなさいました。

 

 理事長先生も祝辞の中で、

DSC_0244「桜の花のように、強く優しい女性になるように、桜の花を見ながら皆さんのことを祈っていました。

本当の優しさは、強さからきます。可憐な桜の花が美しいのは、その花を支えている太い幹があるからです。

皆さんが3年間、この太い幹である本校に繋がって、美しい花を咲かせてください。」

と、理事長先生のセンス・オブ・ワンダーを私たちに伝えてくださいました。

 

 式の中で新入生代表の生徒が、次のように誓いの言葉を述べました。(抜粋)

DSC_1913「中学の仲間と別れ、初めて対面するクラスメイト。

そして、新しい環境に自分が馴染めるか不安でいっぱいでしたが、先輩方の凛とした姿や温かな雰囲気に希望と期待が大きくなっていきます。

私の夢を叶えるために、友と協力し合い、勉強や部活動、学校行事等何事にも積極的に取り組み、実りのある高校生活を送っていきたいです。」

と、学校生活を有意義に過ごすことを誓ってくれました。

 

 新入生を迎えて学校の雰囲気も新しくなり、平成最後の年度が始まりました。

どんな年になるのか私たち教職員もワクワクです。

生徒たちの様子を、ブログで紹介していきますので、今年度もよろしくお願いいたします。

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私が行った愛の実践

 1年生の宗教の時間に発表をしている愛の実践で、次のように発表した生徒がいました。

 

KIS_5426*家族のために一週間、家事をしました。洗濯物を干したり、畳んだり、掃除をしたり、食事を作ったりしました。

家事をしていると家族と話す機会が増え、食事の時も家族で話していました。

これまで自分の部屋に閉じこもっていたのに、家事をすることによって家族との関わりが生まれました。

今は、部屋にいるよりリビングにいる時間が多く、家族といることがこんなにも楽しいのだと気づきました。

 

IMG_4572*電車を降りた時に、片手でベビーカーの折りたたみを持ち、片手で小さい子どもを抱えていたお母さんを見かけたので、「ベビーカーを持ちますよ。」と言って、駅の階段を下りました。

その時、お母さんが「どこの学校?」と聞かれたので、「聖カピタニオです。」と答えたら、「やっぱり」と言われました。

この言葉を聞いた時に、先輩たちが愛の実践をしている生き方が、街の人々にも浸透していることに気づき嬉しくなりました。

 

IMG_4576*電車に乗ろうとした時に、隣にいた小学生の女の子が嘔吐したので電車に乗らずにその子にティッシュを渡し、すぐ駅員さんを呼びに行きました。

どうしようか躊躇しましたが、見て見ぬふりをしたら後で後悔する自分に気づいたので、自分に勧める声に従い行動をとりました。

 

 

他にも、家事を親から言われる前に自発的にした時のスッキリ感を発表し、母親の大変さに気づいたと発表した生徒もいます。

この経験から相手の大変さを思いやり、主体的に行動を起こす喜びを忘れずに続けてほしいですね。

そうすれば、生きる力もつき芯のある女性に育っていくことでしょう。

 

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今年巣立っていった生徒たちも、3年間愛の実践を通して聖書が教えている隣人愛を生きていきました。

彼女たちが人生を歩むための基準である隣人愛を、これからも置かれた場所で実践してくれることを願い祈りながら後ろ姿を見送りました。

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3Rを訴える!

 穏やかな気候のもと、2月16日(土)オアシス21で、今年のテーマ「プラスチックごみ・生物多様性・温暖化」について発表しました。

プラスチックごみが地球に与えている現状を写真や動画、B紙に書き、来場してくださった方々に説明し、プラスチックの3Rについて共に考える時間になりました。

20180216オアシス21_190219_00213Rとは、reduce(ごみ発生抑制)、reuse(再利用)、recycle(再生利用)のことを言います。

生徒たちが調べて得た結論は、reduce(ごみ発生抑制)の大切さです。

私たち一人ひとりが気をつけて行動すれば、海の生物たちにとって生きやすい環境を造ることができます。

それがまわりまわって、私たちの生活も安全で豊かな生活を送ることができます。

 

20180216オアシス21_190219_0025 来場してくださった多く方々の中に、子供連れの親子の姿や中学生の姿が目立ちました。

説明する生徒たちは最初は緊張していましたが、説明するたびに自信をつけ、目の表情も生き生きしていました。

また、ステージでは生徒達が調べたことを、クイズや劇で表現していました。

回を重ねるごとに、ステージ発表の内容に深まりがあり、生徒たちが持っている才能に感心しました。

 

 今年は3年生の参加者が少なく、1年生、2年生の授業後の活動が主になってしまったので、2月16日に間に合うのか心配しましたが、3年生のチームワークがよく、1年生、2年生を引っ張りみんなで協力してやり遂げることができました。

18日(月)の反省会の時、1年生2年生の生徒たちから3年生に対して、感謝のセレモニーが準備されていてビックリしました。

苦楽を共にした仲間だからこそ、このような形で感謝の心を表現できたのでしょうね。

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 BEP活動に参加した生徒たちの感想を抜粋して紹介します。

 

*友人に誘われてBEPの活動に参加した。

20180216オアシス21_190219_0037最初のBEP塾や谷口先生のレクチャーを受け、地球の現状を知りとてもショックを受けた。

特に、海の生き物たちの写真には、とても衝撃を受けました。

この活動に参加して、地球の現状を知れて本当に良かった。(1年生)

 

20180216オアシス21_190219_0042*オアシス21のイベントで、一般の方々と話す機会がたくさんありました。

その時緊張しましたが、それ以上に人に説明する難しさを知りました。

自分は理解していても、相手がどれだけの知識を持っているのかわからず理解してもらうように説明するのが難しく大変でした。

BEPを通して、みんなで協力してやればアイデアも出てくるし、作業も楽しくでき早く進むし、何事も成功することを学びました。(1年生)

 

*オアシス21のイベントに、耳が聞こえなく、言葉もうまく話すことができない方に説明する機会がありました。

20180216オアシス21_190219_0071言葉で説明することができないので、B紙を指さしたり、表情やジェスチャーで伝えると、相手の方も私に笑顔でジェスチャーで会話をしてくれました。

この出来事を通して、言葉で伝えること以外のコミュニケーション方法があることを知り、それを今度学びたいと思うようになりました。(2年生)

 

*BEPは他では味わうことのできない貴重な経験ができます。

20180216オアシス21_190219_0023生徒達が主体となり企画・運営をし、一般の方々に向けて環境問題について啓発していく活動で、学生の今しかできない活動です。

また、地球上で起こっている環境問題に目を向け、たくさんのことを学ぶことで社会に目を向けるチャンスになります。

また、イベントで多くの方々に学んできたことを直接説明することも、リーダーとしてみんなをまとめていくことの大変さもあり、自分自身を成長させる機会になったと思います。(2年生)

 

 オアシス21の会場での、子どもと共に親子で楽しそうに学ぶ様子を見て、家庭の中で今日見たことや地球環境をよくすることについて親子で話題にしていることを想像し、独りでほっこりした気持ちになっていました(笑)。

地球をよくするためには、一人ひとりの意識改革が大切ですね。

その意識改革のサポートをさせて頂くために頑張った生徒たち自身も、いろいろな意味で意識改革ができた機会になり大きく成長したようです。

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ブルーアースプロジェクト開始

 2019年、新しい年が始まり早1か月が過ぎました。今年もよろしくお願いいたします。

 

 1月から生徒たち有志のBlue Earth Project(BEP)が始まりました。

IMG_3826今年のテーマは「プラスチックごみ・生物多様性・温暖化」です。

最近話題になっているプラスチックごみの問題について考え、身近なことから何ができるのか生徒たちは話し合い、オアシス21で皆様に伝えたいと活動を開始しました。

 

 IMG_3824まず初めにプラスチックの問題を知るために、学習会を開きました。講師はNPO法人BEPの大学生の方々、そして神戸松蔭高校の谷口先生です。

生徒たちは日ごろ目にしない海の中で起きている世界を知り、心を痛めていました。

 

 更に1月26日に行われた「第8回藤前干潟 伊勢・三河湾のごみと水を考える集い」に参加し、環境をよくするために地道に活動を行っている地域の方々の貴重なお話を伺うことができました。

そこで、ペットボトルが捨てられ、それが川から海に流れ出し、海を汚染していく過程を知りました。

一人ひとりの意識を変えていかないと、自然がますます壊され人間に害を及ぼしてしまうこの現実を、一人でも多くの人たちに伝えたいという思いを生徒たちはもったようです。

藤前干潟 ゴミと水を考える集い_190130_0006藤前干潟 ゴミと水を考える集い_190130_0005

 

 そこで、瀬戸市内の様々な店舗に出向き、1月28日~2月12日の間、私たちの活動内容と今の海の現状を書いた小箱の設置とポスターの掲示をお願いいたしました。

店舗アタックの様子②例えば、ちょっと立ち寄ったお店に置かれた小箱に書かれてある内容を読んでいただき、自分はどの行動をとって自然を守るか意思表示をしていただきたいと思っています。

店舗に小箱、ポスター設置のお願いに伺った際、私達の活動を応援し協力してくださり、生徒たちのやる気に火がついたようです(笑)。

 

 2月16日(土)オアシス21で、学んだことをブースや舞台で発表できるように生徒たちは取り組んでいますので、ぜひ見に来ていただき、一緒に地球を守っていきましょう。

 

 

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内から湧き上がる喜び

 毎年恒例で行われている待降節中の奉仕活動が、12月6日、7日に実施されました。

今年のキーワードは、「HAPPINESS」です。

キーワードは、聖バルトロメア・カピタニオの生き方から毎年選んでいます。

聖女は、いつも相手の幸せを望み、今自分ができることに愛を込めて行動していた方です。

生徒たちもこの2日間、聖女の生き方から学び、相手の幸せを祈りながら奉仕させていただいたと思います。

生徒たちを受け入れてくださった施設の方々に、心より感謝申し上げます。

奉仕活動をさせて頂くということより、生徒たちは学校生活で気付かない自分に気づかされた2日間になったと思います。

そのことを次の生徒が感想に述べていたので紹介します。

 

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*初めての障害者施設での奉仕活動は、慣れない事ばかりで本当に大変でした。

でも慣れない作業をして、改めて学ぶことがたくさんあったので、とても強くなれた気がします。

障害者の方を見て、本当に彼らは純粋な方なんだと思いました。

彼らに関わることによって自分の心の汚さを見透かされているような気がして、自分の心のエゴに気づかされました。

そういったことがあって改めて心から彼らに向き合うことができたのかもしれません。

大変で辛いと思うこともあったけれど、それ以上に学ばされることが多くて自分の成長に意味のあった2日間だったと思います。(1年生)

 

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 奉仕活動が終わり、今度は音楽会。クラスの一人ひとりの参加が問われる行事だからこそ、クラス内での話し合いが行われ、ここでも自分のエゴと向き合う時間になったようです。その成果が本番の音楽会で発揮され、クラス皆の心が一つになりました。

 

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 21日は、クリスマス会。刈谷教会の主任司祭フィリップ様に、司式をしていただきました。神父様から、次のようにクリスマスの意味をお話してくださいました。

 

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 「私の名前の意味は、馬を愛する男です。日本で29回目のクリスマスを祝います。心は日本人ですが、体はインド人です。」

とみんなを笑わせる自己紹介をなさった後、神父様の体験を話してくださいました。

「息子が不良になり、そのことを悩んでいた母親が私の所に相談をしにきました。

母親の話を聞きながら、息子と縁を切ったつもりで息子と関わりなさいと話しました。縁を切るためには愛が必要です。

愛は、信頼、与える、赦すことです。人を背負う必要はありません。クリスマスは、神が人間になったことを祝います。

神の独り子は、私と同じように生き、私と共に成長してくださいました。

そのイエスのように、息子を背負うのではなく、お互いに支え合うことが大切です。

自分の足で歩き、お互いに支え合うと、そこに幸せが生まれます。幸せな家庭が生まれます。

自分の幸せは自分のものではなく、家族みんなのものです。クリスマスは家族でお祝いします。」

という内容で、生徒たちと言うより保護者向けの内容でした。

 

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 卒業生の保護者が、

「行事担当の先生が、日常生活から離れ神様と向き合う時間、自分と向き合う時間になったと思いますと言ってくださったように、そんな時間を持つことができました。」

と感想を述べてくださいました。

 

 12月に行なわれた行事に一つひとつ取り組みながら、クリスマスの意味である

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」(ヨハネ福音書3章16a節)

のみ言葉のように、自分がどれだけ神様から大切にされている存在かに気づき喜びが内から湧き上がってきます。

それがクリスマスの喜びです。

 

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 今年1年いろいろお世話になりました。

以前に比べブログの回数が減り心苦しいのですが、できるだけ生徒たちの様子をお知らせいたします。

新しい年が皆様にとって良い年でありますように、お祈り申し上げます。

 

 

 

 

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