第49回入学式をおえて|聖カピタニオ女子高等学校|Misiion C26 ブログ

第49回入学式をおえて

本日、午前10時より第49回の入学式が実施されました。名古屋では桜の満開宣言がだされ、まさに入学式日和となりました。

式に先立ち、東日本大震災の被災者のための黙禱がおこなわれ、一日でも早い復興を願い被災地への祈りをささげました。

式はママドレの鐘(本校の修道会本部がイタリアのミラノにありますが、修道会のミラノ本部の総長(マドレ)から寄付していただいた鐘です)が鳴り響くなかスタートしました。

在校生による聖歌「The Power of your Love」に引き続き、担任の先生から生徒一人一人が呼名され、代表生徒が校長先生から校章を受け取りました。

学校長式辞、理事長祝辞に引き続き、「Passing the light of peace」が行われました。新入生一人一人が学校から贈られたキャンドルを持ち、舞台上の復活のローソクから校長へ、さらに各担任の先生に移された灯が各生徒のキャンドルに移されていきます。さらに在校生が聖歌「鹿のように」を歌い、このセレモニーを通じて新入生全員が新しいカピタニオファミリーとなりました。

そのあと新入生代表のA組古田裕子さんが新入生誓いの言葉を述べ、全員で校歌を歌い式は終了しました。

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本校の入学式は、ひとつひとつのプログラムに意味を込めています。特に宗教的なセレモニーは本校にとってとても大切なものです。それはそれぞれがどのような宗教観をもっていても、そのひとりひとりを大切にするという意味であり、その生徒に宗教的価値を押しつけるものではありません。しかし、そのようなカトリックの精神に基づいた教育を行っていくことによって、ひとりひとりの心の成長につながればと考えています。

その最初のセレモニーであったとお考えいただければ幸いです。

式後は、各教室で保護者の方も交え、最初のHRが行われました。新入生の皆さんも緊張したと思いますが、新しい担任もいい意味で緊張しています。こうして新しいファミリーを迎え、今年度もスタートします。明日は始業式で、今度は新2年生をも含め3学年が揃います。

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全校生徒、教職員とともに今年も素晴らしい年にしていきたいと思います。

最後に、新入生が式場から退場する時、自然に在校生が拍手で新入生を祝福してくれました。さらには昨日の準備、また式後の方付けまで気持ちよく協力してくれた新3年生の皆さんに心から感謝をします。

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