一学期終業式|聖カピタニオ女子高等学校|校長ブログ

一学期終業式

1学期ももう終わり、申し訳ありません、気がついてみたら今年度初のブログ更新です。

終業式でのお話を紹介します。

おはようございます。気象庁は昨日ようやく、この地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。とは言ってもここ数日来強い日差しと熱帯夜に悩まされています。また全国的に異常気象が続き、線状降水帯の発生により、長時間同じ場所で猛烈な雨が降り続きました。昨年の大地震に加えて、九州地方では甚大な被害を被りました。特に福岡県朝倉市の山間部では局地的に9時間にわたり、気象観測史上でも最大級の集中豪雨となりました。今年の夏も猛暑の予想、災害を受けた地域の一刻も早い復旧を祈るばかりです。

先月、聖書の一節を引用し、「誰の罪でも、あなた方が赦せば、その罪は赦される。誰の罪でもあなた方が赦さなければ、赦されないまま残る。」というお話をしました。ここで一つ考えて欲しいこと。赦してあげる、とか、なになにしてあげる、という感情が出てしまうと、今度は、赦してあげたのに、あの時替わってあげたのに、貸してあげたのに、などと、私はしてあげたのになぜあなたはしてくれないのといった、交換条件のようなものが首をもたげて来ます。ぜひ見返りを求めない、広い心でありたいと思います。

このところ報道でもよく取り上げられていますが、世を代表する人たちの、言ったもん勝ちとも思わせる、強いことば、悪意のある言葉、あるいはまったく気持ちが通っていない言葉には、不快にさせられるだけではなく、辛くさみしく感じてしまいます。

そして、いまだに、人の命や人権を軽んじた、悲しい、痛ましい事件や、加害者の身勝手な事件ばかりが目につきます。集団暴行、いじめはいずれも重大な犯罪です。暴行を受け、犠牲になった人びと、この世に生を受けた無抵抗の小さな命、はなぜ命を落とさなければならなかったのでしょうか。自らの感情にまかせず、相手のことを少しでも思うことが出来たらと考えずにはいられません。

約6週間の夏休み、新聞報道など社会問題にも目を向け、自分なりの考えを持ち、時間管理、健康管理に十分注意して元気よく9月を迎えましょう。

夢・志といえば、将棋の藤井聡太君を想起しますが、1学期始業式にお話しした「夢を持つことの大切さ」については夏の便りに書いておいたのでぜひお読みください。

いつも、「喜びの声が響き渡る学校」でありたいと願っています。

これでお話を終わります。

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