令和元年度一学期終業式|聖カピタニオ女子高等学校|校長ブログ

令和元年度一学期終業式

あわただしい中にも充実した日々を重ね、一学期の区切りを迎えました。式での挨拶を添付します。

令和元年度1学期終業式                                   R1.7.19

 おはようございます。あれからもう一年経つのかと思うほど、今年の夏は冷夏とも言えるくらい、なかなか晴れ間や暑い日に会うことはありません。昨年の一学期終業式、カリタスホームは朝すでに35度を超えていて、あまりの暑さに初めて式を放送で行ったことを覚えています。ただ昨年に続き、あちらこちらでの集中豪雨、逆にアラスカでは観測史上最高の31,6度を記録し、こちらは乾燥が続いて大規模な山火事が発生しました。相変わらず、予想をはるかに超えた異常気象という報道がなされています。

 私の身近なところで、最近ニュースは新聞、テレビなどよりもネットで知ることが多いという人が結構います。皆さんの周り、また皆さん自身はどうでしょうか。私はネットニュースはあまり読まないのですが、事実をありのままにきちんと伝えているものばかりではなく、私見が混在していたり、あるいは単なる意見だけのものも少なくないように感じます。一億総批評家とはよく言ったもので、あることに対して、反論があったり、賛成・反対に分かれて議論を交わしたり、過剰な反応からお互いをののしりあったり、過激な言葉が飛び交うこともあります。それぞれが自分だけが正しいと言わんばかりです。

 そこで一つ思い出した詩があります。

1年生修養会朝のお祈りの中で、皆さんで唱和した八木重吉さんの「ねがい」です。

  人と人とのあいだを美しくみよう

  わたしと人のあいだを美しくみよう

  つかれてはならない  …2・3年生も覚えていますよね。

 いつになったら、憎しみやわだかまりがきえるのでしょう、いつになったら、わたしと人とはうまくいくのでしょう。国と国とのあいだと置き換えてみてもいいでしょう。なかなか難しいけど、いつの日か。ということでしょうか。

 そして、人にも自分にもやさしくなれる今すぐできること、この夏ぜひ心に留め実践してみてください。

  正しいことばは素敵な唇を

  物事をまっすぐ見る目はきれいな澄んだ瞳を

  素直な心が新たな気付きを、生み出します

 いまだに、人の命や人権を軽んじた、悲しい、痛ましい事件や、加害者の身勝手な事件ばかりが目につきます。暴行を受け、犠牲になった人びと、この世に生を受けた無抵抗の小さな命、はなぜ命を落とさなければならなかったのでしょうか。自らの感情にまかせず、相手のことを少しでも思うことが出来たらと考えずにはいられません。

 約6週間の夏休み、新聞報道など社会問題にも目を向け、自分なりの考えを持ち、時間管理、健康管理に十分注意して元気よく9月を迎えましょう。出校日、始業式に元気な挨拶を交わすことができることを楽しみにしています。

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