令和二年度一学期始業式|聖カピタニオ女子高等学校|校長ブログ

令和二年度一学期始業式

分散登校・時差登校を経て本日やっとのことで全校生徒がそろい、新学期を迎えました。学校はやはり生徒がいてこそだと感慨にふけり喜びを感じています。今日の始業式のお話を聖書の英文を交え紹介します。

令和二年度一学期始業式 校長のお話                2020.6.1

 分散・時差登校での準備期間を終え、今年度初めて全校生徒が登校してくれました。聖カピタニオ女子高等学校の全員がそろい、いよいよ令和2年度、新学期の始まりです。

 新型コロナウイルスの影響で、皆さんには、昨年度に続きほぼ3ヶ月間登校を見合わせていただきました。この間、課題を受け取ったり、先生方からの動画配信を視聴したりして、学習に関してはある程度進めていただいたのではないかと思っています。これまでにはない、例年の夏休みよりもはるかに長い期間ですので、皆さんの中には、体調を整えるのが大変だった人もいたかもしれません。ただ皆さんは報道などを通じて、命の大切さ、友人との直接的な会話が素晴らしいものであることを学んだと思います。また医療の最前線でウイルスと闘っている病院関係者の皆様に対しても感謝と尊敬の念を抱いたことと思います。

 さて、最近 with corona という言葉をよく耳にします。今の状況では感染拡大のリスクはゼロではなく、社会全体が長期間にわたり、この新型コロナウイルス感染症とともに生きていかなければならないという考え方です。いまだワクチンや特効薬がありませんので、マスクの着用、こまめな手洗い、social distanceなど各々一人ひとりの責任ある行動が大切です。On lineでの授業も時に必要ですが、学校教育は教師から生徒への直接的な対面指導、生徒同士の関わり合いなどを通じて行われるもので、友人と互いに励ましあい、高めあいながらともに成長することに意義があると思います。

もう6月ですが、年度の初めに当たり、皆さんは、今年こそは、あるいは、今年も、こんなことに頑張る、と気を引き締めていることと思います。それぞれの学年、一人ひとり、さまざまな目標を掲げていることでしょう。

そこで皆さんに、聖書の次の一節を紹介します。

「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。」

“Ask, and you will receive; seek, and you will find; knock, and the door will be opened to you.  For everyone who asks will receive, and anyone who seeks will find, and the door will be opened to those who knock.”(Luke 11 7-8)

 待っていれば誰かが何かをしてくれる、欲しいものは与えてもらえるということではありません。またただやみくもに求め、探し、門をたたいても、手に入れられないでしょう。この根底には聖書のみことばにある、「心を尽くし、精神を尽くし、力を尽くし、思いを尽くす」ことが必要だと思います。何度も何度も自問自答し、自分の感じたことや考えたことを自分自身でさらに深めていく。人から簡単に与えられたものではなく、自らが深めた学問、思いは、本当の意味で自分のものになるということです。自らが主体的に求めるから受け、探すから見つかり、新しい世界への門をたたくから自分の目の前に開けるのです。

ぜひ皆さん、今年度はまず、学習、部活動、習い事などなど、何をするにも、やらされている、あるいは受け身ではなく、自ら主体的に行動してみましょう。   Be active, do actively

 今年度も、「喜びの声が響き渡る学校」でありたいと願っています。

 皆さんがこの一年、目標に向かって努力をし、悔いのない学校生活を送ることができるよう期待しています。

 これでお話を終わります。

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