決勝戦

決勝戦

 6月2日(日)15:00筋書きのないドラマが始まった。正確には14:57キックオフ。開始早々、ゴールラインを割りそうなルーズボールにももかが猛然とダッシュ。スライディングでの競い合いの末、コーナーキックにする。そのコーナーキックをりほが蹴り込み、あっという間の先制点。誰も予想していない両ベンチが呆気にとられるような立ち上がりとなった。15時きっちりに来た人にはゴールを見逃す結果となる時間帯での得点であったため、気持ちは0対0とかわらず入っていけた。その後すぐにピンチを迎えるもののDF陣が耐え、得点を許さない。その結果、1対0で折り返す。熱い戦いゆえ試合がよく中断する。とは言え、決して汚いファウルではなく、正々堂々と戦う上でやむなく起こるものである。主審もゲームをよくコントロールしていた前半と言える。後半に入っても小康状態が続き、立ち上がりに奪った1点が時間とともに重みを増していく。これまた両ベンチとも予想していなかった展開であろう。後半25分、絶好のチャンスが訪れる。クロスボールにさおりが絶妙なファーストタッチでキーパーをかわし、ドリブルで抜け出した瞬間、後方からチャージを受け倒される。ペナルティエリアの外ではあるが、判定はレッドカード。涙の退場となったが、その後のフリーキックは枠外にはずれ得点にはならなかった。10人での戦いは余儀なくされるが、スコアは1対0のままである。後から主審から聞いたことであるが、ファウルの瞬間、ベンチから私が大声で叫んでいた声がはっきりと聞こえたらしい。面目ない。もちろんそれが判定に影響与えたことはないとのこと・・・。そんな攻防の中、アディショナルタイムに突入。何度も担架が運び込まれたり、負傷でプレーが止まったりで、その時間5分。まだまだ時間はある。すると、あやかが左サイドをえぐり、センタリング。それをももかが決めた。試合中、頭を打って一時退場していたももかが頭で決めるから、サッカーはわからない。椙山もあきらめることはない。ペナルティエリア外から得たフリーキックを10番の頭脳的なプレーで1点を返す。2対1となり、時間も3分余りある。そこで守りに入り、追いつかれると先は見える。攻める気持ちをあおりながら、タイムアップの笛を聞いた。お互い力を出し合い、苦しみ抜いての勝利であった。得点シーンに限れば、最初と最後の時間帯だけであったが、見応えのある内容だったように思う。勝因を挙げるとすればいくつか思い浮かぶが、やはりキーパーを含めた守備陣の頑張りが一番であろう。普段あまり脚光の浴びることが少ないDF陣であるが、今日のゲームに関しては及第点を与えたい。また、この日の3位決定戦、決勝戦のために運営協力してくれた市邨、岩倉総合、春日井商業の生徒たちにも感謝したい。あと、この暑い中ゲームをコントロールし、好ゲームを演出してくれた審判団の活躍も忘れてはならない。6月15,16日の東海総体では愛知県の代表として、負けた18チームの思いも背負って全力で戦うことをここに誓う。

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