第22回全日本高等学校女子サッカー選手権大会

第22回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 1回戦

 やや強い風が吹く中、大商学園戦は予定通り9時30分にキックオフされた。気温が低く、肌寒い日であったが、学校関係者、保護者、控えの選手たち、OG、安城学園のサッカー部員、サッカー関係者の応援は熱く、心にも響く。立ち上がりに失点しては相手に余裕を与え、苦しい戦いを強いられる。風下もあり、早速ピンチを迎えるも身体を張り、必死に凌ぎ、主導権を渡さない。ところが、前半10分、ショートカウンターから10番の豪快なミドルシュートがネットに突き刺さる。正直痛い失点に大量失点も頭をよぎる。しかし、落ち込むどころか高い集中力を保ち、いつも以上の動きを見せる。今まで目指してきた全員攻撃・全員守備を実践し、今まで培ってきたものをすべて出し切るかのごとく、動き回る。相手の攻撃にも慣れ、そのまま前半を0対1で折り返す。後半に入ると、大商学園はメンバーを入れ替え、10番をセンターバックに配置。そう、本気モードの選手起用である。この状態から勝負の後半が始まった。相手の攻撃スピードが上がり、一瞬戸惑ったように思えたが、選手たちは落ち着いて対応する。すると、何度も反撃する場面が出てくる。しかし、相手も必死で決定的場面を作らせない。3本のコーナーキックからも得点は奪えず、無情にもそのまま試合終了の笛を聞いた。3年生にとっては高校女子サッカー引退を告げる笛となり、大粒の涙があふれた。悔しさは残るが、悔いはない。それで十分である。雑草軍団は立派に戦い、相手を追い詰めた。キャプテンれい、副キャプテンりほ、はるみ、ももか、みさき、まきえ、さき、本当にお疲れ様。いつも褒めることはあまりしないが、この日は最高で申し分ない。これからも自分の可能性を信じ、前に突き進もう。

?雨上がりの空にそっと架かる虹の橋??

 ただ、忘れてならないのは、0対1だろうと0対10だろうとPKだろうと負けたことに変わりない。年末の遠征からこの日の試合まで、色んなチームから課題をいただいた。すぐに解決できるものでもない。そんな中、翌日の12日から新チームは動き始めた。他のチームに比べると相当遅れているし、何も決まっていない。わかっているのは新たな試練が待ち構えていることだけ。覚悟しろ!!

 最後に多くの応援、声援、支援、本当にありがとうございました。これからも温かい目で見守ってください。まだまだ未熟な高校生たちだから・・・。

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