第27回全日本高等学校女子サッカー選手権大会(中編)|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

第27回全日本高等学校女子サッカー選手権大会(中編)

 1月4日(金) の2回戦の相手は岡山県作陽高校。2年前のインターハイ準々決勝では0対4で完敗を喫した相手。池田監督の熱い指導に選手たちが応える、間違いなく優勝候補の一角。U-17日本女子代表選手を含めたタレント揃いで、昨年の準優勝チームである。1回戦では前橋育英に先制され、PK戦でも追い詰められながらも勝ち上がってきた。本校とよく似た勝ち上がりである。

 ゲーム開始から積極的にチャレンジし、中盤での空中戦も負けていない。最初のチャンスは本校。裏に抜けたボールをちいながうまくミートできずに、最初のシュートは枠外に。前半25分、最初のコーナーキックは右サイドから。大きく放物線を描いたボールをちいなが得意のヘディングシュートで、ゴール隅に決める。全国大会で久しぶりの得点は貴重な先制点となった。前半34分、2本目のコーナーキックは左サイドから。これもちいながヘディングで決め、2対0。2本ともまこからの質のいいボールであった。前半36分、なあから裏に抜け出したなるが、全国初得点となる技ありのシュートを決め、まさかの3対0。途中経過を見た人は何かの間違いと思ったはず。そして何とか前半を無失点で終え、勝負の後半へ。長い40分になるから覚悟しろとピッチに送り出す。諦めるはずのない作陽の反撃が始まる。中盤が時間とともに足が止まり始める。後半16分、ペナルティエリア外からの直接FKを10番に決められ、3対1。ドタバタし始め、ポジションチェンジ、選手交代で流れを変えようと試みるも、勢いにのった作陽の攻撃を止められず、後半33分とアディショナルタイムに失点し、ついに同点に追い付かれる。さすが作陽である。6点すべてが同じサイドのゴールに吸い込まれるのも珍しいことである…。PK戦も同じサイド。結果、13本シュートが同じゴールに吸い込まれたことになる。TBSのカメラがそこにあったら、ある意味すごい。先攻は作陽。1本目にひろながスーパーセーブ。1本目のあかりもすごいプレッシャーの中、決める。2本目は相手も決め、本校は途中出場のあゆ。全国初出場でのプレッシャーの中しっかり蹴り、2対1。3本目、相手が決め、ちいなが外し、2対2。4本目、ひろなのスーパーセーブ、初キッカーひかりの落ち着いたキックで3対2でリード。止めれば勝ちの場面では惜しくも止められず。5人目のキッカーは実は迷っており、蹴る直前にひろなに変更。決めれば勝ちのおいしい場面?で、何と足を滑らせて転倒。しかし、ボールはキーパーの逆を取りゴールへ。PK戦を4対3で制した。全国大会での2勝はチーム初のことで、選手権ベスト8も初の快挙となった。このゲーム展開でもよく耐え、何とか勝ちを拾った。応援団と一緒に踊った勝利のダンスは忘れられないものとなった。勝手に名付けた『リベンジ大作戦』が成功したと同時に、作陽高校の夢を砕いた。これで、間違いなくもっと強くなっていくに違いない。2年前本校に敗れたあの大商学園高校の如く。

 2日連続でのジャイアントキリング。目標としたベスト4にあと一歩。“ 全員守備・全員攻撃 ”

ページの先頭へ戻る