tada|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

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第65回東海高等学校総合体育大会 女子サッカー競技

 史上稀に見る激闘の東海総体。インターハイ出場の難しさを改めて思い知らされる大会となった。また、地元開催に多くの競技役員の先生方、審判員、南山高校女子部・至学館高校のサッカー部員たちが協力してくれて、無事に大会を終えることとなった。特に高体連女子副委員長の中野先生は、開始式のスピーチ、表彰等で獅子奮迅の活躍であったことを付け加えておく。今回は甘えさせていただき、感謝・感謝です。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

 試合を振り返る。

 第1試合は昨年の高校女子サッカー選手権大会を制した藤枝順心高校。開始式では6年連続の東海総体優勝を讃え、東海高等学校体育連盟から立派な楯が贈られた。ゲームの開始からいきなりピンチを迎えたが、何とかしのいだ所からようやく落ち着き、順心の攻撃に対応できるようになった。お互い決め手がなく、前半終了かと思われた矢先に、キーパーのミスで失点。さすがに本人の落ち込みが激しく、キーパー交代も頭をよぎったが、ハーフタイムでは本人が強い意志で試合に出ることをアピール。後半からは見違えるように安定したセーブを見せた。すると、後半25分、途中出場のまこがパスカットからロングシュートを決め、1対1の同点。初めて順心をバタつかせたが、結局1対1で引き分けた。東海大会で順心から勝ち点を奪ったのは初めてである。ただ、選手の疲労が大きいのも事実であった。

 2日目10時キックオフの三重高校は数々の激闘を繰り広げてきたチーム。前日の帝京大可児高校戦は0対0で引き分けており、お互い勝ちがほしいゲームである。前半から三重が攻勢を仕掛ける。スカウティングとは全く違う動きに戸惑いつつも、押し気味にゲームを進めるが、得点を奪えず、前半は0対0。後半に入り、リズムは本校に傾き、後半5分、ちいながペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。メッシもはずすPKだが、ちいなは落ち着いて決め、1対0。その後も攻め続けるも追加点が奪えない。すると、後半32分、カウンターからのワンチャンスを決められ、1対1の同点。痛い失点にベンチも応援席も静まりかえる。さすがに簡単には勝たせてくれない。ドラマはその2分後、途中出場のえりがヘディングシュートを決める。一昨年前のゆなのシュートを彷彿させる劇的な決勝点である。この勝ちで勝ち点4。同時刻に行われた藤枝順心対帝京大可児は0対0の引き分け。勝ち点を整理すると、聖カピタニオ勝ち点4、藤枝順心勝ち点2、帝京大可児勝ち点2、三重勝ち点1で、どのチームにもインターハイ出場のチャンスが残っている状況。そんな中で第3節の帝京大可児戦。引き分けでもインターハイ出場が決まる状況に多少迷いがあったものの、勝てば東海地区優勝が決まることもあり、相手の出方を見ながら攻める。ゲームの入りも良く、リズムは本校ペースであったが、シュートはポストやバーに嫌われる。帝京大可児の守備力、頑張りもあり、0対0のまま前半終了。後半も攻勢に出るが、シュートは枠を捉えきれない。そう嫌な流れである。それが現実になったのは後半23分、コーナーキックのクリアしたボールを相手がロングシュート。後半唯一放ったシュートはバーに当たり、ゴールに吸い込まれる。この時点で帝京大可児勝ち点5、藤枝順心勝ち点5、本校勝ち点4。帝京大可児はここまで失点0。否応がなしにこの1点が重くのしかかる。そんな状況にありながらもキャプテンあかりを含め、ベンチにいるさつきも声を枯らしながら味方を鼓舞する。さすがはキャプテンや3年生である。数々の経験を経てきた上級生に自分自身も励まされた気分であった。 当然攻め続けるが、無情にも時間だけが進む。フリーで放ったシュートも無人のゴールをそれる。さすがの私も負けを覚悟したその刹那、えりが放ったシュートがディフェンスに当たり、ゴールに吸い込まれる。同点ゴールは後半34分のことであった。3分のアディショナルタイムを終え、タイムアップ。得失点差で準優勝になり、4年連続4回目のインターハイ出場を決めた。今回の東海総体は1つの番組になるぐらいのドラマがあった。2日間、試合を目の当たりにした人にしか、この感動は伝わらないかもしれない。ドラマのタイトルは、“天国と地獄” “残り5分の奇跡” “不思議な勝負強さ” でどう?

 最後にこの場を借りて、応援していただいた方々、サポートしてくださった方々、本当にありがとうございました。まだまだ聖カピタニオ女子サッカー部の挑戦は続きます。引き続き、応援よろしくお願いします。

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東海・北信越Liga Student2018 第3節

 6月9日(土) 東海・北信越Liga Student 第3節が名古屋経済大学で行われた。(三壁さんに感謝!!)対戦相手は福井工大福井高校。毎年必ずTRMで対戦し、交流の深いチーム。シェイプアップされた久保先生との会話もほどほどに16時前にキックオフ。立ち上がりに1点を先制するも、前半に2連続失点し、1対2で前半を折り返す。次の1点が勝負とピッチに送り出すも、その1点は福井が奪い、1対3。後半20分に1点を返し、反撃を続けるも結局2対3で敗戦。仮想、藤枝順心高校で臨んだ試合であったが、力及ばずと言ったところ…。福井高校も北信越予選を翌週に控え、言わずもがなモチベーションは高い。本校も6月16・17日(テラスポ鶴舞)に東海予選に臨む。6月6日(水) に行われた組合せ抽選会の結果、対戦カード、対戦順は昨年と全く同様となった。愛知県開催に競技役員の方々など色々な人が準備を進めてくれている。もう我々は今持っている力をすべて出し切り、戦うのみ。それが責任と言うもの。名古屋ドームで行われるAKB世界選抜総選挙に世間の注目は高い(その関係で宿泊できない)が、高校女子サッカーの熱い闘いが鶴舞であることを忘れないでほしい。蛇足になるが、6月14日(木) からFIFAロシアワールドカップがあることも決して忘れてはならない。

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第72回愛知県高等学校総合体育大会 決勝

 第72回愛知県高等学校総合体育大会女子サッカー競技も今日6月2日(土) が最終日。今年度初の安城学園高校との対戦は決勝の舞台。どうやら今年も数々の名勝負が生まれる予感が漂う。試合前から部員たちのこの一戦に賭ける思いが伝わる。勝負事は何が起こるかはわからないとは言え、やはり負けるわけにはいかない。安城学園のスターティングメンバーは7人が1年生。昨年までの情報は全くあてにならない。正直、この若さが一番厄介なものだったように思う。

 お互い静かな立ち上がり。前半10分、初めて得たコーナーキックからちいながヘッドで決め、貴重な先制点をたたき出す。質のいいボールと打点の高さがコラボした得点であった。その3分後、22番の高い身体能力から得点を奪われ、1対1でゲームは振り出しに。その後は一進一退の展開が続く。そんな中、前半28分になるらしい得点で均衡を破る。この1点はゲームの流れの中では大きいものであった。(中略)後半20分、えりの交代直前に放ったシュート、いや適当なキックがゴールに吸い込まれる。念のために書いておくが、これだからサッカーはわからない。結果オーライの得点であったが、相手へのダメージは大きい。アディショナルタイムにはちいなのヘッドが豪快に決まり、4対1で勝利し、6年連続12回目の優勝を飾った。

 これで、愛知県(聖カピタニオ女子高校)、岐阜県(帝京大可児高校)、三重県(三重高校)の代表が出揃った。静岡県は明日確定する。まだまだインターハイ出場までの道のりは長い。ただ、確実に近づいている。6月6日(水) には対戦順が決まり、6月16・17日にテラスポ鶴舞で東海総体が行われる。念のために書いておくが、4校によるリーグ戦の結果、上位2チームが2018インターハイ(静岡県藤枝市開催)に出場できる。

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第72回愛知県高等学校総合体育大会 準決勝

 5月26日(土) に準決勝が名古屋市港サッカー場で行われた。天然芝のピッチも少し残念な感じはあったが、至学館高校・椙山女学園高校の部員たちの協力もあり、予定通り9時30分キックオフ。対戦相手は本田イズムで、徹底戦術が持ち味の同朋高校。至学館高校の勝利がまぐれでないことを前半から証明した。徹底マークと要所要所を厳しく対応し、決定的なシーンを作らせない。相手にシュートを打たせることはないものの、得点が奪えず、0対0で折り返す。決していい流れではないことは十分に承知。時習館高校戦同様に、修正と刺激を与え、ピッチに送り出す。すると、後半の立ち上がり、なあの適当なキック?からのこぼれ球をなるが押し込み先制。これだからサッカーはわからない。続く6分には交代も視野に入れていたりんかが執念で押し込み、2対0。18分にはコーナーからのこぼれ球をなるが3点目を奪う。圧巻のチーム4点目はちいなのダイビングヘッド。U-17日本女子代表のトレーニングキャンプ(5月28~31日)を前に、名刺代わりの一発。チャンピオンズリーグ(CL)決勝でベイルが見せたオーバーヘッドと無回転シュートを女子選手が放つ日も近い?!話はそれたが、26分には徹底マークに苦しんだえみり、28分にはハットトリックとなるなる、32分には交代出場のさつきが得点を奪い、7対0で勝利した。決勝の相手は完全にライバル校となった安城学園高校。念のために書いておくが、定期戦は行っていない。試合を見る限り、着実に力を付けているのは確か。決勝は6月2日(土) 12:00 kick off で口論義運動公園で行われる。

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第72回愛知県高等学校総合体育大会 準々決勝

 負けたら終わりのノックアウト方式の準々決勝が5月19日(土) 名古屋経済大学で行われた。心配された雨は朝には上がったものの、試合に影響するほどの強風が吹き荒れる。対戦相手は東三河屈指の進学校の時習館高校。指導には東三河の重鎮、金田先生もかかわっている。風下の前半11分、左サイドからのクロスになるが押し込み、1点先制。17分には、ちいなの神コースへのシュートが決まり、2対0。この後は強風と粘りの守備の前に工夫もなく、2対0で折り返す。ハーフタイムに檄と修正を加え後半へ。後半立ち上がりから味方同士の距離感と連携がよくなり、得点を重ねる展開に。後半のアディショナルタイムには、なあの狙いすましたシュート?も決まり、終わってみれば9対0で準決勝進出を決めた。同時刻に始まった安城学園高校と豊川高校の試合は、3対2で安城学園に軍配が上がった。5月26日(土) の本校の対戦相手は至学館高校を豪快なミドル1発で沈めた同朋高校に決まり、ベスト4進出チームは奇しくも新人戦ベスト4と同じ顔ぶれとなった。また、男子のインターハイ予選もベスト4(名古屋高校、刈谷高校、東海学園高校、名経大高蔵高校)が出揃った。そこに前年度愛知県優勝の中京大中京高校の名前は無い。勝ち続けることの難しさは百も承知。ただ、まだまだ終わる訳にはいかない。

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