2013年7月|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

「2013年07月」の記事

高校生活入門セミナー「保護者講座」から

7月27日(土)、28日(日)の両日、本校の高校生活入門セミナーがおかげさまで盛況のうちに無事終了しました。参加してくださった中学生の方々、また保護者の方々に感謝いたします。相談コーナーではたくさんの保護者の方が、順番を待ってくださったのにもかかわらず、スクールバスの時間の関係でお帰りになった方々には、大変申し訳なく思っております。また、次回のオープンスクールにお越しくださることを願っております。

私は保護者講座を、担当いたしました。「女子教育・情操教育・国際教育」の題で、本校の教育の特徴を生徒の様子を交えてお話させていただきました。現代の若者は、自分を成長させにくい社会だという事を耳にします。その事を踏まえながら、人間は関係の中で成長し、関係によって生き方も修復されていくことを、授業や行事のねらいを具体的に話しながら、本校の全人間教育について説明させていただきました。お話させていただく中に、私は意識して親の関わり方を話させてもらいました。社会の最小単位は家庭です。家庭の人間関係がうまく作ることができれば(お互いにきちんと向き合っているかという事で、お互いに争いもなくという意味ではないのですが・・・)、お互いが人間として成長していくのだと思っています。参加くださった保護者の方々の感想を抜粋して紹介いたします。

 

  • 子どもが人との関わり方について悩み、諦め、だんだん孤立した感じですが、何も良いアドバイスができません。今回の講座で自分自身気づかされたことがあり、大変良かったです。精神面の教育って難しいですよね。
  • マザーテレサやSr.渡辺和子さんが大好きなので、お話の中にお二人を感じながら聞かせていただきました。カトリック幼稚園を卒園した娘にとって、カピタニオの雰囲気や教育理念はぴったりだと実感いたしました。今現在、人間関係に苦しんでいる娘に、この講座を聞かせたかったです。
  • 教科の学習だけが勉強ではないと思っておりますので、人として女性としてとても大切な事を学べるのだと思い感動いたしました。私自身も勉強になりました。
  • お話を聞くまでは、カトリック系の学校は馴染みがなく、想像できませんでしたが、聞いた後は子どもにとって、とても良い学校であると思いました。
  • できれば父親にも聞いてほしかったと思いました。
  • 自分とは何か?私自身も親になって、初めて考えるようになりました。宗教の学校というイメージは、正直なところありましたが、宗教を学ぶことより、生活の中で生きることとして、まずこの教えをダウンカードしていく事で、生徒たち個人が自分らしさを自ら発見していく事ができるのだと初めて知りました。
  • 自分を知り、相手を知り、見えないところを見るという事は、とてもいいことだと思います。これから社会に出ていく子達にとって、人間力を育てることは、一番大事だと思います。
  • 生命について考える事の重要性について、とても勉強になりました。高校生活3年間をこの学校で女性らしく、人間らしく教育していただけることを知り感動いたしました。
  • 貴校が大切にされている教育方針をしっかり伺うことができ、今回の講座に参加させていただき良かったと思います。“自己肯定感”については、私自身娘に求めている力です。今日のお話を娘に聞かせたいなと思いました。
  • 中学に入学した頃から、娘となかなか上手につき合えていないと感じておりましたが、子どもと共感するところが足りなかったと感じました。今日のお話の内容を帰ってから、子どもと話し合えるとよいと思いました。
  • 自己肯定感をしっかり持つこと、とても大切な事と思いますが、なかなか難しいことと思います。これから子どもが成長し、社会人になるうえで最も大切なところだと思いますので、子ども自身そのように育ってくれたら、どれだけ良いだろうと思いながら、私自身も改めて気づかされる部分もあり、ありがたい気分になりました。

 

参加してくださった方々が丁寧に感想を書いてくださり、ありがたく思いました。私の話したことが家庭の人間関係を、良い方向へ持っていくきっかけになってもらえると嬉しく思います。この2日間、本校の生徒たちも笑顔でお客様をおもてなししている姿を見て、教職員と心を一つにして学校の行事に参加していることに感動致しました。それが聖カピタニオ女子高校の特徴でもあることに、気づかされました。

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美しく咲く花ーSr.渡辺和子先生の講演会ー

7月13日(土)瀬戸文化ホールに、本校創立50周年記念講演会に参加するための整理券をもらう人たちが、朝早くから訪れていました。幸い曇り空で心地良い風が吹いていてホッとしました。

「置かれた場所で咲きなさい」の本は、ベストセラーになっているだけあって、大勢の一般の方々がSr.渡辺和子さんのお話を聞くために集まってくださり、瀬戸市文化センターの座席もほぼいっぱいになりました。

本校校長小池芳樹が、Sr.渡辺和子さんの紹介をさせていただき、その後シスターが登壇されたとたん、待ってましたとばかり割れんばかりの拍手が会場に沸き起こりました。

高校生に話すつもりでいらっしゃったと思いますが、シスターは会場の人たちを見て、年齢層に合わせたお話をしてくださったような感じを受けました。「自分が変わらなければいけないこと」「幸せは人任せにするのではなく、自分が作るもの」「自分がしてもらえなかったことで不平を言うのではなく、その分自分からしてあげる」ことなどを、シスターのこれまで生きてこられたことを具体的に話してくださり、私たちに自分の花を咲かせる生き方を教えてくださいました。

 

生徒の感想を抜粋いたします。

  • シスターのお話を聞き、心が少し楽になりました。私は部活動で日々練習をして辛いことがあっても、中々抜け出せないときがありました。でも、自分の置かれた場所が望んでいる状況でなくても、そこで自分なりに努力する事が大切なことに気づかせていただきました。先生や先輩、同学年と上手く付き合わないといけないプレッシャーを感じ、小さくなっている自分が嫌いでしたが、それも自分なので、少しでも置かれている場所で自分なりの花を咲かせればよいのだと思いました。(1年生)
  • 「置かれた場所で咲きなさい」を聴いて、ぽっかりと空いた心の穴は今まで見えなかった他人の優しさを見つめさせてくれました。自分が死んでしまって一生を終えるとき残るものは、「集めたもの」ではなく「与えたもの」。この「与えたもの」という言葉は、すごくいい言葉でした。(1年生)
  • 私はこの講演会があることを知った時から,母やおばあちゃんから「すごい人だよ」と聞かされていたので、「どんな人かな」ととても楽しみにしていました。実際シスターが壇上に出てきた時、「こんなにおばあちゃんなのに、今も大学で学生と一緒に過ごしてるって凄いな」と思いました。話を聞いた中で一番グッときたのが「見捨てられているものを見捨てないのが“キリストの愛”」という言葉でした。シスターの言葉は一つひとつ何か自分のどこかにグッとくるものがありました。(1年生)

  • シスターの話で印象に残ったのが、「不機嫌は環境破壊」という言葉でした。家族の中で誰か一人でも機嫌が悪いと、家族内での雰囲気が悪くなることが私の家でもよくあるなと思いました。どんなにイライラしても朝起きた時の「おはよう」の一言や「ただいま・おかえり」などちょっとしたことだけれど、それがとても大事なことだという事がわかりました。なので、イライラしていても挨拶は必ずしようと思いました。(2年生)
  • 渡辺和子さんはライトのせいなのか、オーラが満ち溢れているのか、凄く輝いて見えました。最初に発した穏やかで優しい口調は興味を更に持たせ、神様のような方だと思えてきました。渡辺和子さんのお母さんは何て素晴らしい人なんだろうと思いましたが、お母さんの発した一言一言をシスターは感じ守っていたんだなと感じました。家族に対する言葉遣い、感謝し喜び祈って自分のこと、周りの人間との関係を大切にしていきたいと、また強く感じられました。(2年生)
  • シスターがおっしゃっていましたが、私は「?のせい」とよく使っていることに気づきました。自分も使っていて、“だめだな”“甘えている”と思いました。「?のせい」を「?のおかげ」に変えること。それで自分がプラスになる。言葉一つで人は変わることを学びました。それは、今からできることです。部活動でもこのことを意識して行動をとっていきたいと思いました。(2年生)
  • この前、ウマニタスの授業で、「他人を変えることは難しいが、自分を変えることは簡単。」という事を学びました。だから、自分から笑顔で挨拶をしたり、自分がしてもらいたいことを相手にしてあげたいなぁと思います。もし相手から返ってこなかったとしても、自分からすることが大切なので、今この気持ちを大切にしていきたいです。自分の気持ちで“幸せが決まる”という言葉を信じて、自分の気持ちから変えていきたいです。(3年生)
  • 私が一番心に残っているのは、シスターのお母さんの「今が幸せではダメ。将来幸せになって。」という言葉です。今、一時の幸せで将来の幸せが減ってしまうなら、我慢しなければならないと思います。この言葉は、今の私にすごく重く感じられました。今辛くても誘惑に負けず勉強すれば、大学に行ける可能性も高くなります。今辛くても、今の辛さ以上に将来頑張ってよかったと思えるように頑張りたいと思いました。(3年生)
  • シスターのお話を聞いて、まず思ったのは不平、不満を言うだけでは何も変わらないという事です。不満を言うだけでは自分の置かれた状況は、変わらないと思いました。自分にとってどんなに苦しい状況に置かれても、それに対応できる柔軟さが生きていくためには必要なのだと感じました。本当に強い人というのは、その柔軟さがある人のことだと感じました。昔読んだ本に「何もしないでいては勝てない。立ち上がれ。戦わなければ勝てるわけがない。」という言葉があったのを思い出しました。シスター自身もひねくれていた事など、私たちが身近に感じられるような話をしてくださって分かりやすかったし、いろいろな苦労をされたからこそ、置かれた場所で咲くことができたんだなぁと思いました。(3年生)

 

シスター渡辺和子さんとの出会いは、生徒たちがこれから歩む道の光、導きになったと思います。そして何より、シスターは人間としての美しさを持つ女性であると、お人柄に接して思いました。私自身もシスターのお話を伺い、神様が私にとって一番いい場所に置いてくださり、自分を生かしてくださっていたことに気づかされました。このように生徒たちもシスターのお話を心に留めて、一回限りの人生を自分らしく生きてほしいとしみじみ思いました。

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思いやりの空間

毎年訪れている止揚学園に、7月14日?15日一泊二日で行ってきました。14日は日曜日なので、止揚学園の人たちは能登川教会で日曜日の礼拝に参加なさるところ、私たちも一緒に礼拝をさせていただくことになりました。礼拝が終わり止揚学園の方々と帰路につく時、雨がポツポツと落ち始め駈足で止揚学園に行きました。私たちが玄関に入るのを待っていたかのように、玄関に入り終わったとたんに土砂降りの雨が降ってきました。

?1年ぶりに止揚学園の方々の懐かしい顔に出会い、生徒たちは大喜び。お互いに名前を言い合いながら、「元気だった?」と笑顔で言葉をかわしていました。午後からプールに入る予定でしたが、昼ごろから降った雨は止まず、水着に着替えてホールで浮き輪を使ってゲームをしたりして楽しく遊んでいました。翌日は曇り空の下、プランターや遊具のペンキ塗りのお手伝い。あっという間の止揚学園での生活でした。生徒たちはこの短い期間、様々な思いを感じていました。
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  • 止揚学園の歌は素直な歌ばかりで、それは止揚学園の人たちの気取りのない純粋な心から生まれる歌だからと思った。だから、一緒にいて楽しい。

  • 私は人と会うのが怖く、消極的なところがあるので、自分と違う人に出会いたかった。ここに来て私は癒された。

  • 1年生のときより今年は楽しい。福井先生のお話を聞いて、それから止揚学園の人たちがものを大切に扱っている生き方を見て、ものの気持ちがわかる人は、人の気持ちもわかる人だと思った。弱い自分を大切にしているから、心の底からの笑顔が生まれるのだと思う。ここは神様が見守ってくれている天国だと思った。

  • 止揚学園の人たちは言葉で自分のことを表現するのが難しい。その言葉が言葉になっていないので相手の言いたいことがわからなかったが、今回相手の言いたいことにしっかり耳を傾けたら、相手の言いたいことがわかり心が通じ合えて嬉しかった。そして、私が将来歩むべき進路をはっきりとさせることができた。

  • 学校生活で友達と口論になり、人間関係がギクシャクして心が晴れない日々を過ごしていた。そんな時、こちらに来て止揚学園の人たちと共に生活をして教えられたことは、自分の立場ではなく、相手の立場に立って考えることが大切であること。ここで生活していると、自分の悩んでいたことがちっぽけなものに見えてきた。

  • 私が通っていた教会は、内部分裂をしていて雰囲気が悪いので、私は教会に行っていなかった。しかし、今日教会で皆で祈ったり、聖歌を歌ったりして楽しく思えた。

  • 私は去年参加して色々なことに気づかされた。だから、今年も新たなことに気づきたいと思ったので参加した。止揚学園の人たちは、私たちを仲間のように受け入れてくれる。それは想像力をもっているからだと思う。私たちは相手の話し方、態度でその人の心の中を見るが、止揚学園の人たちは私たちを想像力を活かして見てくれているような気がする。それは、自分の弱いところを受け入れ認めているからだと思うので、私も自分の弱さを認めて生きていきたいと思った。

  • 皆の話を聞いていて、私が過ごしてきた高校生活を思い出した。自分は相手の立場に立って考えられななかったので、相手の立場で考えて行動できる人になりたいと思った。ここに来ると素直な自分に出会えるので嬉しい。だから学ぶことがたくさんあるから、今年も参加した。

  • 毎年ここに訪れていたが、いつも私たちを温かく見守ってもらえていた。だから、自分の歩むべき進路も決断できた。卒業して専門学校に通っているが、障がいを持っている人たちを社会の隅に置いやったりして自分たちから壁を作り、交わる機会がないから障がいを持っている人たちを理解できないのだと思う。

  • 高校1年生の時は自分の意見も言えず人に振り回されていたが、高校2年生になり自分の考えを相手に伝えることができたし、学園祭で止揚学園のコーナーを責任を持って企画、運営をして、人を喜ばせることができる自分を発見し、私は私でいいんだという自信をもつことができるようになった。止揚学園に来ると、人は良い方向に変えてもらえる。

  • 止揚学園は社会の縮図。各自それぞれの分野を活かし合っている。私自身社会で働いているが、どうしても強い人が中心になる企画をしてしまう。だから弱い人も参加できるプログラムを作るように心がけている。そうすると今までゲームに参加しなかった人たちが全員参加してくれるようになった。社会の弱い立場の人に目線を置いた生き方をすると、皆が笑顔で過ごせる社会になると思う。

 

参加した人たちの感じたことを抜粋しました。私も止揚学園を訪れるたびに、新たな発見をします。今回の発見は、私たちが生きている社会の基準と止揚学園の基準が違うことです。スピードを追い求め、そのスピードに乗れない人たちは切り捨てられる社会と違い、弱い人のペースに合わせることによって、今まで気づかなかったことに私たちが気づけ、心が豊かにされていくのです。心が豊かになれば、人の違いも受け入れられます。そして、お互いに支え合い、共に生きる喜びを味わうことができ、皆の顔に笑顔が生まれます。

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公開講座「母として女性として生きるために」

今年の講座のテーマは、「母として女性として生きるために」です。第1回目「女性と結婚」は、6月28日(金)に開催いたしました。

 

今回は女性と男性を性分化させているものから出発し、セクシャリティについて考えました。100%の女性も男性もいないことがわかり、その人らしく生きることとお互いに尊重し合うことの大切さを話した後、日本の結婚の歴史を話しました。結婚の形態は時代と共に変化していますが、「何故結婚するのか」を考えるきっかけとしてキリスト教の結婚理念について話しました。一人の男性と一人の女性が出会い家庭を形成しますが、今日の家庭は現代社会からさまざまな影響を受けています。家庭は社会と区別され、安らぎや信頼、愛情が育まれるところであるはずなのに、家族は個人の関心だけで生きているために、子どもと親との関わりが薄くなり、子ども自身のアイデンティティが育ちにくくなっていることなどについて話しました。時代や社会が変わっても、夫婦の愛と親子の愛が家庭の基本にあることは不変であり、愛の基本が実現するところは「家庭」であることを再確認いたしました。

 

私のお話を聞いてくださった方々(30代?50代)の感想を抜粋いたします。

  • 現代までの女性の立場、立ち位置を改めて確認しました。社会によってつくられた女性のあり方・・・格差ですね。今の21世紀は変わりつつあります。女性ならではのライフスタイル、生き方、親子共々語っていきたいです。
  • 娘が少し反抗期に入ったかな?という頃で、今後どう接したらよいかちょうど考えていた頃でした。「子どもは社会にお返しする」というお話を聞いて、一歩下がったところから娘の気持ちを考えながら接することができたら良いなぁと思います。
  • 親子の関わり、夫婦の関わり、社会との関わりなどいろいろなことについて学ぶことができ再確認できました。家庭ですべきことが子どもに対して多いことも再確認いたしました。多い選択肢の中から、子ども一人ひとりが自分の道を選ぶことができるように、応援サポートしていきたいと思いました。
  • 毎回色々な角度から、人としてのあり方を見つめることができました。自分の判断基準がずれていないか確信が持てなかったことについて、これからどうすべきかを考え、自信につなげて帰ることができています。
  • 結婚して13年目になり、何かと思う所の多い今日この頃でしたので、良い勉強になりました。「君主は和して同ぜず、小人は同じて和せず」という論語を子ども達に教えたところで、今日のお話と重なり心強く感じました。
  • 客観的に自分の家族を見ることができました。広い視野で自分や子ども、夫を見ると、心も広くなる気がします。もう一度親として妻としての自分を見つめ直したいと思いました。
  • いつも小さな社会の中にいると、自分がいつの間にか狭い視野で物事を判断し、決めていることに気づかされました。
  • 子育てもだんだん落ち着いてきて、自分自身の生き方や今後の人生について考える余裕も出てきた頃に、今回のお話はとても参考になりました。「人との関わりを通して私が私になっていく」、これこそが、人として成長し続ける方法だと思います。歳を重ねる毎に人として成長、進化していける人生にしたいです。
  • 今の自分、夫、娘との関係を見直す事ができた時間になったと思います。今のままでいい部分、考えた方がいい部分、色々ありますが、今現在の生活を続けていけるといいなと思いました。
  • 性別など違う人間でもあり、同じでもあり・・・自分自身に生き方、今楽しく生きているかなど問い直す事ができ、今こうだから、少し考え方を変えてみてもいいのでは・・・と思わせていただきました。
  • 今娘のことで悩んでいるが、結局突き詰めてみると自分自身(母である私自身)のあり方がまずいのではないかと気づかされた。もっと家庭でちゃんとみんなと向き合って本音で話さないといけないと思った。
  • 女性に生まれ、娘を授かり同じように育てたつもりが、それぞれ個性があり、つい比べてしまうのを振り返ることができました。性差だけでなく「個」を見ることを今一度見直したいと思いました。娘たちには「家」が「社会で一番小さなコミュニティ」だと言って育ててきたので、間違いではなかったなあと自己満足です。

以上、参加した方々の感想を抜粋し掲載させていただきましたが、現在家庭の問題や子育てで悩んでいる方々に問題解決のヒントになればと願っています。人間の生き方が時代とともに変化しても、家庭のあり方は変わってはいけないと思います。人を育てるのは、家庭からです。

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