「2016年11月」の記事
赤い羽根共同募金
11月23日、赤い羽根共同募金を、パルティ瀬戸とアピタで13時から15時まで行いました。
午後の太陽は私たちの活動を温かく見守ってくれていましたが、日が陰ってくるにつれて肌寒くなってきました。
生徒たちは大きな声で、
「地域に協力します。赤い羽根共同募金にご協力お願いいたします。」
で道行く人々に呼びかけていました。
生徒たちの呼びかけに、
「寒いのにご苦労様。」と労をねぎらってくださる方、
各自財布からお金を出して募金し電車に乗っていった小学生グループ、
私たちから離れた通りを歩いて通り過ぎようとしたが、私たちの呼びかけに素通りできなくなり戻ってきた女子中学生、
自転車で私たちの前を通り過ぎていったけれど、戻って来て募金してくださった若い男性、
手押し車を引きながら私たちの前で立ち止まり募金してくださったお年寄りの女性、
自分が苦労してきたから苦労している人の気持ちがわかると言って募金してくださった年配の女性、
「大変ね。ありがとう。」と言いながら、生徒一人ひとりにお菓子をくださった年配の方など、
たくさんの出会いがあり生徒たちの体は冷えても、心は人々の愛のぬくもりで温められたと思います。道行く人たちが生徒たちの必死な呼びかけに応えてくださいました。
募金をする行為を通して、社会で苦しんでいる人々の存在に気づき、お互いに助け合う社会の仕組みを、子どもや孫に知らせている家族の姿が印象的でした。
今回ご協力してくださった皆様に、感謝申し上げます。
学校見学会に参加した感想は・・・
錦秋の候、と手紙の挨拶が始まりますが、今、まさに錦秋ですね。
先日、車で名古屋へ行きましたが、街路樹が赤や黄色に変化しており、澄みきった空の青さをバックに木々の色がとてもきれいに輝いていました。
日本に四季折々の美しさがあり、私たちの心を豊かにしてくれますね。
夏から始めた今年の中学生向けのオープンスクールも終了しました。
大勢の方々が本校に興味を持って参加してくださりどのような印象をもたれたのか、中学生から紹介いたします。
*学校の雰囲気がとてもよく、先輩や先生が優しく温かみのある学校だと思いました。
*校舎がきれいで、トイレがとてもきれいでした。
*生徒の皆さんがとても優しくて、しゃべりやすかった。図書室や自習室の環境がすごく勉強に集中しやすそうだと思った。
*そこまでガチガチのカトリックではなくて、想像していたものより、もっと生徒一人ひとりが伸び伸びと生活していて、とても良い雰囲気だと思いました。
*シスターさんがいることによって、悩みが言えたりして、安心することができるように感じました。
*一番心に残っているのは、生徒さんの心の広さです。他校の体験入学にもいきましたが、生徒さんが消極的でした。しかし、聖カピタニオは積極的で心から入学したいと思いました。
*とても楽しかったです。思っていたことと違い、学校の雰囲気がとても気に入り、女子高だから安心できるところもあったので良かったです。
*みんなが一つにまとまった感じがしたし、キリスト教の学校を体験したことがないので、とてもインパクトに残りました。この学校は、音楽にも力を入れているので、合唱の時にも伴奏したいって思いました。
保護者の方々の感想は・・・
*生徒の皆さんが穏やかな表情をしていらっしゃいますね。
*一人ひとりが素晴らしい時間を過ごしている学校ということが伝わりました。
*高校が単なる大学への通過点でなく、学校生活を通して「人間創り」ができるような方針を感じました。
*道に迷っていると「どこに行かれますか?」とスッと声をかけ、教室まで案内をしてもらい大変助かりました。
*自由な雰囲気、生徒の皆さんが活き活きとされている様子がよく伝わりました。
*女子高のイメージが良くなりました。
*推薦制度が充実しており、上智、南山を始め、多くの大学に入学できることに興味を持ちました。
中学生、保護者の方々の感想は、穏やかで安心して通える学校と感じてくださった方がほとんどでした。
お子さんより私が通いたいとおっしゃる親御さんも見えました。長い人生のたったの3年間ですが、この3年間の教育で、自分が好きになり自信をもって成長していただける教育環境は、本校にあると思っております。
この世界に存在していること自体意味があることを、一人ひとりの方々に理解してもらえることが、本校の使命ですね。