イルミネーション|聖カピタニオ女子高等学校|豊かな人間性を持つために

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「させていただく心」

12月25日は、主のご降誕をお祝いします。主のご降誕を祝うために、「待降節」という4週間行なう心の準備期間があります。この期間に、本校は毎年奉仕活動を行っています。今年は12月5日と6日に保育園、病院、障がい者の施設、老人ホーム、教会など、日ごろお世話になっている地域の施設、校内作業(馬小屋、エプロン作り、イルミネーション、クリスマスカード、花壇整備)に取り組みました。3年生の一部は、1日目募金活動に参加し、2日目は校内清掃に取り組みました。

校舎の中で日頃掃除をしない場所を、生徒たちは一生懸命に掃除していました。雑巾が真っ黒になるまで拭き掃除をし、「真っ黒になった!」と歓声を上げていました。校庭に落ちている落ち葉を黙々と掃いている生徒たち、イルミネーションの図案を考えている生徒たち、エプロン作りを分担で行っている生徒たち、クリスマスカードを受け取る子どもたちのことを考えてカードを作っている生徒たち、馬小屋を仕上げようと必死になって絵の具を塗っている生徒たち、どの生徒たちの顔も充実した表情をしていました。「自分のためにすると疲れるが、他者の幸せのためにすると喜びが込み上げてくる」とおっしゃった石黒由美子さん(学園祭の講演者)の言葉が思い出されました。

施設に出かけていった生徒たちも、同じように感じたことでしょう。私たちが何か人の為にすると、「してあげた」という気持ちになり、相手の出方で喜んだり怒れたりします。しかし、「させていただく心」を持って何かすると、相手の出方に自分の心が左右されず、自分自身の心の奥から喜びがジワっと込みあげてくる体験をします。この2日間生徒たちが味わったことを、神様が人々の幸せのために使ってくださり、クリスマスの日人々の心に平和と喜びが与えられるようにお祈りします。

本校の奉仕活動にご協力いただいた皆様方に、感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

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相手を生かすことを学んだ12月

本校恒例の奉仕活動は、12月6日、7日の2日間行われました。この期間、施設の方々に大変お世話になりました。今年のキーワード「GIVE?受けるより与える方が幸い?」をモットーに、保育園、幼稚園、老人ホーム、授産所、病院、校内作業、募金へと赴き、奉仕活動に取り組んできました。活動後の感想文を読むと、生徒たちは「?してあげる」のではなく「?させていただく」ことを体験的に学び、「してあげた」と思っていたことが、実は自分の方がたくさんのものをいただいていたということに気づくことができたようです。これが本当の喜びですね。

 

奉仕活動が終わった次週から、各クラス授業後に音楽会の練習が本格的に始まりました。外が薄暗くなって、本校の馬小屋や校舎のイルミネーションが輝き始めた頃に、クラスから澄んだ歌声が響きわたってきます。外から眺めると、ステージと同じように雛壇を作り指揮者の指示通り大きな口を開けている姿は、クラスの団結を表していました。中には、歌いたくない生徒、練習をしないで帰りたい気持ちを抑えている生徒もいます。しかし、クラスのみんなのために自分の弱さと戦いながら歌うことによって、歌声はさらに澄んでくるのでしょうね。

 

そして、自分中心の心から他者中心の心へと準備しながら、クリスマスを迎えます。今年も刈谷教会主任フィリップ神父様の司式で、クリスマス祝賀ミサが執り行われました。3年生のキャンドルサービスから始まったクリスマスミサ。ギャラリーでハンドベルの音色から始まる「まきびと」の合唱に合わせ、羊飼いたちが馬小屋へ救い主イエス・キリストを拝みに行ったように、私たちもステージに準備されている聖家族のもとに、イエス・キリストの誕生をお祝いに行きました。

 

ミサの中でフィリップ神父様は、「クリスマスは一人ひとりにとって大切なお祝いです。」と話され、「私たちの存在は絆を作り、大切な人とつながっています。そこで生まれた出会いは、絆を生みます。その絆を大切に育てるために、愛することが大切です。愛することは、与えること、赦すこと、信じることです。それによってお互いの絆が生まれ、絆を育てていきます。それは、人種、国家間を超えて生まれるものです。」と、ユーモアをもって私たちにクリスマスのメッセージを伝えてくださいました。

 

今年も残り少なくなってきました。一年間を振り返ると、自分の思いに反することも多々あったと思います。でも、それを自分の目線から神の目線でみると、そこに神の愛があることに気づけるのかしれません。 一つひとつの出会いを大切にして、新しい年をお迎えください。皆様の上に神様の祝福が豊かにありますように、お祈り申し上げます。

 

 

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クリスマスを迎えましょう

クリスマスを迎える前の4週間を、待降節といいます。この期間、イエス・キリストの誕生を祝う心の準備として、本校では奉仕活動を行っています。

 

今年は、12月7日、8日の2日間、校内、校外の施設で奉仕活動をさせていただきました。

 

【校内作業】

?馬小屋つくり

馬小屋の高さは3m、幅5m、奥行き4mの大きさです。その中に、マリア様、ヨゼフ様、羊飼いたち、3人の博士達が、幼子イエスの誕生をお祝いしています。正門を入った駐車場のマリア像前に、イエス・キリストの誕生の様子を再現しました。

 

皆さんもぜひ、この馬小屋のイエス様をお祝いに来てください。

12月8日?26日(月)日没?午後9時までライトアップ。但し24日のクリスマスイブは、午後11時半まで。自由にご覧なれます。

 

クリスマスツリー

クリスマスシーズンに飾るイルミネーションは、幼子イエスが闇を照らす光としてこの世に来てくださったことを表します。

校舎の道路に面した壁面に、世界平和を祈りながら大きなハート型のイルミネーションが飾られました。感謝坂のフェンスにも2つのハートが作られています。クリスマスシーズンならではの、本校の飾りつけをご覧ください。

ライトアップは、馬小屋と同じ時間帯です。

 

 

?校外清掃

1日目は、通学路のごみを集めました。作業中、ご近所の方々から温かい言葉をかけていただき、作業に力が入りました。2日目は、施設の子供たちに贈   るクリスマスカードを作りました。

 

 

??エプロンつくり

瀬戸苑に入居していらっしゃる方々が使用なさるエプロンを、155枚作りました。

 

 

 

?花壇つくり

マリア像前の花壇に、チューリップの球根を植えました。雑草を抜き、慣れない手つきで鍬を持って土を耕し、肥料をまいて球根を植えました。4月に咲く色とりどりのチューリップを楽しみにしてください。

 

 

 

次回は、校外での奉仕活動の様子をお知らせいたします。

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