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今年で6年目
3月11日(土)に合わせて栄で、東日本大震災の被災者のために募金活動を行いました。
10日まで学年末試験に取り組んでいた生徒たちは、11日の募金活動にたくさん参加してくれました。
私たちが募金活動を行うのは、今も被災地で苦しんでいる方々のために義援金を届けてあげたいという意味もありますが、募金を呼びかけることによって震災を忘れないでほしいという意味もありました。
栄三越付近3カ所に分かれ、10人以上の女子高校生が一列になって、
「今も苦しんでいる被災者の方々のために、ご協力お願いいたします。」
と、道行く人々に声をかけました。
彼女たちの熱心さに足を止めた方々が、ポスターに目をやり
「あぁ、今日は3月11日だったんだ。」
と思い出してくださり、募金をしてくださいました。
募金をしながら、
「頑張ってね!」「ありがとう」「寒いのに、ご苦労様」
と温かい声をかけてくださる方々によって、更に生徒たちの声は元気な声になっていきました。
2時間の街頭募金で、239,164円集まりました。
私たちの募金箱に入れてくださった方々の暖かい思いを、カリタスジャパンを通じて被災地に送ります。
ご協力ありがとうございました。
エクアドルの募金
南米エクアドルで4月16日夜(日本時間17日朝)、マグニチュード7.8の地震が起こりました。
死者の数は、650人以上。私たちは国内はもとより国外の災害にも目を向け、5月3日(火)13時から15時まで瀬戸市のパルティせとの前とアピタの入り口で募金活動を行いました。
募金してくださった方々の中に、「熊本ですか?熊本はやらないのですか?」と声をかけてくださる方々もいらっしゃいました。熊本のために力になりたいと思っていらっしゃる方々が多く、その想いが伝わってきました。
生徒たちの出身中学の先生にも出会い、先生は「あなたたちがボランティアをするようになるまで成長した姿を見て嬉しかったよ。」と言って飲み物を差し入れしてくださいました。
また、路地を走っていた軽トラックのおじさんは、わざわざ車を止めて、「少しだけれど・・・」といって窓を開けて献金してくださいました。
親子連れの家族は、親が財布からお金を取り出し子どもに渡す姿はほほえましく、子どもも嬉しそうに募金箱に献金していました。このようにして子どもたちは、親から人を助ける仕方を学ぶのですね。
私たちの呼びかけに大勢の方々が協力してくださり、生徒たちも「人の役に立てて良かった。」「人々の温かい心に触れて嬉しかった。」「頑張ってねと声をかけてもらい元気をもらった。」「みんなの心は優しい。」と、人々のために働くことが自分の心をこんなにも満たしてくれるということを体験できた生徒たちの顔は輝いていました。
今回活動に協力してくださった方々の思いやりの心や、参加した生徒たちの苦労、喜びを、神様が勇気と希望にかえてエクアドルの人々に与えてくださいますように!
瀬戸市の皆様からのご寄付は、80,254円になりました。早速、カリタスジャパンを通じてエクアドルの皆様にお届けします。皆様の温かいご支援、本当にありがとうございました。
熊本地震募金
熊本で地震が起きて10日たった4月23日(土)、午後1時から3時までの2時間、名古屋駅、栄、豊田駅の3カ所で募金活動を行いました。栄、名古屋駅には多くのグループが募金活動を行っていました。
栄で皆が集合するのを待っていた時に、30代の女性が「私卒業生です。」と言って、募金箱にお金を入れてくださいました。
その後2グループに分かれて、自分たちの場所を探していた時に、その卒業生がジュースを生徒たちのために買って来てくださいました。
その思いやりに生徒たちは、どんなに励まされたかわかりません。1つのグールプは場所を探すのに、あちこちと移動しながら募金活動をしていました。
2時間が過ぎ生徒たちが帰る時に、隣で募金活動をしているグループに生徒たちは自分のお財布からお金を出して募金をして帰っていきました。ジーンとさせられ、胸が熱くなりました。
273,430円のご協力を頂きました。
名古屋駅のグループは、大勢のグループがいたために場所を探そうとしていたところを見かけた若者のグループの方々が、私たちのために場所を提供してくださいました。
そのお陰で、2時間募金活動を行うことができました。そのグループの方々は場所探しに色々な所に行かれたようでしたが、結局場所がなく2時間後私たちの所に戻ってこられました。
180,033円のご協力を頂きました。
豊田駅のグループは、募金してくださる人の中に熊本出身の人たちもいらっしゃり、「僕は、熊本出身です。僕の方こそ、ありがとうございます。」とお礼を言われたり、鹿児島の方から「頑張ってね!」と励ましのことばをいただき、生徒たちも一段と大きく元気な声で人々に呼びかけていました。
100,714円のご協力を頂きました。街頭募金の合計は、554,177円になりました。
募金活動を通して、生徒たちは多くの方々の善意に触れ、心が豊かに満たされた午後になりました。ご協力いただいた皆様に、感謝申し上げます。
生徒会が中心になって2日間行った校内募金は、49,115円になり、街頭募金と合計すした603,292円をカリタスジャパンを通じて被災地に送らせていただきました。
5年が経って
3月11日、この日を忘れる人はいないでしょう。東日本大震災から、丸5年が経った今日、午後1時半から3時半の2時間、栄で3カ所に分かれて募金活動を行いました。
本校は今日が学年末試験最終日でしたが、多くの生徒たちが募金活動に参加してくれました。
生徒たちは最初、「東日本大震災復興支援募金をお願いします。」と道行く人々に呼びかけていましたが、そのうちに生徒たちから、「今日で5年がたちました・・・」「5年がたった今も、仮設住宅で生活している人たちがいます。」と生徒たちが東日本の被災者の方々の想いを、大きな声で伝え始めていました。
募金をしてくださった方々の中で、一人のお年を召した方が、「今、私は十分な生活をしているので、このお金を分けてあげたいのです。」とご自分の想いと共に、献金してくださいました。
また、ある男性は「東日本大震災の募金をしたいと思いながら栄に来た」と言って、これまで貯めてきたお金を募金箱に入れてくださいました。
親子で自転車に乗りながら私たちの前を通っていた方々も、自転車を止め、子どもにお金を持たせて献金してくださいました。生徒達のために飴やチョコレートを差し入れてくださった方もいらっしゃいました。
生徒たちにとって今日の募金は、皆さんの温かい気持ちに触れて、心が目に見えないものでいっぱいになった、貴重な出会いの2時間だったと思います。
この2時間、募金箱にお金を入れてくださる人々の列が絶えることはありませんでした。その光景を見ると、東日本大震災の出来事を人々は忘れていないということです。
多くの方々は被災者の人たちのために何かしたいけれど・・・という思いを持っていらっしゃることを実感しました。それが金額に表わされていました。総額236,502円になり、カリタスジャパンを通じて被災者の方々のために送金させていただきました。
ネパールの子どもたちへ
ゴールデンウィークの中日4日(月)、生徒たち24名は栄の三越付近に立って募金活動を行いました。11時から13時の2時間途切れることなく、「ネパールで被災した子供たちのために、募金のご協力をお願いします。」と大きな声で、道行く人々に呼びかけていました。雨の中、傘をさしながら一生懸命に呼びかける高校生の姿を見て、多くの方々が募金に協力してくださいました。生徒たちは最初の方、照れもあり声がなかなか出せませんでしたが、募金してくださる方々の温かい心や励ましの言葉に触れて、「本当にありがとうございます」の気持ちがいっぱいこもった声やお辞儀になっていきました。おかげさまで183,208 円の募金が集まりました。雨の中、募金箱にお金を入れてくださる方々の手を見ていると、「ネパールの人たちを助けてあげてくださいね」という願いが伝わってきました。校内で行われた4日間の募金44,632 円+修道院からの支援金も合わせて、ネパールの修道院へ届けます。
幼き聖マリアの修道会がネパールで活動を始めたのは、2000年の時でした。当時シスターたちの働きを最も必要としていた国が、ネパールでした。インドからシスター達4名が派遣され17年たった今では、6つの修道院と25名 のシスターたち(内1名はネパール人)が奉仕活動を行っています。今回のネパール大地震の震源地に近いバニャタールの修道院では、村の子どもたちを集め寮生活をさせながら公立学校へ通学させています。子どもたちが生活している寮が壊れました。また、寮の子どもたちは山あいにある貧しい部落から来ている子供たちが多く、子どもたちの家も壊滅状態だそうです。救援の手もなかなか届かない状態であると、カトマンズの修道院の責任者から連絡が入りました。本校は「今、私たちにできること」で生徒会、宗教委員会が中心になって同じカピタニオファミリーとして今回の募金活動を行うことになりました。ネパールでは他にも、移動診療所などの活動も行っていますから、病気やけがをした人たちのためにも今回の募金が少しでも役立つと思っています。東日本大震災に多くの外国からの援助をいただいた日本、今度は私たちがお返しする番だと、生徒会執行部は言っていました。
同じ地球上で武力で争い合う人々もいれば、災害があると各国から救援隊や物資を送り助け合う人々もいます。ネパールへ旅行に来た人、在住している外国人たちも現地でボランティア活動をしている映像を見ると、人間の尊厳を持った人々の生き方に感動させられます。緊急時に人間の本来の姿が表されるのでしょうね。争い合う人々の報復の連鎖が、助け合いの連鎖へと変わるきっかけになるように祈りたいものです。
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