2013年6月|聖カピタニオ女子高等学校|行事の写真館

「2013年06月」の記事

自分探しの3日間、1年生の修養会

2013年6月12日から14日まで、一年生はヤマハリゾートつま恋にて修養会に行きました。瀬戸市から約2時間半、日常を離れた場所で一年生は自分と他者に向き合いました。

一日目は開会式の後、理事長先生より本校の歴史が語られました。周りに家もなかったこの地に、運命のように導かれて学校が設立されました。今とは違う学校の姿に生徒は驚いていました。

そして、滋賀県の福祉施設「止揚学園」より福井先生、西竹先生をお招きし講演が行われました。日常の出来事を歌にして、歌っていただきました。他者を大事にするということに気付けたお話でした。

入浴、夕食後に行われたのがグループワーク「なぞの宝島」です。自分の持っている情報を正確に伝え、それをグループで順序立てて組み立てる。グループ全体を見て伝えるむずかしさがありました。

 

二日目、午前中はワークショップ。

本校スクールカウンセラー平田先生による2つのワークショップ。「私の歴史」では、自分のこれまでを振り返り、対話することで他者を理解し、自分をわかってもらう体験をしました。「怒りのコントロールステップ」では、自分が怒りを感じた時に身体のどこに表れるかを考え、怒りを抑える方法を学びました。

Sr.大窪によるワークショップ「ブラインドウォーク」では、2人ペアになって一人が目隠しをしてもう一人が手を取りしゃべることなく歩いていくというもの。草原の中を目隠しで歩くと風の感覚、草の匂い、相手の体温を感じます。相手を信頼しなければ一歩踏み出せない、そんな非日常の体験をしました。

昼食をとり、午後は南山中学校・高等学校校長の西神父による講話が行われました。生徒の興味の深い「愛」とはいったいどういうものだろうか、といったユーモアにあふれた話をしてくださりました。

夕食後には西神父によるミサが執り行われました。一年生にとっては50周年ミサ以来となります。厳かな雰囲気の中で各クラス代表が修養会を通して感じたことを祈願しました。最後に西神父の祝福を受け、ミサが終了しました。

 

三日目は朝食後、部屋の片づけをしてチェックアウト。修養会のまとめを行いました。静かな時間の中で、修養会で自分が思ったこと、感じたことをありのままに書き綴りました。

閉会式では実行委員長が悩みぬいて考えた言葉を丁寧に語りました。学年主任の高山先生の話で感動した生徒もいました。

この三日間で生徒たちは少しずつ変わっていったと思います。三日目では集合時刻よりも早く集まることができ、自由時間が30分拡大しました。お土産を購入したり、日差しの中でランチを食べたり、さまざまなアトラクションで遊びました。

この修養会に向けて実行委員やさまざまな方がかかわり、無事に終えることができました。ありがとうございました。

ページの先頭へ戻る