2014年6月|聖カピタニオ女子高等学校|行事の写真館

「2014年06月」の記事

1年生の気づきを鍛える修養会

2014年6月11日から3日間、“ヤマハリゾートつま恋”にて、修養会を行いました。

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【1日目】

きれいで広大な施設に、みんな期待が膨らんでいました。

長時間のバスで疲れた様子でしたが、休憩と昼食で元気を取り戻していました。

 

その後、開会式を行い、校歌を歌い、聖書朗読、理事長先生のお話や実行委員長の挨拶、最後に聖歌を歌ってお祈りをしました。

 

開会式のあとは、理事長先生から、本校の歴史について学びました。

開校当時の、学校周辺に何もない風景の写真から、生徒や教員とともに少しずつ歩みを進めてきた様子をうかがうことができました。

 

休憩の後、滋賀県にある福祉施設「止揚学園」の福井先生の講演が行われました。

感情ではなく感性で周りを観察し、形式にこだわった大人とは違う、純粋な子供の視野のような、見えないものを見ることの大切さを学べたことでしょう。

 

入浴、夕食後、グループワーク「なぞの宝島」を行いました。

このワークでは、言葉でなくとも意思は伝わること、相手の言いたいことを読み取ることの重要さなどを感じ取ることができたでしょうか。

 

そして、夕べの祈りの後、就寝しました。

 

 

【2日目】

?2日目の朝は、希望者を募って散歩です。

やや曇っていたものの、前日とは違って雨もあがり、きれいなあじさいとともに楽しくリフレッシュできました。

朝食はバイキング形式で、各々好きなものを食べ、お腹いっぱい食べ過ぎた生徒もいたようです。

 

朝食後は、朝のお祈りをし、本校スクールカウンセラーの平田先生、およびSr.大窪のワークショップへと続きました。

平田先生のワークショップでは、自分や友達の歴史や感性について見つめ直すいい機会となったのではないでしょうか。

また、日常でトラブルになりやすい怒りの感情についても学び、自分がどんなところで怒りを感じるのか、それにどう対処すればいいのかを学びました。

Sr.大窪のワークショップでは、屋外に出て、2人1組で目隠しをした相手をしゃべることなしに導く「ブラインドウォーク」を行いました。

言葉を使わずとも、相手の動作からいろいろなことに“気づき”、思いやりによってお互いの関係を深め合えたはずです。

 

午後は、南山中学校・高等学校の校長先生である“西神父”によるお話と御ミサが行われました。

?西神父のお話は、ユーモアにあふれ、眠そうにしていた生徒もみんな前を向き、集中してお話を聴いていました。

お話から、愛とは理由や見返りを求めるものではないということ、勉強することの意味に“気づく”こと、目の前に見えるすべてのことの背景に“気づく”ことの大切さ、をみんな学べたのではないでしょうか。

生徒たちにとって初めてのミサでは、聖歌でみんなが一つにまとまりました。

最後に受けた西神父からの祝福では、みんな穏やかな表情で、自然にお辞儀をしていたのがとても印象的でした。

 

その後、夜食のアイスを食べ、就寝しました。

 

 

【3日目】

朝から快晴で、気持ちも晴れ晴れとしていました。

朝食後、朝の祈りをし、修養会のまとめを行いました。

初日に受けたたくさんの注意はだんだんと改善され、生徒みんなの意識が大きく変わっていきました。

閉会式では、学年主任の伊藤先生のお話があり、この3日間で起こったいろいろなことを振り返って、感慨深い涙を流す子もおり、たくさん成長できたのではないでしょうか。

 

その後、休憩を取り、自由時間として、施設内のレクリエーションを楽しみました。

おみやげを購入したり、アーチェリーやクレー射撃、パターゴルフに卓球、バドミントンなど、たくさんの種目で友達や先生と楽しみました。

 

 

 

この3日間の集団生活で、楽しさだけでなく、集団として行動するときの大切さや、周りの人への感謝が学べました。

今後、学校生活の中で今回学んだことを活かしていってくれることと期待しています。

 

?今回の修養会に向けて、協力して下さった実行委員の方々や宗教委員、伴奏者のみなさんに、心から感謝を申し上げたいと思います。

また、影で支えて下さったつま恋のスタッフの方々や、この行事にご理解、ご協力くださった保護者の方々にもこの場を借りて御礼申し上げます。

 

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