2012年7月|聖カピタニオ女子高等学校|校長ブログ

「2012年07月」の記事

誰もが通る道。テスト真っ最中

 6月末から、日差しが強く急に夏らしい日となった。それまで梅雨らしくない日が続いていたこともあって、この変化に体がついていかない。

 どの高校もそうであろうか、いま期末テスト期間中で、いつになく?生徒の真剣な取り組みがあちこちに見られる。朝の登校時、単語帳や家でまとめたものだろうかノートなどを手に校門を入ってくる。また、放課後には、職員室の前で先生にわからないところを聞いている。「いつもやっていれば」と言っても詮ないこと。受験前の気持ちは、どれだけやっても不安はつきもので、やればやるほど「これはどうだった?」と新しい疑問が。

 いま大人の誰もが通って来た道。そして、テストとは言わないまでも、大人社会では、成果を形にし、時としてそれを他者に示すことも求められる。自分の本意でないにしても、それが評価につながるとなれば、学生時代のテストよろしく、何はさておき一点集中の荷の重い仕事?ともなるのであろう。

 本校では、今週4日(水)にテストが終わる。以後、しばらくは授業日が続くが、やはり生徒の気持ちは、一気に夏休みに向かっていくことだろう。毎年のことながら、6週間の休みは長い。学校の日常のスケジュールからは解放されるが、逆にどんなスケジュールにしても自分の意識で生活する姿勢を身につけてほしいと願っている。

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