「2012年11月」の記事
秋の深まりとともに、準備することも・・・
秋も深まり、あちこちで冬支度が始まったという便りが聞かれるようになりました。
今年の紅葉は台風の影響が少なかった分、葉が多く、特に赤色の色合いが鮮やかで美しかったように思いました。本校の駐車場の奥にマリア像がありますが、この白いマリア像とその後ろの赤く色づいた紅葉と背景の緑のコントラストが実に見事です。華やかさはありませんが、一度ご覧あれ。
今月も下旬に入り、この1カ月ほどほぼ毎週行われましたオープンスクール・学校説明会も終わりました。特に今年度は、本校の部活動に体験入部という形で参加していただく日と、主に入試科目に関する説明を聞いていただく日に分けて実施いたしました。両方で2日間ご参加していただいた方々もおられ、毎週毎週多くの中学生や保護者の皆様にご参加いただきました。本校への関心を持っていただきましたことを感謝申し上げますとともに、一人でも多くの方が本校を受験され、入学していただけることを願っています。
今年の1年生は、本校での50回生ということになりました。つまり、創立時の1回生から数えて50年目を迎えたわけです。創立50周年ということで、来年度にその記念事業をする準備を現在進めております。詳細は、また別途ご案内いたしますが、5月に記念式典、7月に記念講演(講師は、ノートルダム清心女子大学理事長の渡辺和子シスター)を予定しています。また、記念事業として、本館の3階から地下1階までのトイレを全面改修を行うことにしています。改修工事は、夏休みに行いますので、9月上旬の学園祭には、きれいになったトイレを使っていただけるかと思います。
昨日(11/25)は、本校同窓会であるマリエッタ会の総会が名古屋・栄の国際ホテルで行われました。1回生からついこの3月に卒業した47回生まで、約200名ほどの参加があり、お互い懐かしい顔を確認し、高校時代の話や現況を話しながら、時の過ぎるのを忘れて旧交を深めあっていました。創立時の卒業生の方たちはすでに60歳を超え、第一線を退かれて悠々自適の生活をされておられる方もおられますが、その後に続いて今現役バリバリの頼もしい女性たち、さらにはこれからの活躍の場に出ようと準備している若き乙女たちが一堂に会している光景を見ると、これからの日本、世界はまだまだ明るい未来になるという思いを強くいたしました。本校の卒業生も8500人を超え、各地で、それぞれの立場で頑張っています。卒業生の集まりである同窓会マリエッタ会はこの学校の歴史であり支えであると同時に、聖カピタニオの精神がこの現代社会の中で生き続けている証しでもあります。
今年もあと1カ月余りとなりました。キリスト教会では、ご存知のように12月25日のイエス=キリストの誕生を祝うクリスマスを控え、来週よりそのイエス様の誕生を待つ期間としての「待降節」となります。明日から始まる期末試験が終わりますと、本校でもクリスマスを迎える準備も本格化します。クリスマスのイルミネーションや馬小屋づくりなど、生徒と教職員が一緒になって準備します。また、助け合いの根源的な意味を知る上で欠かせない、神様から受けた愛を周りの人たち、とりわけ小さい子供や病気の人たち、ご高齢の人たちと分け合うために、生徒たちが地域の病院や施設などで奉仕活動をして、人類の救いのためにやってこられるイエス様を迎える心の準備も行います。
12月に入ると、クリスマス・カードや年賀状の準備も、、、、。まさに師走になります。