「2013年02月」の記事
立春も過ぎ、花咲く季節が待たれる
暦では、節分そして立春が過ぎて春となったが、ここにきて東日本や日本海側では雪が降り、この地域でも冷たい風が吹いている。春はまだまだという思いもするが、日差しは温かさを増し、やはり春に近づいているような感じを強くするこの頃である。近頃は日の出の時間も早くなり、家を出る時刻(6時半過ぎ)頃は、もう車のライトをつける必要もないほど明るくなっている。ただ、朝起きるときはまだ外は暗いので、まだまだ朝の目覚ましをかけておかなければならない。
ここで、性格が表れる。時間に遅れまいと、早めに起きる時間をどうセットするか。時計を若干進めておいて、起きる時間に目覚ましをセットするか、はたまた時間は正確にしておいて目覚ましの鳴る時間を少し早目にセットしておくか。私は後者のほうであるが、どちらにしても、「時間」というものを気にするタイプであることには違いない性格である。
さて、本校の入学試験も1月30日(推薦入試)と2月7日(一般入試)に無事終了し、それぞれ受験生にその結果を通知した。合格書を受け取った受験生たちが、4月の入学式にカピタニオ生として本校の門をくぐるまであと2か月ほどとなった。(実際には、3月26日に入学準備のために登校するのだが。)一方、本校3年生では、すでに進路先が決まった者もいるが、今まさに受験中という者もいる。そして、毎日のように大学から合否通知書が届けられる。願わくば、希望する進路先から「サクラサク」という通知が届いてほしいものである。
1年生の英語コースの生徒たちは、ひと足早くすでに学年末テストを終え、今度の日曜日(2月17日)に約7週間の海外短期留学のためオーストラリアに出発する。日本に帰ってくるのは、4月6日の予定。ホームステイという貴重なプログラムを大切にして、語学の勉強だけでなく、日本では経験できないような様々な体験をしてきてほしいし、思い切ったチャレンジをしてきてほしい。
3年生たちの巣立ちの日ももう目の前に来た。3月2日の卒業式には、大きく羽ばたいて母校を後にすることだろう。また、2年生や1年生普通コースの生徒たちも、3月に行われる学年末テストまであと3週間を切った。学校での区切りの「年度」は、いよいよ残すところ1か月半。締めくくる作業と新年度の準備が入れ混じる時期となった。
長く教員をしていると、この時期から春の訪れまでは近く感ずるのである。最近では、年齢も加わって、一層早く感じる。桜の咲く季節が待たれるこの頃である。あ、梅(ちゃん)も忘れてはいけない。