「2013年05月」の記事
おかげ様で50周年
風薫る5月、新緑の芽吹きがまばゆいばかりの今日14日、幼き聖マリア女子学園 聖カピタニオ女子高等学校は喜びのうちに創立50周年を迎えました。
ローマ教皇庁大使ジョセフ・チェノットゥ大司教様、カトリック名古屋教区長の野村純一司教様、愛知県私学振興室長の松原光彦様、瀬戸市教育委員会の稲垣登美一様をはじめ、たくさんのご来賓の方々にご臨席いただきました。公務ご多忙の中ありがとうございました。特にご来賓最前列には地元瀬戸の中学校長様方、本校 前あるいは元校長の、上條先生、Fr.ケルクマン先生、市野先生がおいでになり、生徒一人ひとりが心をこめて歌っているその歌声をじっくりお聞きいただいている姿が印象的でした。生徒の皆さんの歌声はカリタスホームの中にとどまらず、お客様一人ひとりの心のうちに心地よく響き渡ったと思います。実は私も式典の最中とはいえ、じっとしていられず、生徒の皆さんの歌声に耳を傾けながら、一人ひとりの表情を追って、ひょっとしたらきょろきょろしているように見えたかも知れません。申し訳ありません。つい歌声の素晴らしさに、心も身も動かされました。
式典校長挨拶より
「遠くイタリアから運ばれてきた小さな種、それは聖バルトロメア・カピタニオの真心のこもった一粒の麦でした。この瀬戸の地に落ち、地域の皆さまの温かいご支援、歴代の校長先生をはじめとする教職員の方々、今や8600名を超える卒業生の皆さん、保護者の方々、そしていつも微笑んで、ともに歩んでくださったシスター方、諸先輩方のおかげで、根を下ろし、実を結び、また新しい種へと聖カピタニオの意思は受け継がれています。」 …(中略)… 「そして、今ここにいる全校生徒の皆さん、皆さんこそ、その一粒の新しい麦なのです。先輩方が築いてくださった伝統にさらに磨きをかけ、カピタニオファミリーの一員として、「喜びと感謝の歌声を、学校中に響き渡らせ」、より大きく羽ばたきましょう。」
これまでの多くの方々のご努力、ご厚意に深く感謝申し上げるとともに、周年という一つの節目を迎え、原点に立ち、創立者聖バルトロメア・カピタニオの精神を振り返り、より強く、より豊かな実を結ぶことができるようさらに前進してまいります。