「2013年10月」の記事
過ぎゆく行事の中で
久しぶりにブログの更新をします。
2学期のいや、本校の一大イベントの一つである、学園祭、体育祭も無事に終わりました。
始業式から課題実力テストをはさみ、学園祭へ。夏休み中にも準備はできたとはいえ、やはりテストが終われば、日に日に見違えるものになっていきました。
ここ一番カピタニオの生徒はやるなぁと思ったのが(手前味噌ですが)、見えないところまで工夫を凝らしたクラス展示でした。日本のおもてなしの心が垣間見られ、思いやりを感じ取ることができました。ファッションショーは初めてすべてを前の席で鑑賞させていただきました。モデルの華やかさ、演出に加え、審査員の生徒たちの食い入るような真剣なまなざしがとても印象的でした。
せともの祭りでは、先生方が呼びかけてくださり、大スターマイン花火「祝!50周年 聖カピタニオ女子高等学校」をあげていただきました。廉売市会場から見た花火はいつにもまして大きくきれいに見え、祭りのお客さま方のほほを照らしていました。
そして今日の体育祭。生徒一人一人が本当ににこやかに、それぞれの種目に応援に、一生懸命取り組んでくれていました。「あきらめない」を象徴したかの「棒取り」、生徒一人一人の思いのこもった「プロムナード」では笑顔の花が咲き、私たちの心も温かくなりました。きっと周りの方々にも幸せを届けてくれたことと思います。
準備から本番まで、そしてその後も、それぞれの行事は生徒たちを確実に成長させてくれているようです。
以下は2学期始業式のお話の抜粋です。
長い夏休みが終わりました。昨日の一日はちょっと得した気分であったかもしれません。いつまでも休みが続かないのと同じく、暑い暑いといっていた夏も、そろそろ吹く風が気持ちよく、秋の気配をいっそう感じさせてくれます。
昨日、9月1日は防災の日。関東大震災から90年目を迎えるそうです。この間、日本はいくつもの大きな自然災害を経験してきました。東日本大震災、阪神大震災では今もなお、心に傷を負い、復興と闘っている人が大勢います。各地で避難訓練が催されたり、震災の教訓などが、新聞・テレビのニュースなどでいくつか報道されましたので、生徒の皆さんも考えることがあったかと思います。防災、減災で大切なことは、過去の震災などを振り返り、災害をイメージしてみることです。過去の災害から学び、想像することでそれぞれの対策をより具体的に想定できます。
備えあれば、憂いなし。この時期よく耳にするこの言葉は受験においても当てはまりますよね。
さて、カピタニオは学習だけでなく、いろいろな行事、体験を通して、人間的な成長を考えています。まさにこの2学期は学習にも、行事にもしっかり取り組むことの出来るよい機会だと思います。まずは学園祭。このテストが終われば、準備もますます本格的になりますね。また体育祭、音楽会、クリスマス会など。2年生の皆さんは修学旅行もありますね。いうまでもなく準備がしっかり出来てこそ、それぞれの行事は実り多く、楽しむ事ができ、またよき思い出となるのです。
being…存在すること。doing…行動すること。
様々な行事を通して、自分ができる役割をしっかり果たし、お互いに自分自身の存在を認め合いましょう。お互いに認め合うことが出来ると、存在していることへの自信となり、それが行動する上での自信につながり、また団結が生まれると思います。喜びは大勢で分かち合うのがいいですね。
2学期もまた「喜びの声が響き渡る学校」でありたいと思います。