「2014年01月」の記事
新年 明けましておめでとうございます
いよいよ3学期のスタートです。本日始業式でお話したことを紹介します。
新年 明けましておめでとうございます。
学校は年度で動いていますが、やはり年があらたまると身も心もいっそうひきしまる思いがいたします。去年の反省を生かし、今年はどのような年にしようかなどと、皆さん一人一人が誓い、計画を立てたことと思います。
ローマ神話に出てくる、1月Januaryの語源でもある、ヤーヌスは出入り口と扉の神で、前後2つの顔を持つのが特徴です。一年の終わりと始まりの境界に位置し、過去と未来を見つめて立っています。入り口の神でもあるため、物事の始まりの神でもあります。ちょうど今がその時期にあたりますね。
さて、私が毎月愛読しています、PHPの1月号裏表紙に「変革」というタイトルで佐藤悌二郎さんの文が載っていますので紹介します。
『このままではいけない、そうとは分かっていても、一度身についた習慣を変えるのは難しく、流されるままに同じことを繰り返す。お互いよくあることだが、それは誰のせいでもない。結局、自分自身がそうしているのである。
だから、自分の気持ち一つで、生活や習慣を改善することは、やろうと思えばいますぐにでもできるはずである。
個人の生活に限らない。国の政治においても同じであろう。今、多くの人々はわが国が抱える問題を認識し、改革しなければならないと感じながら、自分一人の力ではどうなるものでもないと、惰性の中で日々を過ごしている。
だが、まず一人がその気にならなければ、何も始まらない。一人の目覚めが周囲の人々の目覚めを呼び、それが政治や行政を動かし、一滴一滴の集まりが大河の流れを形づくるように、変革への大きな力となっていくのである。
今日を生きるお互いの務めは、緑豊かで、誇りある美しい日本の国を残すこと。それができるかどうかは、他の誰でもない自分の考え方次第、行動次第。年の初めに、国民一人ひとりがあらためてそう思いをさだめたい。』
自分の進路、夢、希望、皆さん今年はどんな年にしたいですか?