2016年9月|聖カピタニオ女子高等学校|校長ブログ

「2016年09月」の記事

朝夕の涼しい風が心地よい2学期です

 長い夏休みが終わりました。いつまでも休みが続かないのと同じく、暑い暑いと言っていた夏も峠を越え、朝夕に吹くさわやかな風や、虫の声は、秋の気配をいっそう感じさせてくれます。

 さて、今日9月1日は防災の日。関東大震災、伊勢湾台風をはじめ、過去の災害を振り返り、2度とこのような被害を繰り返さないようにと思いを新たにする日でもあります。学園祭でも取り上げていただけるようですが、ぜひご家庭でも防災や避難について、今一度、確認し合っていただきたいと思います。

 先日出校日の際にも触れましたが、今年の夏は気象観測史上まれにみる酷暑であったとか。また、先日の台風は迷走を極め、特に東日本大震災の被災地を巻き込み、大きな被害をもたらしました。報道からは今も自分本位の身勝手な理由による犯行が絶えません。小学生が、若者が、年配の方々が、犠牲となり、多くのかけがえのない命が奪われました。亡くなられた方々、またご遺族の方々の心中を思うと本当に心が痛みます。謹んでお悔やみを申し上げたいと思います。

 皆さんが学習に、部活動に、またそれぞれの夢の実現に向かって一生懸命に取り組んでいたこの夏休みの間、今年もいくつかの研修に参加しました。そこでのお話を一つ紹介します。

自分の心のケアのために何が出来るか。先ず自分でできることとして、元気で幸せになれる3つのこころ。

  1.前向きな心…できる、やろう

  2.肯定的な心…いいね、そうだね

  3.感謝する心…ありがとう、おかげさまで

言葉は人を動かす力があります。自分の言葉で動かされるのは自分自身、そして周りにも良い影響が出てきます。

 カピタニオは学習だけでなく、いろいろな行事、体験を通して、人間的な成長を考えています。まさにこの2学期は学習にも、行事にもしっかり取り組むことの出来るよい機会だと思います。まずは学園祭。このテストが終われば、準備もますます本格的になります。また体育祭、音楽会、クリスマス会など、2年生の皆さんは修学旅行もありますね。いうまでもなく準備がしっかり出来てこそ、それぞれの行事は実り多く、楽しむ事ができ、またよき思い出となります。

 そこで色々な機会に、この3つの心のことば「できる、いいね、ありがとう」を自分に、またお互いに言ってみてください。

きっとお互い元気で幸せに行動でき、ますます団結が生まれると思います。喜びは大勢で分かち合うのがいいですね。

2学期もまた「喜びの声が響き渡る学校」でありたいと思います。

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