「2010年02月」の記事
旅立ち ?新たな目標に向かって?
2月18日に恒例のサッカー部お別れ会を行なった。
お互いが制服姿で、31名の部員と2人の顧問が1つの教室で、
ゲームや会話をして久しぶりの再会を楽しんだ。
準備されたお菓子やジュースもあっと言う間にみんなの胃袋に消えた
2010年2月20日 本校の卒業式が執り行われた
卒業生は教室に戻り、クラスの仲間と担任との別れを惜しむ。
今年は例年以上にそれが長い。15時過ぎに3年生のサッカー部員が集まる。
そこからサッカー部の送別会が始まった。
まず、1年生から3年生にプレゼント。
それが終わると3年生から部にボール入れの袋、1人1人に寄せ書き、
顧問にも全国大会出場が決まった後に撮影した写真のパネルのプレゼントがあった。
そこから3年生1人ずつがスピーチする。
ここに至るまでの様々な経験、思い、心の揺れ、仲間との出会いなど、正直にみんなに伝えた。
人に聞いた話でも本で見た話でもない、卒業生が体験し、感じ、考えたことを話すため、一言が重い。
決して話が上手な訳でもないが、一言一言が心に響いた。
本当に高校3年間の精神的成長は甚だ著しい。
当たり前の事であるが、1人1人違う。
それは、性格であったり、身体的なものであったり、家庭環境、才能、価値観、思い入れ、好み、友人など人と同じ所を捜すのが難しいぐらいに違う。
それが個性というもの。そんな部員達が、口々に聖カピタニオ女子高校に来て、“サッカー部を続けてよかった。
”お世辞でも“多田先生、梶野先生の指導のおかげ”とも言ってくれた。
『感動をありがとう!』サッカー部の伝統を引き継ぎ、また新たな歴史をスタートさせてくれた3年生。
これからはそれぞれ別々の道を歩む。
苦しみを乗り越えなければ、本当の喜びを得られない。
これまでの栄光を汚すことなく、大学での活躍、成長を期待する。
サッカーなくして出会うことのなかった仲間を忘れず、新たな目標を胸に旅立て!!真価は問われるのはこれからである。
もう1つのライバル
またまた記事を投稿しますよ
今回はライバルについてです。
以前ホームページで紹介したが、大学の同期で、サッカーとハンドボールと種目は違えど、弱小チームでありながら全国大会を夢見て、日々指導してきたライバルがいる。
そう桜台高校のT先生である。
昨年、お互いが全国大会に出場する快挙を成し遂げた。昨日そのTから電話が入った。『とったぞ?』何と2年連続の全国大会出場を決めたのである。本当におめでとう
また先を越されたが、言わずもがな私も6月に2年連続の全国大会出場を成し遂げる。ライバルによりまた、モチベーションがアップした。RPGのごとく、多田は成長を続ける。
平成21年度愛知県高等学校新人体育大会準決・決勝
10:00キックオフの笛。よしみのシュートで先制。
その後、またよしみ。続いてBoo。ともみが得点して前半終了。
結局8対0で勝利し、決勝進出。
シュート23本で8点。まあ、日本代表(VS香港)よりましか・・・。
また、得点者も6人でどこからでも得点できたことが、今のチームの成長した部分である。
日によって調子の悪い選手、厳しいマークにあう選手、けがの選手がいる訳で、やはり全体の底上げが大切になってくる。
どこの高校にも当然中心選手がいる。数年前の愛知県の高校レベルでは、経験者で2,3人いれば勝ち上がれたが、今はそれだけでは残れない。
チーム戦術も含め、個人を伸ばす(高める)ことが求められる。まあ、わかっているけどね・・・。
決勝の相手は、春日井商業に2対1と逆転勝ちした旭丘。
予選リーグで対戦し勝利しているが、トーナメントでは部類の強さを発揮するだけに侮れない。
雨脚は時間とともに激しくなり、コンディションは最悪。得点は多くのぞめそうもない。
14:00決勝の笛。監督の心配をよそに開始1分、アーリークロスからかなえの絶妙なコントロール、シュートで1点先制。
あれほど準決勝で不調だったかなえが貴重な先制点を叩き出すのだからサッカーはわからない。そのわずか5分後にはコーナーキックがオウンゴールを誘い、2対0。
準決勝では7本のコーナーキックも得点には至らなかったのに、この様である。
“This is soccer” そこからは旭丘の頑張り、粘りから追加点を奪えず、試合終了。ついに4年連続の新人戦優勝を果たした。
5試合での総得点27点、失点0で新人戦を終えた。
3年生も保護者も卒業生も応援に駆けつけてくれ、次世代の部員達の活躍を見て安心したに違いない。
色んなプレッシャーの中での優勝はまた格別である。
とったど?
新人戦 決勝トーナメント1回戦
2月7日(日)に新人戦の決勝トーナメント1回戦が岩倉総合高校で行なわれた。
風があり、体感温度は低かったものの、グラウンドコンディションは、さほど悪くなかった。
10:00キックオフ。市邨は1人少なく、10人での戦い。ワントップを残してのカウンター狙いである。
ただ、個々の能力は高く、1人少ない事を感じさせない。
前半から一方的に攻めるもパス・シュートの精度が悪く、得点には至らない。
コーナーキックも何度も跳ね返される。
そして、そのまま前半終了。後半に入って攻め続けるもフィニッシュが甘い。
また、シュートがバーをたたく。ゴール前でのアイデア、工夫が足りない。
完全に嫌な流れに陥っている。サッカーにはよくある展開である。
ここからカウンターの一発が決まったり、セットプレーで失点したり・・・。
ただ、決勝トーナメントからは延長戦がある。その20分の時間的な猶予が自分の中では大きく、あまりあせってはいなかった。
後半10分過ぎについに得点シーンが現れる。ディフェンスラインを崩しての得点ではなく、コーナーキックからの得点であったが、これで均衡を破り、1対0。
終了間際には速攻から、かなえが押し込み、2対0。そこで試合終了のホイッスル。
危ないシーンはないものの、辛勝と言わざるを得ない。市邨は今後間違いなく、実力を付けて上位に絡んで来るであろう。
第2試合は安城学園・南山合同チームが椙山女学園との延長戦を制し、合同チームとして初のベスト4進出を果たした。
天晴れ 第3試合は旭丘が小坂井を1対0で下し、第4試合は春日井商業が松蔭を1対0で下した。
本校以外は予選リーグ2位のチームが勝ち上がる波乱が起きた。実力伯仲とも言えるが、これも初の事である。
しかも内容的には押しているチームが敗れた。“This is soccer”?新人戦の最終章は2月11日(木)に春日井商業で行なわれる。 晴れたらいいね
平成21年度愛知県高等学校新人体育大会
1月31日(日)に啓明学館グラウンドで新人戦の予選リーグが行なわれた。
新チームになって初めての公式戦である。
1試合目は啓明学館。愛知女子から学校名が変わってからは初めて対戦する。
元気があり、相手ゴールキーパーの好セーブが何本かあったが、結局前半6点、後半5点の11対0で勝利した。
2試合目は旭丘。予選リーグで対戦するのはチョ?久しぶり。
いつもはお互いシードされていたので当然か。
試合は開始5分、10分になみが得点し、2対0とリード。
1試合目の消極的なプレーと打って変わって、積極的なプレーから奪った2点である。
3点目はぶー(Boo)が技ありのシュートで得点。そこで前半終了。
後半も攻め続けるも詰めが甘く、終了間際によしみが強引な突破から1点奪ったのみである。
不満は残るが、ディフェンス陣も無失点で乗り切ったので苦言はなしとしたい。
この日は2勝し、予選1位で決勝トーナメント進出が決まった。
相手は名経大市邨。人数はぎりぎりであるが、1人1人の能力は高い。
ただ闇雲に蹴るチームではないので、中盤での攻防が明暗を分ける。
本命なき新人戦。準々決勝の4カードから目が離せない。乞うご期待