2014年2月|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

「2014年02月」の記事

交流試合

 2月16日(日)決勝戦の翌日。この日は愛知東邦大学人工芝グラウンドにて東尾張コラボフェスティバルと称し、シニアのチーム(6チーム)の方と愛知東邦大学の学生、本校の生徒とチームを組み、交流試合を行った。昨年に引き続き2回目のイベントで、心配された大きな怪我もなく、また楽しく交流を終え、多くの商品をゲットした。また、2月22日(土)は同じ学区にある長根小学校のサッカー部とも交流試合を行った。妙なプレッシャーはあったようだが、面目は保ったかな?! O-50、U-12の人たちも含め、色々なカテゴリーの方と交流ができるのも高校女子サッカーならではのことであろう。チームは昨日(23日)の練習試合をもってしばらく試合からは遠ざかる。ただ、次の目標に向けてのトレーニングは果てしなく続いていく……

 

 

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平成25年度新人戦 決勝

 2月15日(土)名古屋市港サッカー場。決勝の舞台は、前日の低気圧によりシャーベット状になって所々に雪が残っている。試合実施も危ぶまれる状況にあったのは間違いない。ところが、前日から安城学園の中野先生が“新人戦決勝のグラウンド環境を何とかしたい有志の会”を立ち上げ、各校の先生方に水取り用の道具と着替えの準備を呼び掛けたことで、述べ50人以上の生徒や教員が朝早くから会場に足を運び、雪かきをし、水を取った。冷たい雨は降り続き、手も足も感覚を失っているのに、また何かの報酬や見返りがある訳でもないのにである。皆さまの自分を犠牲にしての行動に厚く感謝しています。ありがとうございました。特にマイクを握り、先頭指揮を取り続けた中野先生、輝いていました。熱い呼びかけに係員の人が「マイクの音量を下げた」と報告に来たことを付記しておく。おそらく近隣に住む人への配慮と思われる?!

 試合は予定通り9時45分にキックオフ。人海戦術で準備したとは言え、ピッチは水浸し。そんな状況が幸いしたのか、チャンスは本校が多く作りだした。しかし、椙山女学園も身体を張った守りで得点は許さない。試合が動いたのは前半33分。まあがGKをかわして、右足で待望のゴールを決めた。約束通り、ベンチ前まで来てゆりかごダンス。何が起こったかわからない梶野は横で妙な振りで真似ている。これはもうすぐ産まれてくる梶野先生の第1子の子のためのお祝いダンスで、試合前にこっそり仕込んでおいたものとわかると、表情はなお一層緩んだ。それから程なく前半終了。後半に入るとすぐに、インターセプトしたさおりがセンタリング。それをまたもや、まあが今度は左足のボレーで2点目を決めた。続く後半2分には、コーナーキックからまゆが押し込み、3対0。その後も再三相手ゴールに迫るも決め切れず、そのまま試合終了。9年連続11回目の優勝を飾った。ただ、この優勝がかすむフェアプレー賞は紛れもなく、グラウンド整備、試合運営に携わった人々すべてである。

 その後、高校リーグ(1部・2部)の表彰もそのピッチの外で盛大に行われた。続く男子の準決勝は風が強いものの、いいコンディションで熱い戦いが行われた。これも女子の協力があってのことである。男子の関係者も女子チームの協力体制には感心しきりだったことも最後に付け加えておきたい。

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平成25年度新人戦 準決勝

 2月11日(火)準決勝。対戦相手の時習館高校は愛知県高校選手権大会では第3位となり、東海大会に出場したチーム。6月から現メンバーで活動しており、チームワークのよさはもちろんのこと、お互いの能力を認め合う中で強烈な個を生かすチームである。

 試合は立ち上がりから前回の反省を生かし、攻勢に出るが、何分フィニッシュが甘い。それでも前半10分、左サイドからこぼれたボールをあさなが角度のない所から蹴り込み、あさなの今大会初ゴールが貴重な先制ゴールとなった。その後は相手チームの頑張りとチームとしての未熟さが随所に見られ、追加点を奪えず、1対0で折り返す。後半の立ち上がりにショートカウンターからピンチを迎え、あわや同点ゴールかと思われたが、キーパーのファインセーブで難を逃れた。ここで失点していたらゲームの行方は正直わからなかっただけに価値あるビックプレーだった。すると、後半6分、ともなが豪快にミドルを蹴り込み2対0。23分には、まゆがこぼれ球を押し込み、3対0。27分には相手のオウンゴールを誘い、4対0とし決勝進出を決めた。試行錯誤を繰り返すレベルだが、今は多くの根を横に張り巡らせる時期。我慢強く成長を待ちたい。決勝の相手は予想通り、椙山女学園高校。お互い若葉マークを付けた戦いだが、これもまた『いとをかし』

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平成25年度新人戦 準々決勝

 2月8日(土)準々決勝、会場は岩倉総合高校。当然前日から天気予報を確認しながら当日の試合進行を考えていた。朝6時の時点で、警報の発令もなく、公共交通機関の運休、高速道路の閉鎖もなく、予定通り試合の準備を進める。ところが、一向に雪がやむ気配がなく、むしろ雪は激しさを増す。現地で協議の結果、生徒の安全面を考慮し、翌日の順延に決定した。自分が記憶するに大会初の出来事である。2月9日の試合会場は東三河の時習館高校。雪はあまり降らない地方だけに試合は可能と判断した。

 およそ10年ぶりの時習館高校。学校の敷地面積は愛知県1位の広さ。全国的に見ても北海道の農業高校を除けば全国1位とのこと。校舎は高くても2階建て。全校生徒数は1000人弱の愛知県屈指の進学校。ところが、グラウンドには渥美線が開通する際に出た土が使用されているらしく、過去経験したことのない粘土質。審判の靴も脱げそうになるほど。そんな中ではあるが、時習館高校の生徒が水取りをし、会場準備の甲斐あり、予定通り試合は行われた。試合は前半にさおり2点、まあ、みのりが得点し、後半はともな、はるか(公式戦初得点)が得点し、6対0で準決勝進出を決めた。準決勝は2月11日(火)11時30分から春日井商業高校で行われる。対戦相手は安城学園高校を1対0で下した時習館高校である。決勝は当初の予定よりも15分早まり、9時45分キックオフで名古屋市港サッカー場で行われる。雪の影響で男子の試合も順延となり、この日に準決勝2試合が実施され、その勝利チームが両校優勝となるらしい。

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平成25年度新人戦予選リーグ第2戦

 2月1日(土)旭丘高校にて旭丘高校と予選リーグ第2戦が行われた。数々の対戦を繰り返してきたこのカードが予選リーグで行われるとは・・・複雑な心境で試合に臨んだ。あの名将中西先生もグラウンドに顔を出され、久しぶりの再会を懐かしんだ。試合は2週間前の至学館戦とは違い、その間練習で取り組んできたものが随所に表れ、ピッチ内で選手たちが躍動した。また、交代枠をすべて使い切り、チーム内の競争心を煽りながら勝利を掴んだ。(試合結果は愛知県高体連女子サッカー委員会のHPを参照)

 決勝トーナメント準々決勝の相手は金城学院高校。ここも歴史のあるチーム。この1週間を大切にし、体調管理には万全を期し、試合に臨みたい。ただ、天候はあまりよくないようだが・・・。翌日の2月9日(日)が準決勝。決勝は2月15日(土)に昨年に引き続き、男子の決勝と同じ会場(名古屋市港サッカー場)で行われる。その日には愛知県高校女子リーグ(1部・2部)の表彰も予定されており、各校の選手たちも大挙して集う。入場は無料。公共交通機関を利用しての観戦よろしくお願いします。

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