2014年5月|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

「2014年05月」の記事

第68回高校総体 準決勝

 5月25日(日)の準決勝は夏を感じさせる陽気の中、10時30分キックオフ。対戦相手の旭丘高校は公式戦で毎回顔を合わせる、いわゆるライバル校。経験者がほとんどいない中、準決勝まで勝ち上がってくる力はさすがである。ゲームは立ち上がりから一方的に攻めるものの、相手の寄せの早さとキーパーの好セーブに得点を奪えない。そんな展開の中、先制点は17分のコーナーキックから。新人戦決勝でも2得点したまあが身体ごと押し込んで、貴重なゴールを決める。前半アディショナルタイムにもコーナーから1年生たきが蹴り込んで2点目。後半に入ってもフィニッシュが甘く、追加点が奪えない中、途中交代のみゆうがミドルシュートを叩き込む。その後は大きな見せ場もなく、試合終了。3対0で、相手のシュートも1本とほぼ完ぺきなゲームでありながら、満足感は全く得られなかった。もう1つの準決勝は椙山女学園高校が初のベスト4進出の安城学園高校に4対0と貫録勝ちした。点差ほど力の差はなく、1つのプレーからゲームの流れが大きく変わる、サッカーの怖さを痛感するゲームであったように思う。

 決勝は6月1日(日)12時30分から豊田市運動公園球技場で行われる。東海総体(6月21・22日愛知県)に出場できるのは1校のみ。熱い戦いになるのは間違いなし。興味のある人はぜひ観戦を!!男子のインターハイを懸けた戦いもやばい(女子高生の流行語?)。4チームによる決勝リーグ(刈谷、東海学園、中京大中京、東邦)は2試合を終え、4校とも1勝1敗で並ぶ大混戦。どのチームにも可能性が残り、5月31日(土)に豊田運動公園球技場で行われる試合に勝ったチームがインターハイの切符を手に入れる。

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第68回高校総体 準々決勝

 5月11日(日)に準々決勝が岩倉総合高校で行われた。相手は予選リーグから徐々に調子を上げ、決勝トーナメント1回戦でも堅実な戦いぶりを発揮した名経大市邨高校。予選ではゲームの入りの悪さが課題の1つであったため、その点を注目していたが、自分たちのペースでゲームに入れていたのは収穫であった。すると、前半4分、左サイドからのクロスをさおりが幸先良く先制点を決める。しかし、その後が悪い。打つシュート、シュートが空砲。市邨ディフェンスにシュートを打たされている感じで、まるでゴールする気配がない。また、DFの緩慢なプレーであわや失点かと思われるシーンも出てくる始末。それでもともなが前半25分にミドルを決めて2対0で折り返した。後半に入っても、DFラインの裏が取れず、シュートは枠外。結局後半30分にまゆが3点目を奪い、3対0で勝利したが、シュートの決定率の悪さが後味の悪さと重なった。これも市邨の選手たちがそれぞれの役割を果たし、全力で挑んできた結果がそうさせたのは間違いない。

 その他の試合結果は、旭丘1?0小坂井、安城学園3?1時習館、椙山女学園2?1岡崎商業となり、5月25日(日)の準決勝の相手は旭丘高校と決まった。見ての通り、準々決勝においてもすべて好ゲームを展開した。愛知県に限ったことではないようであるが、各地域の全国常連校も簡単には勝たせてもらえない時代に突入した感がある。だからこそ高校サッカーはますますおもしろくなる。愛知県の実力は全国にはまだまだ及ばないものの、各チームの監督、選手たちの思いはすこぶる熱い。必ずや努力が実を結ぶと信じる。そんな仲間がここ愛知にはたくさんいることを誇りに思う。

 本当に全くの余談であるが、今日5月12日、ワールドカップ日本代表23人が決定した。毎回色々なドラマがある発表であり、サプライズがあるかと思い、自分の名前を捜したが、やはりなかった(+_+) 4年後のロシアW杯に期待するか…。

 

 

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高校総体 予選リーグ

 5月3日(土)は予選リーグ初戦の松蔭高校戦。試合前のアップから名将中西先生が松蔭高校を指導。正直、なつかしい光景に心が躍った。試合は序盤からパスミスが多く、不安定な内容。案の定、シュートミスも多く、チャンスをものにできない。先制点は結局、コーナーキックからのセットプレーでまゆが決めた。7分後にも再現シーンを見るかのような形で追加点。また、前半終了間際にもあやかが押し込み3対0で折り返す。後半に入ると、堰を切ったかのように得点が動き、終わってみれば11対0で勝利。最後まで気を抜かない相手に対して、それぞれが全力を出し切った。

 この日、19時から豊田スタジアムで名古屋グランパス対セレッソ大阪の試合があり、それをマネージャーが見に行ったらしい。地元グランパスの応援ではなく、完全なセレ女。柿谷のファンらしく、この試合で不調の柿谷が今季初得点を取ったもんだからたちが悪い。私がいたから、とか私のために取った、とか言いたい放題。マネのとってはうちの学校名も聖カキタニオ高校なのかも…?!

 5月4日(日)は至学館戦。永井先生の策略に立ち上がりからリズムがつかめない。それでも先制点は前半11分、あやかのシュートから生まれた。ただ、その後は攻めの形が作れないまま、前半終了かと思われた矢先にさおりが追加点。このゴールが効いたのか、後半にはさおり、ともな、みのり、まゆが決めて6対0で勝利した。この結果、5月11日(日)の準々決勝進出を決めた。

 

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トレーニングマッチ2

 4月29日(火)の福井高校とのトレーニングマッチ。愛知県では一日中雨が降り続く中、福井では一時、雨や風に見舞われたが、ほとんど影響もなく試合は行われた。やっぱり晴れ男、さすがだね?!福井高校は合宿中のため疲れもピークであったようが、35分ハーフ、30分ハーフ、30分のゲームを6本行った。1級審判を目指す女性の方が主審を務めてくれたり、豚汁のサービスを受けたりと充実した1日となった。また、トイレには 『熊出没注意』 の貼り紙。おかげで緊張感が最後まで持続できました。久保先生、本当にありがとうございました。トイレの貼り紙 『クボ出没注意』 に直しておきました。冗談です。

 第68回愛知県高等学校総合体育大会の予選リーグは29日までに14試合が終了。その内、4試合がPK戦、1点差のゲームが3試合と熱戦が続いている。本校の試合は5月3日(土)が松蔭高校戦。5月4日(日)が至学館高校戦。松蔭高校には名将中西先生がベンチ入り?!とにかくいいスタートを切りたい。

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