「2014年06月」の記事
第61回東海高等学校総合体育大会
6月21日(土)22日(日)に第61回東海高等学校総合体育大会女子サッカー競技が行われた。簡単に振り返る。21日の藤枝順心戦。インターハイ出場のかかった大会、当然メンバーはベストメンバー。どこまで戦えるかと言う期待と不安が交錯する中、ゲームがスタートした。前半11分に失点。後半23分とアディショナルタイムに失点し、0対3で敗戦。やはり最後は個の部分の技術の差が失点につながったゲームとなった。22日の富田戦。前半5得点、後半7得点を奪い、12対0で勝利した。続く三重高校戦。お互い1勝1敗でこの対戦を迎え、得失点では三重が上回っているため、インターハイに出場するためには勝利が絶対条件である。試合は予想に反して乱打戦となった。前半7分、右サイドからのセンタリングをきれいにあわされ、先制を許す。前半12分、フリーキックをみゆうが直接決めて、1対1の同点。前半19分、コーナーキックから押し込まれ、1対2。前半25分、右サイドを突破したなぎさのパスをまゆが冷静に流し込み、2対2。この後も得点が動く。前半33分、フリーキックから抜け出した10番に決められ、2対3。ここで前半終了。後半に入り、まずは同点と何度も三重ゴールに迫るものの決め切れない。すると、後半8分にゴールを許し、2対4。あとはあせりからかシュートの精度を欠き、そのままタイムアップ。無情にもインターハイ出場の夢は崩れ去った。シュート数では三重を上回ったが、この日もシュートの精度が悪く、明暗を大きく分けた形となった。
保護者の方々、サッカー関係者、本校生徒、教員、卒業生、卒業生の保護者に至るまで、本当に多くの応援、声援を頂き、ありがとうございました。またもや期待を裏切る形となり、申し訳ございませんでした。部員たちは立派に最後まで戦い抜きました。敗戦の責任は監督にあります。部員たちには温かい声をかけて頂き、これからも本校サッカー部のサポートの程、よろしくお願い致します。
この敗戦により、3年生の数名が大学受験のため引退した。まずはお疲れ様。高校サッカーに於いては必ずこの時期がやってくる。受験はチームスポーツではない。自分の力で勝利をものにしろ。
第61回東海高等学校総合体育大会 女子サッカー競技 大会前
ブラジルワールドカップで熱戦が繰り広げられる中(ただし日本の第1戦は凡戦)、我々にとっても負けられない戦いが6月21日(土)22日(日)にモリコロパーク多目的球技場・愛知学院大学日進キャンパスで行われる。(別掲)
6月1日(日)の愛知県予選が終了後、チームは調整を進めてきたが、どうしても怪我がつきまとい、とても順調とは言いきれない。ただ、悔いのない戦いをするために3年生を中心にベストを尽くしてきたのは確かである。どんな結果になろうとも受け入れる準備はもう整っている。結果は“神のみぞ知る”
3年前から女子サッカーもインターハイ種目(全国で16チーム)に認められ、各地域で予選が行われるようになった。各県ともまだ一回りもしていないため戸惑いがあると思うが、今年の東海地区は愛知県が初めて担当する。1年以上も前から試合会場をおさえてくれるように依頼しておいたが、不手際があり、今回の会場になったことをまずはわびたい。それでも試合ができることには感謝である。また、愛知県の各高校の選手、スタッフが大会を成功させようと積極的に運営協力を申し出てくれた。最大に感謝するとともに愛知県高体連の仲間を本当に心強く思う。今回は甘えさせてもらい、試合に集中したい。
最後に各会場とも観戦はできますが、注意事項やマナーを守り、会場スタッフの指示に従い、純粋な高校生の戦いに迷惑をかけるなど水を差す行為のないよう、よろしくお願いします。
第68回高校総体 決勝
6月1日(日)3位決定戦の安城学園対旭丘戦が延長、PK戦に突入し、試合開始が13時キックオフにずれ込んだ。気温もあと1℃で猛暑日に突入。試合前から体力勝負の予感が漂う。試合開始から特別大きな声を出すこともなく、静かにゲームは進む。今大会を象徴するかのように流れの中から得点を奪えない。そんな中、前半26分、コーナーキックからまゆがヘッドで決め先制。後半に入り、決定機を何度も迎えるものの決め切れない。そんなことを繰り返すと流れが変わるのもサッカー。案の定、相手も目を覚ましたかのように厚みのある攻撃を繰り出す。そこを耐えた後半25分、あやかからなぎさへとボールが渡り、なぎさが貴重な2点目を決める。その後、何度か攻防があったが、そのまま2対0で、2年連続8回目の高校総体優勝を飾った。内容は決して褒められるものではないが、勝負では勝ち切った。こんなに暑い中、校長先生をはじめ、多くの方が応援して下さり、本当にありがとうございました。本当に大きな力となりました。また、運営にも多くの方が協力して下さったことを感謝します。そして、試合直後にもかかわらず、椙山女学園のスタッフからも東海総体で頑張ってと温かいエールを頂いた。
ここはあくまでも通過点。今日試合に出たメンバーも安閑とはしていられない。まだまだ緊張感を持って練習できることに感謝し、レギュラーを奪い取れ。もう次の戦いは始まっている。