「2014年11月」の記事
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録画放送
昨日(11/23) BS-TBSで東海予選が録画放送された。決勝戦はダイジェスト版が放送されていたのに対し、第3代表決定戦はかなりの枠を取っての放送であった。見る度に悪夢がよみがえるが、現実を素直に受け入れ、次に向かっている。3年生はこの試合でもって引退が決まった。わかっていたこととは言え、1,2年生の動揺は隠しきれない。新チームとしてまだ何も決まっていない状況ではあるが、例年よりも2ヶ月程早く、新チームはスタートした。予想通り、散々ではあるが…。引退した3年生も最初は同様、もしくはそれ以下だったように思う。それでも目標を高く掲げ、キャプテンともなを中心にそれぞれが成長した姿を選手権では見せてくれた。初心者でありながら、進化を続けたなぎさの活躍は記憶に新しい。キーパーのみやこは1年生の冬からキーパーにコンバート。積極的な前への飛び出しにチームは何度も助けられた。トップにコンバートしたまゆも今年の夏から一念発起してストライカーらしく成長した。新天地での活躍が楽しみである。サイドバックのあさなは2年生の後半からレギュラーに定着。右サイドを持ち場に上下動を繰り返した。ボランチなつのも苦労の連続。小さい身体ながらも豊富な運動量と堅実な守備はまさにいぶし銀。毎年、絶対的エース不在のチームにあって、ともなは別格であった。左右から繰り出されるキックの精度、シュート力、視野の広さ、体幹の強さなど天性の素質が見事に開花した。精神的支柱でもあり、全国の舞台での活躍を見届けたかったものだ。マネージャーのはなえ、のぞみも欠かせない存在。どんなに選手も我々も助けられたものか。本校サッカー部の理念である “サッカーを通じての人間的成長” をマネージャーの立場からも立派に成し遂げた。本当にみんなお疲れ様。こころざし半ばでの引退であったが、うまくいかないのが人生。苦しいことも楽しいこともまだまだこれから、これから。
11月25日から2学期期末試験。予定では高校選手権の抽選会で東京出張。そして、修徳高校との対戦が決定。のはずが、試験監督。学校にいますので、捜さないでください。
第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 東海予選
11月15,16日伊勢フットボールヴィレッジで最終予選が行われた。1回戦の富田戦では前半6点、後半7点の13対0で準決勝進出を決めた。続く、常葉学園橘戦では、全国出場切符を手に入れるべく、勝利にこだわった。ただ、あまり情報がなく、戦術を立てにくい状況であったのは確かである。立ち上がりから慎重にゲームに入り、絶える時間帯が続いたが、全くチャンスがない訳ではない。しかし、前半32分についに均衡が破れ、失点。そこまでは想定内であったが、アディショナルタイムに失点したのが、正直痛かった。後半に入り、ビックチャンスを何度も迎えるが、相手GKのファインセーブに遭い、ゴールを決め切れない。結局このままタイムアップとなり、0対2で敗れた。
16日の東海地区の第3代表を決める試合は、インターハイ東海予選と同様、三重高校との対戦となった。本校にとってはリベンジのチャンスで、この上ない相手である。開始4分、高校からサッカーを始め、まだ進化を続けるなぎさの飛び出しから待望の先制点を奪う。その後、小康状態が続くが、前半20分に中央からシュートを決められ、1対1。前半終了間際にビックチャンスを迎えると、またもや決め切れず、1対1でハーフタイム。受け身になり過ぎてた両サイドバックを高くし、コンパクトにして次の1点が大事と指示し、後半突入。後半の立ち上がりから本校ペースで進み、ゴール前まで迫るが、シュートが決まらない。すると、相手得意のカウンターから失点。その後もカウンターからピンチを迎え、ゴール前の絶好な位置で相手にFKを与える。それをきっちり決められ、1対3。当然諦める訳にはいかない本校イレブンは果敢にゴールを狙う。すると、前日の橘戦で腰を打撲し、首は鞭うち状態で満身創痍のまゆが、意地の一発を決め、2対3。まだ時間は10分ほどあり、勢いも間違いなく本校にある。しかし、三重高校男子サッカー部の応援団の前に疲労困憊はずの三重の選手たちが耐える。そして、またカウンターから決定的なゴールを決められ、2対4。奇しくもインターハイの東海予選と同じスコアで返り討ちにあい、三重高校に高校選手権初出場の切符を与えた。言わずもがな、本校の部員たち、保護者、学校関係者、サポーターの人たちの落ち込みは激しい。いわんや、私をや。
書きたいことはまだまだあるが、時間がなく、今回は試合経過の報告でご容赦を!!
閑話休題
昨日、CBCから連絡が入った。念のため、書いておくが、CCBではない。“ ? 誰か Romantic 止めて?… ” 実はCBCのスタッフが本校の全国大会までの道のりを追いかけ取材してくれていた。それが、東海予選で敗退が決まり、企画が途中で終了する形となってしまった。実力が及ばず、申し訳なく思うが、これがサッカーなのである。先日も取り上げてくれた『イッポウ』の番組の中で、11月18日(火)の17時30分ごろに映像が流れるらしい。臨場感が伝わるプロの編集をぜひご覧あれ。ただ、本日の夕方ころに、政治に動きがあると、本日のオンエアはないかも……。
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イッポウ
月日の流れが早く感じられる今日この頃だが、先週の高校女子サッカー選手権の激闘は遠い昔のように感じられる。今度は全国を賭けた戦いが三重県伊勢市で行われる。1回戦の相手は岐阜県代表の富田高校。まだ高体連の加盟校が少ない岐阜県にあって、加藤先生が長年チームを引っ張ってきた。インターハイの東海予選でも対戦しているが、決して楽して勝てる相手ではない。そこで勝つと、準決勝の相手は同期?の半田悦子監督率いる常葉学園橘高校。静岡県予選では藤枝順心高校に0対1で敗れているが、全国レベルのチームであることに違いない。とにかく全国への切符は3枚。しびれない訳はない。
2年生が今日(11月9日)、修学旅行で沖縄に旅立った。沖縄の文化、自然、歴史、現況に直接触れて、豊かな心や感性を磨いて帰ってきてほしい。くれぐれも赤サンゴなどのサンゴ礁を傷つけることのないように。
もう1つ、昨日電話でCBCから一報が入った。もう1度念のために書いておくが、メンズエステTBCではない。放送日が11月10日(月)で、16:50分からの “イッポウ” という報道・情報番組の中で本校サッカー部が取り上げられる。特別な事件、事故がない限り、放送予定とのこと。ぜひご覧ください。急なことで見逃す人が多いかも…。
最新情報 ? 17:30?から5分程度の放送だそうです。
高校女子サッカー選手権大会 決勝
11月3日(月)に名古屋学院大学瀬戸キャンパスで、予定通り決勝戦が行われた。天候にも恵まれ、好ゲームが予想されたが、まさか、こんな展開になろうとは誰が予想しただろうか。ゲームが始まり、立ち上がりからお互いキーパーとの1対1のビックチャンスを逃す。まるでゲームの流れを暗示するかのように…。先制点は前半16分、セットプレー(コーナー)から生まれた。ゴール前での混戦がオウンゴールとなり、ラッキーな先制点。前半は優勢にゲームを進めるも追加点は奪えず、前半終了。後半7分、コーナーキックが相手のハンドを誘い、PKを得る。これをともながきっちりと決めて2対0。これでゲームが落ち着くかと思いきや、ディフェンス陣のドタバタは続く。すると、後半13分、今度はペナルティエリア内で反則し、PKを与える。これで2対1。次の1点が重要になるが、追加点は後半15分、ともなが振り向きざまのシュートを右隅に決める。椙山も決して諦めることなく、後半28分にキーパーが前に飛び出してきた所を流し込み、3対2。そして、アディショナルタイム。右からのクロスを11番が押し込み、劇的な同点ゴールを決められる。ここで、後半終了のホィッスル。さすがに選手に動揺の色は隠せない。しかし、ここからが本当の勝負。“ここで負けているようでは次はない” と檄を飛ばし、選手たちはしびれるピッチに立ち向かった。延長前半2分、なぎさが縦に仕掛けシュート、そのこぼれた所をまゆが丁寧に決めて、4対3。何度突き放しても追いつく椙山イレブン?リードしている気には全くなれない。それでも今度は耐え続け、優勝を決めるとともに、13年連続16回目の東海大会出場を1位通過で決めた。準決勝、決勝と本当に苦しめられての優勝であった。試合前には安城学園から心と思いの詰まった千羽鶴を頂いた。大袈裟に書くが、これも勝利の要因の1つに挙げられる。応援してくれる人たちの力は本当に選手たちの力になる。椙山の頑張りもチアを含めた人たちの応援があってのことだろう。本校と椙山女学園は11月15,16日に伊勢フットボールヴィレッジで行われる第23回全日本高等学校女子サッカー選手権大会東海予選に出場する。昨年同様、愛知県代表2チームが全国に出場できるよう、愛知県の代表として全力で戦う。
本日は早朝より、審判も含め、高校の先生方、大学関係者の方々、応援してくださったシスターを初め、教員、生徒、保護者、OGの方々、本当にありがとうございました。
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