「2016年08月」の記事
夏の終わり
まもなく夏休みを終えようとしている。夏休み前に予定表を作成している時には選手はもつのだろうかと考えていたが、杞憂に終わった。どの選手もやり切り、成長の跡がはっきりと見られる。近くで見ていると気がつかないことも一歩引いた所で見た時にそれを強く感じた。やはりこの年代は “伸びしろですねぇ~”。
いよいよ、各都道府県で高校選手権の予選がスタートし始めている。東京都においては決勝リーグ出場の4チーム(修徳・十文字・飛鳥・晴海総合)が先日決まった。激戦区は誰もが認めるところであるが、強豪村田女子が決勝リーグに出場できないニュースには、サッカーの怖さを感じずにはいられない。愛知県の予選は9月2日(金)の顧問会議で決定する。
第40回愛知県女子サッカー選手権大会(皇后杯県予選)では、ベスト12までが決まった。本校はベスト8からの出場となり、9月4日(日)中京大学Gで、豊川高校と至学館大学の勝者と15時30分キックオフでベスト4をかけて戦う。また、今大会での高校勢の活躍も目につく。本校を含め、南山・安城学園・豊川・椙山女学園がベスト12に名を連ねる。数年前にはあまり考えられないことであったが、各チームの努力が結果に表れ始めているように思う。
話は変わるが、知る人ぞ知る[Standard愛知] (アマチュアアスリートを応援する、愛知のスポーツ専門誌) 9・10月号に本校の記事が掲載されている。(HP;standard愛知[検索])幅広いスポーツ分野に対しての取材で、地元で頑張る選手やチームを紹介する専門誌。取材する記者の苦労と思いが伝わるものとなっている。ぜひ年間購読をお薦めします。
毎年行われる24時間テレビ。今年も数々の感動をいただいた。今年のチャリティーマラソンランナーは51歳のたい平。私と同い年はさておき、たい平と聞くと女子サッカーの方々は桐陽高校の吉岡太平(たいへい)を思い浮かべるに違いない。年齢も51歳。長年、(一財)静岡県サッカー協会女子委員会委員長に君臨している男である。先程、本人から高校選手権東海予選の件で電話が入った。お疲れ様と声をかけると、ありがとうと答える。やはり本人も意識していたようだ。再会する時に痩せていればいいのだが…。
いよいよ最終コーナーに突入する。サッカーに絶対はない。3年生とサッカーを長く続けるためにもチームは進化し続けなくてはならない。
オフ
暑中お見舞い申し上げます。
ハードな夏休み前半を終え、オフに突入したサッカー部。それぞれが思い思いの時間を過ごし、本国体出場に向け、オフ返上でチャレンジする部員も。私はと言うと、リオオリンピックでの日本選手の活躍に刺激を受ける毎日。メダルを獲得した選手のインタビューでは、必ず、家族や仲間、コーチ、応援してくれる人への感謝を伝える。そして、ここに至るまでのハードな練習や苦労、色々な感情が思い出され、涙がこみ上げる。メダルに届かなかった選手も然り。出場するだけでも立派なのに申し訳ないと謝罪する。結果は出なくとも、努力してきた事実は人生において生かされるに違いない。
これから3年生は、受験とともに3年間の集大成の時を迎える。まだまだやらないといけないことは多くある。
せっかくのオフなのに練習が待ち遠しいSな監督。でもサイズはO。いつまでも賞味期限も消費期限も切れていない監督でありたい。