2017年1月|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

「2017年01月」の記事

H28 新人戦 準々決勝

 1月29日(日) 新人戦の準々決勝が小坂井高校Gで行われた。対戦相手は予選リーグ3試合を無失点ながら、2つのPK戦が勝ち点に影響し、予選2位通過の南山高校女子部。決勝トーナメント1回戦も2対0の無失点で菊里高校に勝利し、“打倒カピタニオ” の挑戦権を得る。試合開始直後から南山ゴールに迫るものの、選手たちの球際での頑張り、連動した守備、キーパーのファインセーブに阻まれ、得点が奪えない。得点が動いたのは前半26分、左サイドからのクロスのこぼれ球にもねが反応し、1対0。前半はこのまま終了。1対0の折り返しとなったが、このゲーム展開の中では、貴重な1点となった。後半に入り、メンバーを入れ替えるも南山の勢いは止まらない。特に南山のキーパーのパフォーマンスがチームに勢いをもたらす。現代のサッカーにおいてやはりキーパーの果たす役割は大きい。そんな重ぐるしい展開の中、追加点は後半30分、新しい番号(全員新番号)を背に躍動するちいなの個人技から生まれた。そして、このまま2対0で試合終了し、2月5日(日) の準決勝にコマを進めた。“打倒カピタニオ” はまたも持ち越しとなったが、気迫溢れる戦いぶりは後輩たちに引き継がれるであろう。南山は毎年、2年生の部員のほとんどがこの大会で引退する。全国的に見ても早い引退となるが、将来の進路に向けて余念がない。

 このゲームの後、中京大学に移動して中京大学とTRM。翌週に東海リーグ参入戦(VS 岐阜女子フェニックス、勝てば、ルクレMYFC対ヴィアティン三重レディースの勝者)を控えているため、急きょ本校との試合を組んだ。見覚えのある新顔もチームに加わり、こちらも翌週の試合に向けて余念がない。

ページの先頭へ戻る

H28 新人戦 予選リーグ

 1月20日(金) の夕方から東三河・知多地方に暴風警報が発令。延期も視野に入れながら早朝天気予報を確認すると、警報は解除されている。まずは一安心。よって予定通り試合は行われた。三溝先生の協力もあり、愛知学院大学グラウンドで初めて行われる予選リーグ。30年ぶりに訪れたグラウンドは、すっかり人工芝グラウンドに様変わりしていた。1試合目の市邨・春日井商業高校の合同チームとの試合は、前半7点・後半4点を奪い、11対0で勝利。合同チームでも体調不良等で人数が11人に満たず、苦しい試合になった訳だが、残りの選手たちは最後まで走り続け、戦う姿勢を見せた。第2試合の岩倉総合高校戦。岩倉総合高校も体調不良等で人数が11人に満たず、9人でのゲーム。結果は2ケタ得点での勝利となり、予選1位で決勝トーナメントに進んだ。この日、公式戦に初出場した1,2年生も多く、2年のれみは出場時間が限られる中、ハットトリックを達成した。準々決勝は1月29日(日) 小坂井高校で南山高校女子部と菊里高校との勝者と対戦する。

 1月22日(日) は長良川球技場メドウで岐阜ベルタ、名古屋FCルミナスとのTRM。天然芝での試合は収穫と課題が見られるものとなった。もちろん課題がほとんど。やはりこの時期においては、指導者にとっても忍耐力が相当必要なようだ。

 この日の午後はJFA女子委員会の東海地域訪問があり、(公財) 愛知県サッカー協会女子副委員長として会議に出席した。女子サッカー発展のためのマスタープランをJFA女子委員会委員長の今井純子氏がプレゼンした。中学生年代に落ち込む女子選手数が長年の大きな課題であることや、国体で少年女子(U-16) の部の創設を目指していることなど、“ なでしこvision ” を実現するための多くのプランを示した。男子を指導する指導者にも理解を得、日本サッカーに関する全ての人々がヴィジョンを共有し、協力しないと実現は難しいというか、どんどん遅れて行くであろう。とにかく、広い視野でサッカーファミリー拡大のため、尽力している人が多くいることを忘れてはならない。

ページの先頭へ戻る

平成28年度愛知県高等学校新人体育大会 予定変更

 寒波の影響で、予定していた1月14日(土)・15日(日) の予選リーグ12試合が1月21日(土)・22日(日) に順延した。過去の新人戦においても、もちろん雪が降ることはあったが、2日分の試合が順延することは初めてのことである。と言うことで、新チームの公式戦の初戦は1月21日に愛知学院大学で行われる。対戦相手は市邨高校・春日井商業高校の古豪同士の合同チームである。念のために書いておくが、本校を倒すために結託した訳ではない。1つの“新人戦あるある”で、チーム事情で人数が揃わないが、合同チームを組む中でお互いが刺激を受けながら自己研鑽に努め、新入生を迎える準備をしているチーム同士である。また選手同様に両チームの指導者[市邨・林先生(男)と春日井商業・林先生(女)]の熱い思いが愛知県の女子チームを支えているのである。念のために書いておくが、夫婦ではない。もう1試合は愛知県高校女子サッカーのボスこと、佐伯先生率いる岩倉総合高校。ここ2,3年は違うが、新年の最初のTRMは岩倉総合高校で行うのが定例であった。雪がよく降った思い出と雪のグラウンドに車のカギを落とすN山高校のU先生の事件が記憶に新しい。

 さて、異例のダブルヘッダーの結果はいかに。

ページの先頭へ戻る

怒涛の3連休

 1月7日(土) 8日(日) に行われた第4回名古屋経済大学フェスティバル。監督不在の中、梶野・岩崎コンビでトライ&エラーを繰り返す。ポジションもシステムも固定されることなく、テーマを確認して臨んだ試合は、松商学園高校戦が4対2で勝ち、安城学園高校戦が5対3で勝ち、帝京長岡高校戦が0対2で負けとなった。結果はともかく、収穫ももちろんあるが、課題が山積みであることが2人の報告から確認できた。

 JFA公認指導者研修2017 第10回フットボールカンファレンスは、『育成の検証とこれから』をテーマにJFAや各国の取り組み、世界のトレンドを共有できる貴重な場となった。愛知県の男子の指導者(各カテゴリー)、全国の高校女子や大学の指導者など、本当に多くの人と再会できた。また、時間を超過する盛りだくさんのプレゼンやフォーラムで私のお尻は悲鳴を上げた。念のために書いておくが、痔ではない。

 この3日間で世界のトレンド、世界基準のサッカーについて学び、女子のU-17 ,U-20の世界大会のTSG(テクニカル・スタディ・グループ)の報告も大いに参考になった。レベルは全く違うものの、今まで取り組んできたことと大きな差異はない。とにかくこれからの日常の練習が重要なのは間違いない。

 2016インターハイ以来、2回目の広島は、お好み焼きやカキも飽食し、原爆ドーム、広島平和記念資料館を訪問する中で世界平和を祈念し、心身ともに大きく成長することができた1人旅となった。

 ≪学ぶことをやめたら教えることをやめなければならない≫

ロジェ・ルメール(前フランス代表監督)

 念のために書いておくが、JRAの競馬の騎手ではない。

 

 

ページの先頭へ戻る

新チーム始動

 第25回全日本高等学校女子サッカー選手権大会はいづれもPK戦にもつれる大熱戦。それぞれ十文字高校と大商学園高校が1月8日(日)に行われる決勝戦に進んだ。どちらが勝っても初優勝。栄冠はどちらの手に…。また、PK戦で敗れた修徳高校、神村学園高校も悔しい敗戦となったが、堂々の3位であることに違いない。

 本校の新チームは5日から始動。昨年引退した3年生の新チーム始動よりも2ヶ月遅い。新人戦は1週間後に控えているが、苦戦は免れない。1月7日(土)・8日(日) には第4回名古屋経済大学 Ladies Festival に参加する。4回目の開催となるが、チームはフル出場も、私は広島で行われる第10回フットボールカンファレンスに参加するため、不参加となる。捜さないでください。

 では、名古屋経済大学の三壁さん、今年もよろしくお願いします。

ページの先頭へ戻る