「2017年05月」の記事
第71回高校総体 準決勝
5月27日(土) 予定通り、準決勝の豊川高校戦が行われた。豊川高校男子の応援団も大挙押し掛け、雰囲気も気持ちも盛り上がる中、ゲームはスタート。立ち上がりから本校ペースで進み、中盤のつぶしも早く、豊川ゴールに何度も攻め込むもゴールは奪えない。豊川の選手たちは球際で身体をぶつけ、粘り強く耐える。すると、何度かセットプレーから流れを掴む場面も出てくる。結局、前半シュート数では10本と2本と圧倒しても0対0で折り返す。何か予選リーグでもあったような…。サッカーあるあるの状況に慌てることもなく、ハーフタイムではいくつかの確認をして後半のピッチに送り出す。後半に入っても数々のシュートチャンスも枠を捉えきれずに得点が奪えない展開が続く。その均衡を破ったのは後半17分、コーナーキックから。まこの放った高く放物線を描いたボールが、相手のクリアも届かずネットを揺らした。これが貴重な先制点となった。その後、豊川も反撃に転じ、本校ゴールに襲いかかるもGKひろなを含めたDF陣が1点を守り切り、高校サッカーダイジェストの大森記者も見守る中、辛くも1対0で決勝進出を決めた。決勝は6月3日(土) 口論義運動公園サッカー場にて12時キックオフで行われる。対戦相手は、愛知啓成高校を5対1でリベンジを果たした安城学園高校である。お互いの大きな声と大きな身体がテクニカルエリアの中で見られるのは間違いない。
第71回高校総体 準々決勝
5月20日(土) 第71回愛知県高等学校総合体育大会の準々決勝が口論義運動公園サッカー場(人工芝)で行われた。夏を感じさせる気温は選手にとっても審判にとっても、スタッフ・観客にとってもきついコンディションとなった。また、第3試合まで激戦が繰り広げられ、人工芝のチップの多さも手伝い、足のつる選手が続出。結局第4試合のキックオフが15時45分にずれこみ、気温が多少下がり、本校にとっては戦いやすい条件となった。
試合は立ち上がりから菊里高校ゴールを襲うものの、菊里ディフェンス陣の白い壁にゴールを割れない。均衡が破れたのは前半16分、ちいなのボレーシュート。28分にはこはるのクロスをまこが珍しく頭で叩き込む。30分・33分にもちいなが前半にハットトリックを決める活躍で4対0で折り返す。どれも圧巻のゴールと認めざるを得ない。後半に入っても攻撃の手を緩めず、後半4分にはこはるの無回転のミドルシュートが決まり、5点目。こはるにはスーパーゴールではなく、コンスタントなゴールを求む。後半8分にはこの日16歳の誕生日を迎えたなるが、バースディゴールを決めた。何本打った中での1本かはあえて触れないが、とにかくめでたいゴールである。後半30分・33分にもちいなが追加点をあげた。奇しくも前半と同じ時間帯での2得点であった。本校の出来がたまたまよく、8対0で勝利したが、菊里高校イレブンが最後まで走り続け、声をかけ続けた姿を目に焼けつけた。菊里のキャプテンは小学生の時に私が教えた選手。立派に成長している姿に感動を覚えた。毎年、いくつもの高校チームでの再会があるが、毎回これからの活躍を願わずにはいられない。
5月27日(土) の準決勝の相手は新興勢力の豊川高校。同朋高校との延長戦を制して勝ち上がってきたチーム。卓越した個人戦術を武器に挑んでくる。奇しくも新人戦と同じ準決勝のカードとなったが、安城学園高校対愛知啓成高校戦とともに熱い闘いになるであろう。試合会場は奇しくも準々決勝と同じ口論義運動公園サッカー場である。
Liga Student 第2節
各地でインターハイ出場に向けて熱い県予選が行われている中、愛知県予選はというと、先週は小休止。そんな中、5月14日(日) Liga Student 第2節、静岡産業大学戦が静岡産業大学にて行われた。静産大はNGUラブリッジ名古屋と同じチャレンジリーグWESTに所属し、5月15日現在、1勝2敗2分で4位(6チーム中)にいる。ちなみにNGUラブリッジ名古屋は1勝3敗1分で5位である。
試合を振り返る。前半にミスから失点し、0対1で折り返す。後半はこちらのキックオフから始まった。ところが、すぐにボールを奪われ、縦パス1本からキーパーの頭を越すシュートで失点。前半のゲームの入りがよかっただけに、悔やまれる後半の立ち上がりとなった。それでも攻める姿勢は失わず、後半10分過ぎに怪我から復帰のなるがサイドから飛び抜け、冷静にサイドネットを揺らした。嬉しい本校での初得点である。喜びもつかの間、流れが傾きかけた矢先に、また全く同じシチュエーションからシュートを決められ、1対3となる。その後も再三チャンスを迎えるものの、得点は奪えず、そのまま試合終了。静産大は控え中心のメンバーとは言え、球際の強さ、パスの精度、戦術の徹底など、高校生のそれとは明らかに違った。本校も目が覚めたかのようにハードワークを繰り返し、ユニホームは汗でびっしょり。敗れたゲームであるが、課題だけでなく、収穫の多いゲームであった。キーパーひろなは発熱で欠場。そこで抜擢された1年生キーパーここあは初のスタメンでありながらも落ち着いたプレーを魅せた。ポジショニング、DFとの連携等、課題は多いものの、いい経験になったのは間違いない。
いよいよ5月20日(土) に新装した口論義運動公園で準々決勝が行われる。本校の相手は高蔵寺高校を1対0で破った菊里高校。3年生の引退を賭けて臨んでくる相手だけにこちらも全力で挑む。最近、高校男子の試合もよく観戦するが、得点に一喜一憂し、思わぬミスが起こる。PK戦で敗れるチームも多くある。夢敗れて引退する選手がほとんどである。本当に何が起こるかわからないのが高校サッカー。気を抜けない試合がこれから続く。
本校の試合のキックオフは15時15分に変更。ぜひ高校生のひたむきな姿をご覧あれ!!
第71回 高校総体 予選リーグ
5月3日(水) 予選リーグの至学館高校戦が岩倉総合高校で予定通り行われた。結果から書くと、足元をすくわれずに済んだということ。
ゲームを振り返る。立ち上がり1分もしない間にビックチャンスを迎える。これを決め切れない所から歯がゆいゲーム展開に陥る。至学館高校の気持ちの入ったプレーとブロックをひいたディフェンス陣に工夫もなく、空砲を撃ち続ける。“サッカーあるある” というか、結果的に相手の術中にはまった前半は0対0で折り返す。後半に入っても流れは変わらず、ただボールを動かし、シュートを打たされているように映る。至学館も必殺カウンターを武器に時折、攻めいってくる。ゲームが動いたのは後半16分、コーナーキックのこぼれ球をりあるが蹴り込んだ。公式戦初ゴールは貴重な先制点となった。その6分後にもコーナーからちいなが追加点。これで落ち着くはずが、至学館のあきらめない、前へ前への気持ちが本校ディフェンス陣を慌てさせ、ついに失点。この後も多くの観客を喜ばせるゲーム展開が続くも、後半29分、またもやちいなが追加点をあげ、3対1で試合終了。嫌なゲーム展開にも勝利を収めたことが唯一の収穫であろう。相手によっても、コンディションによっても、メンバーによってもゲーム内容は変わってくる。まだまだ暗中模索中であるが、私にはいくつもの光の筋が見えている。それは試合に出れない部員それぞれが、リハビリや朝練、課題克服に努力を重ねている姿があるから…。やはり人生もサッカーもうまくいかないことの方が圧倒的に多い。なので、気持ちの切り替えも大切なこと。
≪明日は明日の風が吹く≫
第71回高校総体スタート
愛知県も漏れなく第71回愛知県高等学校総合体育大会の予選リーグがスタートした。本校の試合は4月29日(土) 春日井商業高校戦が初戦。春日井商業高校の林先生は苦労されながらも伝統校を引き継ぎ、高体連(女子サッカー)の総務としても大会運営等に関わった。その林先生が転勤され、大澤先生が顧問としてチームを指導する。中学生のころには本校のサッカー体験会にも参加したこともあるとのこと。最近増えつつある女性の指導者の仲間に加わった。
試合は、まいか・ちいながハットトリック、まこが2点、はぜ・ほのか・ことのが1点ずつ得点し、11対0で勝利。ことのは、前日負傷した双子の姉うたのの分もと躍動したが、短い出場時間にあと1点は奪えなかった。当然のことながら私からの雷が落ちることはなかったが、昼過ぎから天気が激変し、突風・強雨・雷に見舞われる事態となった。やはり、自然の猛威に我々はなすすべがない。
次の試合は5月3日(水) 至学館高校戦。野球部に続けと勢いに乗るチーム。足元をすくわれないように全力で挑む。