「2017年09月」の記事
第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 愛知県予選
どこのチームもそうであるように、負けたら3年生の引退が決まる高校選手権の予選が続いている。
9月30日(土) ベスト4(決勝リーグ)進出を賭けた戦いが刈谷グリーングラウンドで行われた。立ち上がりから押し込む展開が続くが、5バック気味のDFラインを崩しきれない。数多くのCKも得点には結び付かない。至学館ディフェンスの頑張りとGKのファインセーブがゲームを引き締める。均衡が破れたのは前半17分、FKから。キーパーが弾いたボールをキャプテンさりーが押し込み先制。追加点はPKから。ペナルティエリア内でファウルを受けたちいながきっちりと決めた。前半はこのまま2対0で終了。後半に入り、次の1点を奪いに行く。後半8分になるが決め3対0。後半24分から立て続けに、えみり、なあ(初得点)、ちいな、はぜが得点し、7対0で快勝した。守備陣もミスはあるものの、きっちり無失点で終えた。前日の体育祭も含め、疲れの残る1週間であったが、この勝利で少し溜飲を下げた。大学サッカー時代の同期も応援に駆け付け、8歳になる娘とともに熱戦を観戦した。でもさすがにあと8年はきついなぁ。
準々決勝残り3試合も同会場で行われ、安城学園高校・同朋高校・豊川高校がベスト4に名乗りを上げた。その決勝リーグは10月14・15・21日に行われる。上位2チームは愛知県で行われる東海予選(11月4・11・18日)に出場し、第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会出場を賭けて戦う。愛知県予選もレベルがあがり、簡単には東海予選出場も叶わない。まさしく真価が問われる時代になってきた。
高校リーグ・Liga Student 最終節
9月23日(土) は、けんぽスポーツの森で高校1部リーグ最終節愛知啓成高校戦が行われた。前半はなる・ちいなの得点で2対0で折り返す。後半は3年生全員(あっすー・れみ・ほのか・ひかる・もね・うたの・ことの・はぜ・さりー)にまいか・あゆを含めた3年生主体のメンバー。この日は3年生が躍動し、最後まで足を止めることなく、全身を使って後輩たちにメッセージを送る。後半はまいか・うたの・ひかるが得点し、5対0で勝利した。結果、4年連続5回目の高校1部リーグ優勝を飾った。
9月24日(日) は、時之栖グラウンドで東海Liga Student 2017 Aブロック最終節桐陽高校戦が行われた。立ち上がりからテンポも連携もよく、多彩な攻撃を繰り返す。前半はまこ・なる・ちいなが得点し、5対0で折り返す。吉岡先生の檄が入った後半は立ち上がりから押し込まれる展開に。そして、左CKからマークが甘く失点し、5対1となる。そこから選手たちのスイッチが入り、あかりがミスを挽回する久々のゴールを奪う。その後も幅を使った攻撃、中央からの崩し、ミドルシュートからちいな・はぜ・まこが追加点を上げ、10対1で最終節を勝利で飾った。はぜの2得点はあまり記憶にない。また応援のはぜコールも慣れていないのか、あまり揃ってはいなかった…。2年目のLigaは5勝1敗の2位で終え、Bブロックとの順位決定戦を残すのみとなった。
9月30日(土) は刈谷グリーングラウンドで第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会愛知県大会の準々決勝(VS至学館高校)が行われる。当然相手も全力で立ち向かってくる。インターハイ予選では苦しめられた相手だけに予断は許さない。とにかく勝負にこだわる。スイッチが完全に入った。
第41回愛知県女子サッカー選手権大会決勝
前日、激しい雨の中、決勝当日を想定して外での練習。その後も台風情報、警報・注意報を確認しながら、決勝戦当日を迎える。決勝戦前に行われるチャレンジリーグ順位決定戦のNGUラブリッジ名古屋対常盤木学園高校との試合も予定通り実施された。(2対1ラブリッジ勝利)あの阿部先生ともインターハイ以来の再会。
13時15分キックオフで、3年連続となる同一の決勝カード聖カピタニオ女子高校対愛知東邦大学の試合は行われた。念のために書いておくが、試合前にはマッチコミッサリーミーティングで警報発令に関する確認が行われている。
試合はまずまずの入りであったが、徐々に愛知東邦がペースを掴み始める。ゴール前であわや失点かというシーンを作られるが、何とか耐える。本校のチャンスは10分過ぎ、左サイドからえみり、サリー、まこが絡み、えみりがシュート。惜しくもシュートは枠を捉えきれない。すると、前半19分過ぎに本部から名古屋市に暴風警報発令のため、前半終了で試合終了とする旨が伝えられた。色々と思うことはあったが、今は試合中で両チームの選手も何も知らずに戦っている。試合を見届けなくてはならない。前半30分過ぎに、何度もバーやポストに助けられていたボールがついに本校ゴールラインを割った。0対1でリードを許す展開。ここで選手には前半で試合終了することも伝える。交代カードも切り、勝負に賭けるが、愛知東邦も簡単には攻めさせてはくれない。時間も刻々と過ぎる。ラストチャンスであったであろう。右サイドからなるが抜け出し、センタリング。その決して簡単ではないボールをコンディション不良から立ち直りつつあるちいながヘッドでゴールネットを揺らす。起死回生の同点ゴールにベンチもスタンドも大いに沸いた。自分の時計は40分をすでに過ぎていた。程なく、前半終了のホィッスル。すなわち試合終了となり、2年連続のPK決着。先攻の愛知東邦が4人全員決めたのに対して、本校は2人がキーパーにセーブされ、2-4で敗れ、準優勝。昨年のリベンジをされた形となったが、愛知県の代表として愛知東邦大学には東海予選(10月7日~9日岐阜県)を突破し、皇后杯に出場していただきたい。
同日、第26回全日本高等学校女子サッカー大会愛知県予選も行われた。第3試合が警報発令のため、前半8分30秒で中断。翌日に残りの時間の試合を行う。事前に確認していたこととは言え、選手、スタッフ、審判、会場の方、よろしくお願いします。
いよいよ3年生にとっての最後の闘いが始まる。覚悟せよ!
第41回愛知県女子サッカー選手権大会 決勝戦について
明日(17日)、15:15から、愛知東邦大学と決勝戦を行う予定でしたが、台風18号の影響で試合時間が 13:15 からに変更されました。試合会場は変わらず名古屋市港サッカー場になります。
今後の台風の動きによっては、さらに変更になる可能性があります。応援に来てくださる方にはご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
2学期スタート
2学期が始まり10日余りですが、ここまでとても長く感じています。行事や受験、大会など目白押しの2学期。獅子奮迅の勢いで頑張ります!
9月3日(日) は高校リーグの第5戦で、至学館高校と対戦。監督不在の中、ゲームは3対0で勝利。梶野監督代行からは、いつも以上に至学館の頑張りが強く感じられたとの報告。果たして、9月30日(日) に第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会愛知県予選での戦いはあるのか。永井先生の熱いオーラが感じられる。
9月9日(土) は第41回愛知県女子サッカー選手権大会(皇后杯予選)の準々決勝が口論義運動公園で行われた。対戦相手はNGUラブリッジユースをPK戦で破った安城学園高校。ここ最近の安城学園の躍進に実力を疑うものはいない。予想通りの白熱したゲームは、後半20分にまこがミドルシュートを叩き込み、1対0で勝利した。本当にいつも安城学園には苦しめられる。
続く9月10日(日) の準決勝は中京大学との対戦。けが人続出の中京大学は10人での戦いを余儀なくされる。それでも立ち上がりから押し込まれ、あわやというシーンを何度か作られる。それを耐えた所から反撃が始まり、前半にえみりとこはるが得点し、後半になるとまこが得点し、4対0で勝利した。これで3年連続の決勝進出を果たした。決勝の相手は6対0で名古屋経済大学を破った愛知東邦大学。当然昨年のリベンジに燃えている。愛知県の女子サッカーNO.1を決める戦いは9月17日(日) 名古屋市港サッカー場で、15時15分キックオフで行われる。昨年度のチャンピオンであるが、挑戦者のつもりで大学生の胸を借りる。
勝ったチームが愛知県の代表として、10月7~9日に岐阜県で行われる東海予選に出場し、JFAアカデミー福島と対戦する。
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