「2018年08月」の記事
炎の4連戦
先ほど、炎の4連戦を大きなけが、熱中症もなく無事に終えた。
8月26日(日) はLiga Student2018として、豊川高校と対戦した。夏の大会の決勝以来、約1ヶ月ぶりの対戦。夏の大会のリベンジに燃える豊川は、この夏各地に遠征し、技術とともに精神力を鍛え上げた。立ち上がりから強い推進力で立ち向かってくる。本校もこの夏が勝負と言い続け、簡単には主導権は渡さない。チャンスを決め切れず、0対0で前半を終える。後半に入っても本校の攻撃に耐え、気持ちを切らさない豊川イレブン。ただ、時間の経過とともに足が止まり始める。後半19分ついにちいなが均衡が破ると、27分にもちいなが追加点。豊川も38分に得点を奪う。少し息を吹き返したものの、アディショナルタイムにちいながハットトリックとなるダメ押し点で、3対1で勝利した。通算成績2勝2敗。(Liga Student)
8月27日(月) は高校1部リーグ第4節の同朋高校戦。監督はC級ライセンス取得を目指し、指導にも力が入る本田先生。試合は前半にちいな・なる・まいかが得点し、後半にちいなが得点し、4対0で勝利した。通算成績3勝1敗。(高校リーグ)
8月28日(火) は東海プリンセスリーグの第2節で、対戦相手は常葉大学橘高校。ここ最近の試合は乱打戦が多い。しかも敗戦続きで勝利したことはないチーム。ゲームは攻守を繰り返し、シュートシーンがなかなか生まれない。均衡を破ったのは好調を持続するちいな。ワントラップからのボレーでネットを揺らし、5分後にもスルーパスに反応し、2対0。前半32分には相手CKからのカウンターでえみりが追加点をあげ、3対0で折り返す。予想外の出来だが、無失点で終えたい。橘も後半からギアを上げ、本校ゴールに迫る。ひろなのビッグセーブもあり、得点を許さない。すると、後半8分にまこが得点し、最終的に4対0で勝利した。通算成績2勝0敗。(プリンセスリーグ)
8月29日(水) は高校1部リーグ第5節の南山高校女子部戦。監督は本校との対戦に意義を見い出す梅垣先生。勝負に賭ける執念は相変わらずである。前半8分、ちいなのファーストシュートがネットを揺らす。これで4試合連続で先制点を上げる活躍。15分にもちいながゴールし、2対0。後半はこはるが2得点、まちる、まこ、りんかが得点し、7対0で勝利。通算成績4勝1敗。(高校リーグ) りんかのバースディゴールはアディショナルタイムに決めたものである。
今年の異常な暑さの夏休みを終えようとしている。いよいよ3年生にとってのカウントダウンが始まる。どんな結末になるのか最後まで見届けたい。
2018夏休み後半
盆休みが終わり、夏休み後半がスタート。体験の中学生もいいパフォーマンスを見せる。19日(日) のミニ国体(岐阜県開催)では、過去最強?の静岡県国体選抜と対戦し、前半に1点を先制するも後半に2失点し、本国体(福井県開催)出場を逃した。21日(土) はアルビレックス新潟U-15 とのTRM。長旅の疲れと愛知の暑さの中であっても、高校生相手に最後まで戦い続けた。24日(金) は安城学園高校との高校リーグが口論義運動公園サッカー場で行われた。夏の大会での対戦がなく、約3ヶ月ぶりの対戦となった。突然の雨や遠征の疲れ、試合直前のメンバー交代もあってか安城学園イレブンの足が重い。そんな中、先制点はウルグアイ遠征を終え、逞しさを増したちいなのゴール。2点目はえみりが中央から叩き込んで、前半を2対0で折り返す。後半の立ち上がりに安城学園の圧力を受け、耐える時間帯が続く。そんな中、かなえの狙いすました?ロングシュートがゴールに吸い込まれる。公式戦の初ゴール?4点目はコーナーキックからなるが頭できれいに合わせ、5点目もなるが最後まで諦めない姿勢からゴールを奪い、5対0で勝利した。出場した選手がそれぞれ持ち味を出し、いいパフォーマンスを見せた。TRMにおいても全力プレーを繰り返し、そんな中、それぞれの課題が浮き彫りとなった。
明日(26日)からの4連戦で夏休みを締めくくる。しかし、この暑さは当分やわらぎそうもない。
第8回エスパルスカップ
8月6日から第8回エスパルスカップに参加。前身のワイズメンズカップを含めると、15年?ほど前から連続出場となる。毎年違うチームも参加しており、交流の輪は広まる。ただ、言えることは昔からの仲間はみんな年老いているという現実。年に一度の再会の人も多い。今年は8月5日まで藤枝でインターハイ女子サッカー競技が開催され、静岡県の関係者はその疲れが取れないまま、エスパルスカップに突入。初日から疲労感がありあり。台風の影響を考慮し、日程を前倒しして3日間で行われた。
1日目(予選リーグ)VS清水国際(6-0)、VS八幡商業(4-0)、VS山村学園(1-0)、湘南学院(1-1)で終え、得失点差で2位トーナメントへ。TRMはVS追手門(0-0)、VS伊勢崎清明(3-0)、VS帝京可児(1-1)
2日目(2位トーナメント)VS星翔(2-0)、VS帝京大可児(4-1)で勝利し、決勝進出。TRMはVS翔洋(0-0)、VS藤沢清流(2-0)、VS追手門(0-0)、福井(1-0)VS千葉明徳(1-1)、VS帝京大可児(0-0)
3日目VS十文字(1-3)で敗れ、総合順位10位(40チーム)。ゲーム内容も可能性を感じるものであり、チャンスも数多い。やはり決定力は永遠のテーマとなる。TRMはVS大阪桐蔭(0-1)、VS南陵(0-0)(2-0)で終えた。唯一の敗戦は集中力の欠如。声かけ、コミニュケーションに問題あり。
1日短縮は不本意だったが、この暑さや疲労感がある中、選手たちは新たな気持ちで戦いに挑み、必死にボールを追った。一歩引いた位置で見ていたつもりだが、それぞれが置かれた場所で咲いていたのも事実。また、3年生のプレーや行動を見ていると、ここまで成長したのかと感じる瞬間がある。やはり無駄に時間を過ごしていない。高校サッカーの大きな特徴は3年間と時間が限られていることである。
明日からはお盆休み。自分の好きな時間を過ごし、英気を養え!!
平成30年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技女子
藤枝から先ほど帰ってきました。
7月31日(火) の開会式に参加して改めてインターハイに出場出来たことの喜びを噛みしめる。関係者の方々の準備と温かいおもてなしには頭が下がる。この暑さ対策の1つとして、テントを100張り準備したと聞く。これだけでも苦労が伝わる。静岡県高体連女子サッカーの先生方、部員の人たち、ありがとうございました。
8月1日(水) インターハイ1回戦。対戦相手は関東地区第1代表の前橋育英高校(群馬)。前半から大きいボールの応酬。これはある程度織り込み済み。ただ、セカンドボールへの反応が早く、中盤でつぶされる。そこからダイレクトプレーで本校ゴールに向かう。シンプルだが、効果的な攻撃。これは山田耕介監督(校長・高校選手権優勝監督)イズムなのだろうか?それでも本校の選手たちはそれぞれ(えり・りある・まいか)が懸命にボールに喰らいつき、キーパー(ひろな)を中心としたディフェンス陣(こはる、ひかり、あかり、かなえ)は得点を許さない。キャプテンあかりに於いては練習でも見たことのないオーバーヘッドクリア。ここまでの展開はプラン通りだが、前半残り10分辺りから寄せが遅れ始め、流れが悪くなる。ここで、選手交代(まこ)。すると、流れも変わり、チャンスが増え始め、両サイドハーフ(なる・えみり)も積極的に仕掛ける。それでも得点は奪えず、前半終了(0-0)。上出来の前半も選手にはこの暑さがかなり堪えている様子。後半の立ち上がりから一気に攻勢に出る。前半、なりを潜めていたちいなが中盤でボールを奪い、キーパーの上を狙いすましたシュートは完全に枠を捉えていたが、キーパーのビッグセーブで得点を奪えず。コーナーキックからのまいかのヘッドもゴール内のDFに跳ね返される。あとわずかの所で得点が奪えない。すると、後半6分カウンターから失点。攻め続けているからこそ、裏のスペースが空き、カウンターの餌食となった。前橋育英の得意の形である。その後もファイトし続けるも無情にも試合終了のホィッスル。平成最後、また3年生にとって最後のインターハイのチャレンジは終わった。
保護者、教員、シスター、愛知県サッカー関係者、選手たちも多く応援に駆けつけてくれた。本校のベンチ外の選手も声の続く限りの応援をピッチに届けた。その思いもあって選手たちも全力を出し切った。悔しくない訳はない。でも負けは負け。インターハイに出場していないチーム同様、次に向けて明日から練習はスタートする。
最後に色々な所で、色々な形で応援・サポートしていただき、本当にありがとうございました。