2019年4月|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

「2019年04月」の記事

平成大みそか

 平成最後のブログ更新。2002年に今は亡き本多先生とともに始めたHP(ブログ)も17年目に突入しており、月日の流れがよく身にしみる。

 4月の試合は、東海Liga Student 2019 が4試合(VS名古屋経済大学0-2、VS愛知東邦大学Boarsort1-1、VS同朋高校9-0、VS豊川高校4-2)、東海プリンセスリーグ1部(VS東海大翔洋高校2-5)、高校リーグ1部(VS安城学園高校3-0)、TRM(VSフェルボール、VSヴィアティン三重、VS名古屋学院大学 …etc)と多くの試合を行った。試合ごとに良かったり、悪かったりとこの時期ならではのチーム状況。中には急成長を見せる選手も出現…。やはりすべてが順調な訳もなく、選手たちも模索しながら過ごす毎日。目指すものはみんな同じ。全国高校選手権大会同様の、またそれ以上の結束力が生み出せるかが今のチームの最重要課題。インターハイを賭けた闘いはすでに各地で行われている。いわんや愛知をや。

 まもなく、平成が終わる。平成元年に本校に赴任したため、数え易かった経験年数もこれからは足し算が必要になる。また、高体連女子サッカー委員長も20年以上務め、長年女子サッカーの普及に尽力してきた。創部当時の女子サッカーは高体連にも加盟して(認可されて)おらず、チーム数も3校のみ。それが愛知県の諸先輩方の努力や思い、Jリーグ発足によるサッカーブーム、各校の指導者の熱意などにより、チーム数も23チームまで増えた。それに伴い、若い指導者・女性の指導者も増え、安心してバトンを渡す人材、環境が整った。そこで、至学館高校の永井先生が高体連女子委員長を引き受けてくれることとなった。いいものは引き継ぎ、変革が必要なことには若さを発揮し、愛知県の女子サッカーの発展に力を貸していただきたい。他の先生方も永井先生を支え、これまで以上の協力をお願いしたい。当の私は隠居する訳でもなく、桐陽高校吉岡先生に代わり、全国9地域の東海地区の高校代表者として、代表者会議に出席する大役を仰せつかった。吉岡先生も長年お疲れ様でした。少しの間、代表務めます。

 念のため最後に書いておくが、令和元年も聖カピタニオ女子高校サッカー部監督である。

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2019年度のスタート

 新元号が『令和』に決まり、新年度もスタート。サッカー部も30年目を迎える節目の年。スタッフとして中村陽(みなみ)先生、大城穂香(ほのか)先生が新たに加わり、激戦区となった東海地区での戦いに挑む。今年度もよろしくお願いします。

 約1ヶ月ぶりの更新。少し振り返る。

 3月11日(月) にはJENESYS2018日ASEAN U-19女子サッカー大会への参加で、卒業式に参加できなかったちいなだけの卒業式を行った。3月2日卒業した3年生全員が参加し、ちいなの門出に花を添えた。よく涙した3年間であったが、この日は終始笑顔でしっかりと前を見据えていた。もう私の手を離れたが、自分の夢を実現するよう努力を続けてほしい。“信は力なり”  その後に行われた教員チーム、3年生チーム、OGチームとの交流戦は白熱したゲーム展開にも笑いが絶えず、怪我なく終えた。本当に卒業生がサッカーをしている姿はいつ見ても微笑ましい。

 3月25日(月) ~29日(金) までは第25回高校選抜女子サッカー大会「めぬまカップ」in熊谷に18年連続で参加。チームも指導者の顔ぶれもかわり、やはり時の流れを感じずにはいられない。予選リーグは関東学園(9-0)、南陵(3-1)、常磐大高(4-0)、飛鳥(0-0)、大阪桐蔭(2-1)の4勝1分けで、3年ぶりの1位トーナメント進出。1位トーナメントでは常葉大橘(0-3)、広島文教(2-0)、磐田東(0-2)で48チーム中6位で大会を終えた。課題が多く出る中でもミーティングを繰り返し、改善できる所を修正し、次のゲームに生かせた場面が多く見られたのが大きな収穫である。ただ技術的な面は練習あるのみ。出来ていないのだからやるしかない。

 3月30日(土) は東北生活文化大学高校、愛知東邦大学、中京大学とのTRM。2年間本校の教員とサッカー部の指導を務めた水野花奈美先生が中京大学との試合を最後に退職した。本校の卒業生でもあるかなみ先生には感謝しかない。卒業アルバムに書いた「戻っておいで」の言葉が本当に実現するとは夢にも思わなかった。本当にお疲れ様でした。今日(4/1)からはもう新しい職場で奮闘していることでしょう。寂しくなったら会いに来てもいいですよ。

 4月1・2日は蒲郡市海陽多目的広場で行われる東三河フェスティバルに参加。容赦ないスケジュールでありながら部員たちは戦い続ける。同様に40歳になった梶野先生奮闘ぶりも特筆に値する。絶対に感謝を忘れるな!そして会った時にはお礼とともに “ 見~つけた ” との一声を…。

 

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