2022年5月|聖カピタニオ女子高等学校|多田の高校女子サッカー奮闘記ブログ

「2022年05月」の記事

第76回愛知県高等学校総合体育大会 準決勝

 5月28日(土) に第76回愛知県高等学校総合体育大会女子サッカー競技の準決勝が松屋地所フレッチフィールドで行われた。対戦相手はシード校の同朋高校。監督は愛知県高体連の女子委員長に今年度任命された本田先生である。またチームは年々力をつけてきており、実力の差はないことは言うまでもない。言っちゃったけど…。

 試合開始から風上ということもあり、本校ペースで進む。ただパスの質が悪く、リズムがつかめない。シュートも相手GKのファインセーブに阻まれ、球際の厳しさもあり、ゴールを割れない。コーナーキックのチャンスも同様である。飲水タイム後の前半21分、コーナーキックからあやかがミドルシュートを決め、待望の先制ゴールが生まれる。前日の球技大会バスケットボール決勝の憂さを晴らすかのような見事なゴールである。比較対象レベルではないが…。守備面でもセンターバックを中心に決定機を迎えることなく、シャットアウトし、前半を1対0で折り返す。後半に入っても集中力は切れず、また鼻骨骨折から復帰を果たしたみゆうの落ち着いたプレーも光り、相手に得点を許さない。すると、後半26分、ボックス内でパスをつなぎ、最後はあやねが得点を奪い、2対0とリードを広げた。結局そのまま2対0で勝利し、決勝に駒を進めた。もう一方の準決勝は至学館高校が3対0で豊川高校に勝利した。来週の決勝(6月4日テラスポ鶴舞WEST)は、昨年の愛知県高等学校女子サッカー選手権大会決勝と同一カードに決定した。まだまだ気の抜けない日々が続く。ありがたやありがたや(^-^)

ページの先頭へ戻る

第76回愛知県高等学校総合体育大会 準々決勝

 5月21日(土) に第76回愛知県高等学校総合体育大会女子サッカー競技準々決勝が春日井商業高校で行われた。伝統校の春日井商業高校サッカー部は創部以来最少の5名での活動でありながら、グラウンドを提供してくださった。感謝とともに、春商サッカー部の存続および発展を強く願う。本校が創部した1990年には愛知県の高校には3チームしか登録がなく、その当時のオリジナル3(オリジナルスリー)は、春日井商業高校、愛知女子高校(現啓明学館)と本校である。

 対戦相手は安城学園高校。3年前のインターハイ予選では同じ準々決勝の舞台で対戦し、敗れた苦い思い出がある。チームカラーと本田圭佑や香川真司の活躍もあり、ACミラン対ドルトムントと監督同士で勝手に盛り上がって、はや10年近くが立つ。過去の対戦成績は本校に分があるが、毎年メンバーが入れ替わる高校サッカーにおいては全くあてにならない事は言うまでもない。言っちゃったけど…。。

 開始早々に安城学園が決定的な場面を迎える。そこははるかが身体を張ってしのいだが、安城学園のこの一戦に賭ける気概を強く感じるシーンの1つであった。独特の緊張感、戦術的なこともあり、思い通りの展開にならない。相手GKのファインセーブだけでなく、選手一人ひとりの反応もよく、前半は0対0での折り返しが濃厚と思われた前半32分、コーナーキックかられながヘッドで決めた。攻める時間は長くとも得点を奪えないチームを救う一発となった。そのまま前半を1対0で折り返す。後半に入ると、自分たちのリズム、落ち着きを取り戻し、前半の課題が修正できた。とは言え、得点は1点差で、相手もミスを誘うべく、ギアを上げ、プレスをかけてくる。But 後半23分、せりののパスに反応したしいなが豪快に決めて、2対0とリードを広げる。その後も集中力は途切れず、無失点で試合を終えた。予想通り、苦しい試合展開となったが、不満を言い出したらキリがなくなる。選手たちはこの試合での目標は達成したのである。さあ、みんなで次のゲームに向けて準備を進めるだけである。

ページの先頭へ戻る

U18女子サッカーリーグ2022東海 第5節

 5月14日(土) はU18女子サッカーリーグ2022東海第5節(VS藤枝順心高校戦)が順心グラウンドで行なわれた。強雨が予報されていたが、順心Gに到着する頃には雨が上がっており、試合には何の影響もなかった。対戦相手の藤枝順心高校は言わずと知れた、高校女子サッカー界最強グループの一角。そこと対戦出来るだけでもU18リーグに参加している価値はある。気になるスターティングメンバーだが、U17日本女子代表候補(久保田、高岡)も名を連ねている。

 試合開始から順心がボールを握る展開。もちろん想定内。個の技術も高く、グループ戦術もさすがトップクラス。前半36分、不運な形で失点を許し、このまま0対1で折り返す。ゲーム展開を考えると、上出来な前半であった。後半に入ると、順心ベンチはもう1人の代表候補(辻澤)も投入してくる。すると、後半7分、その辻澤が中央できっちりと決め、0対2。完全に崩された形での失点である。後半27分、しいなのクロスをれながヘッドで決め、1対2。橘戦同様にワンチャンスをよく決めたナイスゴールである。ここからと思った矢先の後半28分、コーナーキックから見事に決められ、1対3。この失点が実に痛かったのは言うまでもない。言っちゃったけど…。終了間際にも代表候補(久保田)に決められ、1対4でタイムアップ。ここぞの場面でのチャンスを確実にものにする決定力はさすがである。ただ銀河系軍団に対して収穫があったのも確かである。

 今日の試合で本校のU18リーグの試合(第5節終了時点4勝1敗)は1か月ほど中断。5月21日(土) は第76回愛知県高等学校総合体育大会女子サッカー競技の準々決勝が行われる。今日安城学園高校との対戦が決定。昨年は準々決勝の豊川高校戦で涙を飲んだ。同じ轍は踏まない。

ページの先頭へ戻る

U18女子サッカーリーグ2022東海第4節

 5月8日(日) はU18女子サッカーリーグ2022東海第4節(VS帝京大可児高校戦)が岐阜県フットボールセンターで行われた。4年ほど前に1回使用させて頂いて以来となる。帝京大可児の監督は2年前から監督を務める横幕さん。女性指導者として全国最年少でA級ライセンスを取得し、岐阜県の各新聞社が取り上げるなど話題に。ちなみに年齢は…。何かで調べるか、本人に聞いてください!本校はアウェイでの対戦となるため、久々に副のユニホーム(白青白)で試合に臨んだ。

 強い風が吹く中、前半は風上から攻める。帝京大可児のプレッシャーもあり、ボールが収まらず、後手後手にまわる。ほとんど見せ場なしで前半終了。後半に入り、ボールを握っている時間が多くなったものの、ゴールは奪えない。逆に帝京大可児が決定的な場面を迎えるも、今日のゲームが初先発のGKこはるがファインセーブ。このまま試合終了を覚悟したその刹那、不調のしいなが前線でボールを奪い、決勝ゴールを叩き込む。このままタイムアップとなり、1対0で勝利した。あまり書くことがないゲーム内容であったが、こはるのWOM(Woman of the match)と及第点はめいぐらいである。ただ、日程的な問題(9日間で公式戦4試合)もあり、疲労はピークを迎え、コンディションは不良。部員たちは口には出さないが、それは火を見るよりも明らか。そんな状況下でこの結果(開幕4連勝)には正直恐れ入る。

 行動制限のなかったゴールデンウイークに於いても部員たちは連日サッカーと向き合い、厳しい試合を戦い抜いた。本当に焼肉食べ放題をご馳走したい気分である。ただ、今日は母の日。母親に日頃の感謝を言葉で伝えて、家族で過ごしてください。では、また明日( ´艸`)

ページの先頭へ戻る

U18女子サッカーリーグ2022東海 第3節

 5月5日(木) はU18女子サッカーリーグ2022東海第3節(VS至学館高校戦)がCSアセット港サッカー場で行われた。新人戦の決勝が毎年このピッチで行われていたが、2年続けて新人戦が中止となり、3年ぶりの港サッカー場での試合となる。冬と違い、天気もピッチも最高の状態で愛知県ダービーを迎えた。

 試合開始から大味な展開が続き、相手の速いプレッシャーにパスが繋がらない。守備陣も相手のダイレクトプレーにもたつく場面も多く見られた。そんな中、前半24分、コーナーキックからりりが押し込み先制点を奪う。その後も攻め続けるも追加点が奪えないまま前半終了。サッカーに於いては、こんなゲーム展開は得てして追いつかれることが多々ある。後半7分、至学館のコーナーキックからヘッドでドンピシャに決められ、1対1の振り出しに…(´・ω・`)  観戦する側には盛り上がる展開になる。後半18分、本校のフリーキックからの連続攻撃で、はるかの放ったシュートがポストに当たり、それをあやかが身体ごと押し込み、2対1。姉妹のコンビ奪った初のゴールは貴重な勝ち越しゴールとなった。まさしく一宮フェスティバル?!後半26分には、ここまでなりを潜めていたふうかからのクロスをあやねがヘッドでドンピシャに決めて、3対1。あやねのヘディングシュートもあまり記憶にないが、あやね自身の運動量が増えたことで生まれたゴールであると評価したい。結局このままタイムアップとなり、U18リーグ開幕3連勝を飾った。まさしく想定外である。次節は5月8日(日) に帝京大可児高校と対戦。勝手に期待しないでください!!

ページの先頭へ戻る