「2023年02月」の記事
令和4年度愛知県高等学校新人体育大会 決勝
2月11日(土) 令和4年度愛知県高等学校新人体育大会決勝がCSアセット港サッカー場(名古屋市港サッカー場)で行われた。対戦相手は豊川高校。監督の牛田さんは策士で当日にならないと何をしてくるかわからない。また前日の雨とは打って変わって暖かさを感じるほどの陽気に、ピッチコンディションも最高。南山高校・清林館高校のスタッフ・部員の協力もあり、3年ぶりの決勝にふさわしい舞台となった。
ゲームは立ち上がりから動く。動きの堅い豊川に対して、せりのの思い切りの良さからチャンスが生まれ、明日オーストラリア短期留学に旅立つまつが先制のゴール。続く前半5分にはあやは、11分にはこんが確実に決め、3対0とリード。クロスボールに対しては、これまたオーストラリア短期留学に旅立つこはるがナイスセーブで失点を防ぐ。豊川も3枚替えで打開を図るが、そのまま前半終了。後半に入ると、豊川が動きを思い出したかのように躍動する。中盤でボールを拾えず、1対1の場面でもアタフタの繰り返し。すると、後半9分、13分に失点し、3対2。勢いは完全に豊川ペース。多くの観客も同点・逆転もあると予想したのでは…。ただ次の得点は本校のコーナーキックから。後半22分、ここなから放たれたボールをはるかが完璧にヘッドで合わせ、ゴールネットを揺らす。チームを救うゴールとなった。それでも豊川は諦めず、本校ゴールに迫る。すると、後半34分、混戦から執念のゴールで4対3。アディショナルタイムの3分を何とかしのぎ、4年ぶり17回目の優勝を飾った。全日本高校選手権を終え、メンバーも大きく変わり、時間がない中で新チーム初のタイトル奪取。選手も私も満足していないが、引退した3年生、保護者、サッカー関係者の後押しも心強く、この結果に結びついたと言える。
3年ぶりの新人戦は最後まで終えることができた。各チームの努力、高体連の先生方・サッカー協会の協力があってのことと感謝している。これからはサッカーの試合はもちろんのこと、学校生活、イベント、会合等、多くの人が気兼ねなく集まれる日が来ることを切に願っている。令和4年度の公式戦はこれですべて終えた。コロナとの戦い・結果も含めて、思い出に残る一年であった。とにかくサッカーの試合・遠征等、全国津々浦々でお世話になり、本当にありがとうございました_(._.)_神に感謝!
東尾張少女サッカークリニック
更新が早く、『どうしたんだ多田』と驚きの方も多いかと思います。
今回のブログは告知です。2月25日(土) の13時~15時(受付12時30分~)まで、瀬戸市民公園陸上競技場で東尾張少女サッカークリニックを開催します。対象は瀬戸市または近隣の女子小学生、また遠くからでも参加を強く希望する女子小学生です。経験者・未経験者はまったく問いません。実施内容は、カテゴリーを3つに分けて、本校サッカー部員が企画・運営していきます。乞うご期待!ちなみに先月クラブアトレチコ愛知の小学生と交流した時の評判は大好評でした…?! とにかく3年ぶりの開催となりますが、多くの方の参加お待ちしています。
申し込み方法は下記のとおりです。ご不明な場合は、聖カピタニオ女子高校の多田利浩(0561-82-7711)までご連絡ください。
令和4年度愛知県高等学校新人体育大会 準決勝
2月4日(土) 令和4年度愛知県高等学校新人体育大会の準決勝が豊川高校で行われた。対戦相手は中野監督率いる安城学園高校。選手の個性を見極め、バランスよく選手を配置し、交代枠を目一杯使っての準決勝進出。もう完全にベテラン監督の域に達している。本校はと言うと、前日の練習でも精彩を欠き、得点できる雰囲気が見られない。ただ守備に関しては及第点。さてゲームはいかに…。
安城学園のキックオフ。立ち上がりから大きなボールの応酬で、なかなか落ち着かない。それでもボールを握っているのは本校という展開。前半16分、ひなこが中盤から自分で仕掛け、ミドルシュート。芯でとらえたボールはぶれながらネットに突き刺さった。前半を1対0で折り返すと思いきや、35分大会初スタメンのこんが相手のクリアミスを逃さず押し込み、2対0で折り返す。後半に入ると、安城学園は選手交代から徹底したロングボールで怒涛の攻めに転じる。DFラインもバタついたが、りりを中心に得点は許さない。すると、後半25分、これまた大会初出場のなのはがヘッドで追加点を奪い、3対0。残り10分を切ったところで、故障上がり?のしいなを投入。すると、後半34分、豪快にシュートを決め、4対0。限られた時間で仕事をするあたりは、さすがと言う他ない。結局4対0で勝利し、決勝進出。対戦相手は同朋高校を1対0で破った豊川高校。今年の裏選手権で優勝を飾り、今一番愛知県で勢いのあるチームである。