「全日本高等学校女子サッカー選手権大会」 タグの記事
- 次のページ »
- [ 1 / 3 ]
- « 前のページ
高校選手権大会 決勝
11月3日(日)名古屋学院大学にて椙山女学園高校との決勝戦が行われた。以前は旭丘高校と大会ごとに顔を合わせていたが、最近はよく顔を合わせるカードである。試合は開始早々に動いた。前半6分、椙山女学園の直接フリーキックのチャンス。ケアしていたはずであったが、10番の正確なキックがサイドネットを揺らした。インターハイ予選の時には開始早々のコーナーキックで先制し、落ち着いた精神状態で戦えたが、今回は逆の展開。時間がたっぷりあるはずなのに、大きいボールに頼り、縦に急ぐ攻撃を繰り返した。そして、前半終了。後半に入り、中盤の人数を増やし、ショートパスからの崩しを意識させたが、安定した椙山の守備網を破れない。また、球際の激しいチャージにもリズムを狂わされ、パスがつながらない。そんな中、後半15分、ともながミドルシュートを叩き込み、同点。試合は振り出しに戻り、次の1点が勝敗を分ける。誰しもがそう考えていたであろう。後半25分、その1点が椙山女学園に入る。GK,DFの判断ミス?連係ミス?を14番が執念で押し込んだ。その後、チャンスは訪れるものの、ゴールまでには至らず、タイムアップの笛を聞いた。打倒カピタニオに執念を燃やし、その思いを胸に日々練習に取り組む椙山に神様はほほ笑んだ。敗因はもちろんいくつかあるが、責任はすべて監督である私にある。選手たちはお互いに全力を尽くし、最後まで闘った。サッカーは勝ち負けのあるスポーツ。一方が勝てば一方は負ける。負けて学ぶことの方が断然多いと言えるのは、今まで勝つことが多かったから言えることかもしれない。ただ、今のチームの成長には酷な言い方かもしれないが必要なことである。
11月3日(日)に東海大会出場の8チームがすべて出揃った。(別掲) 11月16日(土)豊田市陸上競技場で行われる藤枝順心(静岡第1代表)対時習館(愛知第3代表)と、椙山女学園(愛知第1代表)対富田(岐阜第1代表)との試合がBS-TBS(18:00?18:54)で放映される。ぜひとも多くの関係者が観戦し、盛り上がっている様子が画面を通して伝わればと思う。応援・観戦の際はスタンド側ではなく、正面の芝生席の方でお願いします。テレビカメラが待機しているので…。雨の場合はもちろんスタンド側で結構です。隣の球技場では、三重(三重第1代表)対常葉橘(静岡第3代表)、聖カピタニオ女子(愛知第2代表)対桐陽(静岡第2代表)の熱い戦いが行われる。本校の対戦相手の桐陽の吉岡先生とは旧知の仲で、年齢も近く、年に5,6回は顔を合わせ、色々な話題で盛り上がる。私自身対戦するとは夢にも思わず、まさしく神のいたずらとしか言いようがない。10数年ぶりの東海大会での対戦となり、過去の大会では惨敗を繰り返したが、今度の対戦にはどんなドラマが待ち受けているのだろうか。高校女子サッカーにやらせは存在しない。
高校選手権 準決勝
すっかり秋めいた名古屋学院大学で準決勝の時習館戦が行われた。今年のインターハイ県予選では準々決勝で対戦し、4対0で勝利している相手ではあるが、中盤には切れ味鋭い武器を持った選手がいる。試合は立ち上がりから攻め込むもパスの精度が悪く、得点できない。先週とは全く違うピッチ状態でミスを繰り返すようでは・・・と考えながら、ゲームの流れを静かに?見守った。均衡が破れたのは13分、みのりのミドルシュートだった。その後、17分、29分にみさきが、アディショナルタイムにはももかが決めて4対0で折り返す。もしかしてももかってアディショナルタイムの女?! 後半に入ると、ともなが3得点、みさきとみのりが1得点し、9対0で決勝進出を決めた。時習館は1,2年生だけのメンバーであるが、最後まで諦めない姿勢でボールを追い続けた。実際、残り20分の時間帯は得点が奪えていない。新人戦ではもっと力をつけて上位進出を果たすに違いない。本校に敗れたとは言え、まだ東海大会出場のチャンスは残されている。もう1つの準決勝、椙山女学園高校対同朋高校は5対0で、前評判通りの強さで椙山女学園が勝ち上がった。決勝は11月3日(日)の14時から名古屋学院大学で行われる。
決勝進出を果たしたことで、12年連続15回目の全日本高等学校女子サッカー選手権大会東海予選の出場を決めた。今年の東海大会は11月16,17日に豊田市陸上競技場、球技場で行われ、本大会のテレビパートナーであるTBSテレビ(CBC)の協力のもとテレビ中継が実施されることとなった。今回、地域予選が放送されるのは、関東大会、関西大会、東海大会の3地域で、大会の盛り上げ、発展にJFAが協力してくれる形となった。当然、入念な準備・打ち合わせが必要となり、運営面での負担が増えるが、高体連女子委員会の結束の固さが大会を成功に導いてくれるに違いない。運営協力する中でどのチームの選手もこの舞台に立って戦いたいという欲求が高まり、それがモチベーションとなり、そしてチームのレベルが向上すれば、ますます愛知県の女子サッカーが発展すると確信する。
もう1つ、静岡の県予選で桐陽高校が常葉橘高校にPK戦で勝利し、決勝進出を決めた。東海大会の日程を尋ねる電話の声からも吉岡先生の興奮ぶりがうかがえた。逆に言うと東海大会のもう1つの枠は、常葉橘と磐田東で争われる。すなわち、昨年度の全国大会出場チームのどちらか一方が県予選で消える訳である。じぇ・じぇ・じぇ
高校選手権 準々決勝
10月20日(日)に愛知県高等学校女子サッカー選手権大会の準々決勝、金城学院高校戦が、最悪のコンディションの中行われた。金城学院の部員も3年生の引退がかかっているとあって、闘志あふれるプレーで対抗してきた。ゲームは前半11分、ももかが混戦から決めて1点先制。その後はフィニッシュが甘く、追加点が奪えない。それでも35分ハーフが幸いし、35分にみさきが、アディショナルタイムにももかが得点し、3対0で折り返す。後半に入り、、みさき、まきえ、ともな、まゆ、さきが得点をあげ、8対0で勝利し、10月27日(日)の準決勝進出を果たした。
台風の進路、速度を気にかけながら忙しい日々を過ごす。対戦相手の時習館高校をイメージしながら・・・。今回はこの辺で失礼<(_ _)>
まもなく決勝トーナメント
明日(10月19日)から決勝トーナメント1回戦が春日井商業高校で始まる。試合時間は70分で、同点の場合は10分ハーフの延長戦。それでも勝負が決しない場合にはPK戦。本校の試合は10月20日(日) 13:00 kick off。口論義運動公園にて菊里高校と金城学院高校の勝者とベスト4をかけて戦う。すなわち週末にはベスト4が出揃う訳である。負けたら3年生は引退。悔いの残らぬよう闘うのみ。
“こんなところで終わっていいのかよ!” by? KAZU??????パソコンの壁紙がやけに目に映る。
- 次のページ »
- [ 1 / 3 ]
- « 前のページ