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ワールドカップから卒業式まで、慌ただしい1週間でした
ご無沙汰です。
まずは2月29日(水)。この日はワールドカップ3次予選が豊田スタジアムで行われ、本校サッカー部員24名がスタッフの一員として、陰で運営を支えた。主な仕事はコンコース内(2か所)でサポーターの人にフェイスペイントをするという単純なもの。ところがこれが結構きつい。背の高い人、年配の人、脂ギッシュな人、化粧の濃い人がいたりで、うまく顔に付かない。当然、苦情も…。それでも部員たちは文句も言わず、ミッションコンプリート。任務を終え一言、『子どもの肌は弾力が違う』(ToT)/~~~
後半からは試合観戦。1点を先制される展開に期待の宮市も出場せず、挙句にはホームでの信じられない敗戦。本当にサッカーはわからない。
3月1日(木)は卒業式前日。午後から3年生とのお別れ会。笑い声、ヤジなど色々な声が教室内に響く。懐かしい顔と声、動きがこれまでの記憶を蘇らせる。3年前に入部した10人はサッカー部員として全員この日を迎えた。進路がまだ未定の者もいるが、文武両道でここまでよく頑張ったと褒めてあげたい。いつまでも最後のお別れ会は激しく続いた。教室の下の職員室に大きく響いている事も知らずに…。
ついに3月2日(金)卒業式当日。本校は独特の卒業式。詳細はカピタニオのホームページから最新情報をご覧下さい。答辞はゆう子。膝の靭帯断裂でリハビリに1年間費やした生徒である。人間的に大きく成長した姿や考え方。苦しみ抜いたリハビリ生活。周りの仲間の様々なサポート。サッカーに対する事ばかりの答辞ではもちろんないが、強く心に残るものがあった。入学式の新入生誓いの言葉はなみだった事を少し思い出した。サッカー部員の中では皆勤賞として、ふく、なつみ、ちひろ、りな、あやかの5人が表彰を受けた。土・日がほとんどないサッカー部において皆勤は特筆に値する。
午後からはサッカー部員が集まり、最後のミーティング。プレゼント交換があった後、3年生から一言ずつ。ここまでの苦しみがこみ上げ、なかなか言葉にならない。余計に一言一言が重く感じられる。まとまらない話や涙でも十分に後輩や3年生の仲間に思いは伝わった。私や梶野にも当時の気持ちを語ってくれた。簡単にまとめると私は悪魔で、梶野は天使といった所かな。
なみ、なつみ、ゆゆう、さえ、ゆう子、りな、ちひろ、ふく、あやか、かなの10名。卒業おめでとう!!初心者の方が多く、技術的な面で苦しんだが、それぞれ立派に役割を果たし、最後まで努力を続けた。苦しみの方が多い3年間であったと思うが、サッカー部でないと体験できなかった喜びもある。バラエティーの富んだ進路先でも苦しみの方が多かろう。困難の先には必ず喜びがあると信じ、前に進んでほしい。
?“カピタの誇りを胸に抱いて十字架軍団さあ行こう!!!”?